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風呂のリフォーム

2009-09-30 22:16:30 | 日記
家の風呂をリフォームしたくてネットで調べてたら、100万とか400万とか700万とか、がっかりさせる値段ばかり。一体どんな客を当て込んでるんだ?薄利多売でいけよ。40万以下でお願いします。工期は1日か2日で。壁は自分で塗りますから。
家には未だにシャワーがない

秋雨に ピンク色した 雨傘で

2009-09-30 22:05:22 | 日記
婦人用のは柄が細くて軽いし、使いやすい。初めて気づいた。これを持つと、紳士用って何?みたいな。ピンクか赤の無地を探してたんだけど、かわいいピンクのストライプ柄があって、それを購入。雨でもドライバーから見やすいし、雨でも元気になれるよね。本当は盗難防止を何よりも考えてのことなんだけどね。こんな色、盗まれないと思うんだけど

朝犬の鳴声

2009-09-30 21:56:57 | 日記
昼寝してるのを邪魔したら、少し起きるのが遅くなったみたい。それでも今朝は6時ちょっと過ぎには鳴いていた。いい近所迷惑、長年の懸案、うちの老犬。自分が寝る前に必ず犬を起こしておいて、それから自分は寝ることにしよう

<< 人魚姫の夏 >>

2009-09-26 22:15:43 | 日記
その日は台風の接近で、どのサーフポイントもクローズだった。波をあきらめて帰ろうとすると、S見坂の海岸沿いの堤防に一人座って、荒れる海を見ている女を見掛けた。
「となり、空いてますか?」オレは女に声を掛ける。女とオレの目が合うが、すぐに女は海の方へと視線を戻す。
「この近くに住んでいるんですか?」オレは尋ねる。女は少しうなづく。
「この辺の海にある竜宮城から来たのかい?」女は首を振る。
「てっきり君のこと、竜宮城から来た人魚姫さんかと思ったよ!」
女はようやく口許に笑みを見せる。横顔には昔オレがあこがれていた女性の面影があった。
「笑ってくれてありがとう。君の笑顔に一杯おごらせてくれないか?」
「私15だから」
大人びて見えたが、意外に若かった。人魚姫ならそう見えて当然か、ハハハ。
「ジュース持ってくるよ!」
オレは車に小走りで戻り、昨日100円ショップで買った500mlペットボトル入りのインカコーラを、ヘルムートラングのバッグの中から取り出した。全く冷えていなかった。車をロックして海の方を見ると、少女はもういなくなっていた。「本当に人魚姫だったのだな」とオレは思った。手にしたコーラに視線を落とした。

冷めない気持ちを心に残したまま、オレはその日、海を後にした。

<< アリにもキリギリスにも、またいつもの週末が訪れる >>

2009-09-26 22:15:11 | 日記
金曜の午後、仕事帰り、女が一人甘栗を売っている。
「いい天気ですね」オレは声を掛ける。
「そうですね」女はちょっとオレを見る。やっぱり警戒されているのかな?表情が固いような・・・。
「オレの友達が君のこと、栗娘、栗娘、って言うんだけど、本当の名前何て言うの?周りに聞いても誰も知らないんだよね」
「どうせ私はただの栗娘ですよ!」
怒られた。余計に名前を聞き出しにくくしてしまった。でも本当はそんなこと、こっちは最初から期待してはいない。話を切り出すきっかけさえつかめればいいのだから。
「君をネタに短い小説書いてみたんだけど、メールで送るからちょっと読んでみてくれない?」「小説?!」
意外な発言に明らかに困惑の表情。オレは自分のメールアドレスを書いたメモに、こんな言葉を添えて小さく畳んで渡した。


あなたの本当の名前を教えてください。オーロラの話も聞きたいです。
「オーロラより君の方がきれいだ」って、何人くらいに言われた?
                               パラダイス 


