時代～変化

　ＪＫＪＯ全日本ジュニア空手道選手権大会が今年も11月末に国立代々木第二体育館で開催されるため、いつもお世話になっているＨトラベルさんと行程の打ち合わせをした。例年保護者・引率スタッフを含め80名を超える大遠征のため、飛行機はもとより貸切バスや宿舎の手配など段取りは大仕事だ。だめかと思っていたオリンピック青少年センターの宿泊が確保できたのでひと安心。
　旅行代理店と言えばひところはＪＴＢをはじめ花がた職種だった。それが現在はＪＡＬの破たん、インターネットでの予約などで収益が低下。航空券にいたっては手数料がゼロとのこと。また、ご存じのように宿泊もインターネット予約のほうが格段に安い。団体旅行の手数料も激減したとのことで、それでなくても社員旅行などが少なくなり個人顧客主体の中で青色吐息とのこと。
　時代の変化とは言え、変化に気づき対応せねばステージから退場となってしまう今日だ。これは空手の世界にも言えよう。柔道・剣道のように競技連盟がある伝統空手でさえジュニアと高体連・学連が中心で一般は多いとはいえない。ましてフルコンは莫大な競技人口があるのに競技連盟すら一本化できない現状は一般社会からみると理解されにくい。競技だけが空手ではないが主義・主張をちょっと我慢して協力しあうことでいくらでも展開は前進していくと思う。
　流儀・組織は大切なものではあるけれど大きな流れがもっと必要な時代だとつくづく感じる。