新丈夫塾塾長飲兵衛日記

晩酌を欠かさない空手塾塾長のつぶやき日記

思うこと

2010年08月11日 17時36分15秒 | 日記
 最近の話題で100歳以上の高齢者の所在不明がすごい数になっている。90歳以上いいや80歳以上などに年齢を下げるとどんなことになるのか。年金問題も呆れたが、こんなことが無責任にもまかり通るのはどうしてなのか?また、家族もその事実をしりながら年金などの不正受給をしていることに人間の心の嫌らしさを感じる。
 バブル崩壊から20年。この間に世界基準という名のもとに冨の一極集中が始まり、勝ち組負け組など機会の平等も失われ、安全で総中流という安定感のあった国は凄まじい額の国の借金を背負い、残酷で悲惨な部差別殺人事件が頻繁に起こる鬱的な自殺大国となってしまった。
 確かにあらゆるものが安くはなかった価格が、競争という名のもとに安価で手に入るようにはなったが、そのほとんどが安い労働力で生産される海外製品でそれがまた拍車をかけ、国内での労働機会を奪う結果となってしまっている。資源のない日本は分け合うことでバランスを保ってきたのに、もうそこにはもどれない。
 自分が育った昭和の時代。誰もが豊かではなかったが、頑張れば豊かになれるそんな夢もあった時代だったように思う。今の子供たちに将来の夢を抱かせれることができるよう、自分たちは何ができるのだろうか。「強い心」「折れない心」生きていくことが本当に大変な時代になってきた。
コメント (3)
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