「エッチな小説じゃないでしょうね?」
「違う、違う、全然違うよ。結構お洒落だって噂だよ」
「お洒落?それって誰が言ってる噂?」
「オレなりの噂」
「ハハハハ」笑う彼女。今日も彼女の笑顔が見れて気の済んだオレは、甘栗を買ってとっとと退散した。
夜、メールが届いた。
「チャオ!私はオーロラ輝々。小説、あんまり期待しないで待ってます。ではよい週末を。アディオス!」
キキ?テルテル?相手は相当手強い。甘栗、一度に30袋くらい買わないと、このゲーム勝てそうにない。

<< 雨上がりの午後、君の笑顔に >>

2009-09-26 22:12:58 | 日記
3月4日、金曜の夕方、仕事帰り、女が一人甘栗を売っていた。朝方の雨はすっかり上がっていた。
「晴れて良かったね」オレは声を掛けた。
「そうですね。雨が降っていたら仕事も大変だし、ここに来るのも大変であれだし、それに・・・」
しどろもどろで、何が言いたいのかさっぱり分からん。それともオレは警戒されているのだろうか、やっぱり。用意してきたギャグをとっとと言ってから、すぐに退散したくなった。
「甘栗をクリ、って今日誰かに言われた?」オレは聞いた。
「誰も言いませんよ」と言って、彼女は笑った。
「笑ってくれてありがとう。今度君の笑顔に一杯おごらせてくれないかな?」
「ええー!!!!」
笑っていたが、目はこっちが本気で言っているのかどうかを探っていた。(オレの気のせいか?)思わず会話が途切れてしまう。後で考えてみると、その時が一番重要なタイミングだった。名前を聞いたり、自分のメールアドレスを教えたりするならその時だった。でもやっぱりオレは、いつものように何もできない。
「もう冬も終わりだね。いつくらいまでやるの?」
「5月くらいまでです」
彼女は少し話し足りなさそうな(これもオレの気のせいか?)様子だったが、オレは1000円を渡してお釣りの500円と甘栗を受け取り、「ありがとう」と言って帰った。
いつものように一人、部屋で甘栗を食べた。

<<天国のトイレ>>     6

2009-09-26 22:12:04 | 日記
帰りの車の中、川内は今日出会った女たちがいかに美しかったか、彼女たちがクールでセクシーで自分がいかに癒されたかについて、のべつ幕なしにしゃべり続けた。川内は彼女たちのスピリチャリティの普遍性と不滅性と永遠性と永続性と、それらの形而上学的な結び付きとについて語った。春助と長野が時々適当に突っ込みを入れた。その度に川内は彼の立てるロジックのさらなる強化に挑み続けた。ジンテーゼ、アンチテーゼ、アウフヘーベン。一般の女性に対してのメタフィジカルな言及に話が移っていき、様々なありとあらゆるメタファーやレトリックを駆使しつつ彼は熱く熱く論じ続けて、その帰納法的な証明の帰結までの長い長い道のりは、遥かな宇宙的広がりのその沖合までも、よどみなき永遠性を伴うかの如き軌道線を描きつつ、土星の輪を巡る白きマッコウクジラの巨背に乗る、アウストラロピテクスたちの眼窩がベルヌーイの法則とポアンカレ予想とで・・・。
彼の弁が熱を帯びれば帯びるほど、オレは自分の酔いが急速に醒めていくのが分かった。

一人きりの部屋に帰りついてすぐに布団を被って横になった。が、頭がずきずきしてなかなか寝付けない。水を一杯飲んだ。TV雑誌を見たが、見たい番組はなかった。頭痛がひどく、TVを見たりCDを聴いたり本を読みたいという気分では全くなかった。水をさらに何杯か飲んで再び床に就く。眠りを迎えるのに今度はあまり時間はかからなかった。

