群飲佚遊ヲ制スベキ事

飲んで遊んで放蕩を尽くせば末は長者か無頼の徒か・・!

春節前の上海

2011-01-12 13:13:14 | 海外
春節前の上海

町は毎日変化します。見えないところで古くなって、新しいものに換えられていくのです。徐家匯はその典型でしょう。地下街は見えないところで延伸しています。恐らく通りや地下鉄の入り口は、みんな地下街でくっつき、多角的な活動が予想されます。

遊びと商業の中心地点となるのではないでしょうか。上海のそのほかの場所に、五角場が有ります。駅近くには大学があり、住宅地で文教地区でもあります。町並みは新しく開発され、駅ビルが地下街を作って、繋がっています。残念ながら地下鉄の駅の中までは、ここは結ばれていません。

しかし、駅前広場から繋がる一連のビル内は、ユニクロ有り、ケンタッキー有りと種々に分かれて、あらゆるものが揃えられている気がします。そのためか、夜遅くまで大勢の人でにぎわい、夜通し遊ぶ、かつての上海を健全な別の姿として見られます。

徐家匯の様子

2011-01-12 02:26:21 | 海外
上海の繁華街にもいくつかの場所があることがわかってきた。外滩のある南京東路から人民広場辺り、最近は新天地が、外人も増えて人の数も多い。
徐家匯は、日本で言えば、秋葉原と日本橋をくっつけたような町である。古い百貨店や新しいブランドもののデパートもある。

しかも電気店が、さらに固まってひしめく。最近出来た地下街は、地下鉄駅に繋がり、広がりを見せている。経済的な豊かさや活気があって、実に見ていてもわくわくしてくる。元気が出てくるのだ。

最近の日本は、どこに行っても閑散としていたり、人出で賑わっても、老人ばかりで暗いイメージがする。活気や元気とはほど遠い、印象である。
人のにぎわいや動きが、新たな活力となってエネルギーを作り出しているのだろう。上海の町を歩くとそんな気がしてくる。

繁華街でなくとも自宅近くでは、太極拳やダンスをよくやっている。1人もいれば、数十人で踊っていたりする。なんとも意欲的である。閉じこもらず表に出して、溌剌としている。その様子は決して悪い印象は与えない。見ている人を巻き込もうとするのだ。

話しは大きく変わるが、阪神大震災の後の仮設住宅での生活は、不便だったけれど、人のつながり、結びつきがあって良かったという話を聞いたことがある。それと似ている。中国社会では、個人の生き方が尊重されて、意外と希薄な人間関係を普段している。その分をここで取り戻そうとするのかもしれない。

中国のレストランで食事をするなら、3名以上の大勢で食べると、安く、沢山食べられる。メニューも多く、味の変化や嗜好も満足できる。そしてあれこれ話しをして、笑いながら、にぎやかに食べるのだ。
現在の中国の勢いは、ここにあるだろう。恐らくこの様子は、中国社会では当たり前で未来永劫続くだろうが、日本人の食生活も見直して、多人数の宴会を増やしてみてはどうだろうか。