日曜の朝は8時半くらいに目が覚めた。TVをつけて政治討論番組や経済情報番組を見る。そう言えば昨日の女たちはみんな、医療関係の仕事をしていると言っていたな。女性に人気の水虫薬はどのメーカーのものかを聞いておけばよかった。最近の女性は足の蒸れやすい靴を履く。女性の間に水虫が流行る。水虫薬が売れる。夏にその製薬会社の株が上がる。
お昼少し前に春助から電話があり、昼飯にM町の777福神で半塩と半醤油を食べた。その後、Mスポーツへサーフボードを見にいくことにした。30回目の誕生日イブに新しい板を買うために。何かの記念日に板を買えば自分の魂を板に注入できる、そんな気がしていた。去年使っていたでは、どうしても波に乗り遅れてしまう。腕が未熟ということもあるが、とにかく新しい板でなければ何も始まらないような気がしていた。
店内にはたくさんの板が置いてある。選択肢は様々で、自分にぴったりの板をその中から1つ選びとるのには相当の覚悟がいる。値段がもちろん一番のネックだが、それ以外にもメーカーはアルメリックかサンタクルーズか、サイズは6”2か6”3か。
「高い買い物なんだから、もう少し考えてからでもいいんじゃないの?」
いつもの春助には珍しく、今日は慎重な意見だ。店員もいい奴だった。そいつが言う。
「待ってますから」
ああ、確かにそうだな。何が待っているかは、言わなくてもオレにも分かるよ。耳の奥の方で波音が段々大きくなっていくような気がしていた。

その日の夜、風呂上りに体重計に乗ると、2日前よりも3キロ体重が増えていた。グレートにヘビーだぜ、全く。こんなんじゃ、波に置いてけ堀を食らっちまう。泣けるぜ。

月曜、30回目の誕生日の朝、いつものように仕事が始まり、いつものように時間は過ぎていく。単調な作業の連続の中、頭の中ではなぜかミーシャの”It's just love”が回っていた。女の裸も女の声も、思い浮かべることはなかった。
仕事が終わって部屋で一人、帰りのコンビニで買ったハーゲンダッツのアップルパイ入りのを食べた。その後コーヒーを淹れ、この前買ったCDを聴いた。ジョン・コルトレーンのテナーサックスが、絶えず自分の殻を打ち破り、目指すべき至上の到達点に向かって高く高く高く高く昇ろうとしているかのようなそんな彼のテナーサックスが、彼の哲学がビビッドに伝わってくるそんな彼のテナーとソプラノサックスが、40年で死んだ。
ふと、遠い国や遠い昔のことを思った。一旦争いに巻き込まれれば、こんな些細な時間の過ごし方が最高のぜいたく品へと変わってしまう。
2杯目のコーヒーを淹れ、チャールズ・ブコウスキーの小説を読みながら音楽に浸り続けた。
明日からは月が替わり3月になる。3月と言えばもう春だ。だがオレには相変わらず、愛すべきものも守るべきものもなかった。誰かに愛されるような要素もなく、誰かに与えられるような何ものかも、持ち合わせてはいなかった。だが、今はまだそれでいい。今はな。

                      <END>

週払いの衆

2009-09-26 21:47:42 | 日記
周りに週払いの人が多い。週払いでしか生きてけない人って何ざんしょ。「ジュース代貸してくれませんか?」と言われて、そいつ朝から何も食べてないとか言ってたから500円出した。そしたら「大きすぎますよ」と言われた。オレ何でこんな人達とここにいるんだろ。
ソ連が崩壊したとき、企業は何カ月も賃金不払いになったり、現物支給になったりしたとか言うけど、それでどうして働き続けられたのか。生きるモチベーションさえ見出せそうにないのに。
もう想像するのはよせ、パラダイス。お前は進化しなくちゃいけない。自分を更新しなくちゃいけない

錫杖岳の迷走と前衛フェース

2009-09-26 21:33:36 | 日記
錫杖岳、調べてみたらやっぱり変わった山だ。ロッククライマーのサイトに多くぶつかってしまい、ほしい情報になかなかたどり着けない。この前登った時は詰める沢を完全に間違ってた。赤いテープを頼りに登ってたら、前衛フェースに着いてしまったと分かった。ロッククライマー用の道だった。何だかな、紛らわしいな。素人でも登りたいのよ。
あの山なら自分を更新できそうな気がしてたけど、どうなのかな。最近は山に登ってても、以前のような喜びが少なくなってる感じだ。ただ淡々と日程をこなしてしまった感じになってて。でも結局いつかは登らないといけない。早い方がいいと思ったけど、休みは明日一日しかない