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期日前 気恥ずかしいな 公明党

2009-08-27 17:34:00 | 日記
生まれて初めて公明党に投票してしまった。遠くの友人に電話で頼まれたのでね。何かどうでもいいんだよね、結局。
大作のカリスマって何だろ?友人に選挙活動させたり、聖教新聞勧誘させたり。全然そんなダルそうなことするタイプに見えないけど。
この国の多額の負債どうなるんかな。この前、鯉を料理する練習しといて良かった。日干しにすると味が鯵っぽくなるし、日持ちもする。いざとなれば鯉は何処にでも。ただ鱗取りは面倒

<<天国のトイレ>> 2

2009-08-24 06:30:24 | 日記
春助はオレより何倍もサーフィンに入れあげている。年中肌が日本人離れの真っ黒で、異様で。最初に交わした会話はこんな感じだった。 
「サーフィンやるんですか?僕も少しやるんですよ」
「本当?じゃあ今度一緒に行こうよ」
「でも最近やってないし、ボードもまだ実家から持ってきてないし」
「早く持ってきて一緒に行こうよ」
「もう少しあったかくなってからやろうと思って。海まだ寒くないですか?」
「大丈夫だよ。一緒に今度行こうよ」
アホ臭出まくりの、あまりにも軽い、あまりにも軽すぎる会話なのであった。「サーファーってみんなコンナ感じなのかしらん?」と、想像したくなくても誰もがそのように想像してしまう、彼はそんな性格。
オレはサーフィンのストイックさとかスピリチュアルな側面に結構憧れていた。ハワイで昔男たちが神に捧げる儀式として始めたとか、そんなとこがクールだなと。春助はそんなことにはまるで興味を持たない。「Don't think! Feel!」が彼の口癖であり、合言葉みたいなものなのだ。
それから程なくして、彼とは毎日のように一緒に波に向かうようになったのだが。
「明日7時、女4人、男4人、ドタキャンはなし。もう予約取ってあるから」
春助が言う。飲み会の誘いにオレの心は大いに迷った。
「はあ?」「えー、本当にやるの?」「それ本当かー?」「そうかー、使用がないなあ」「仕方ねえなあ」「波もよくないしなあ」「まあ、そんなに忙しくはないよ」「じゃあ、行ってやるかー」
そんなふうにしてオレは誘いを承諾した。普段は人の集まる場所にあまり顔を出さない引っ込み思案なオレは、慣れない行動を自分が取ることに対して自分自身に言い訳を用意して置かなくてはならなかった。波がないことがその日の良い言い訳になった。冬の太平洋は風が強過ぎて、いい波がまず立たない。
“いい波に乗れた時、いい人生の波にも乗れる”
それがオレの考えるサーフィン、サーフィンを続けるためのモチベーション。
オレは4年近くサーフィンを続けているが、自分が思い描くようないい波にはまだ一度も乗れていなかった。今シーズンこそはと思っているが、その年はまだ一度も海へ足を運んでいなかった。
明日は土曜、飲み会。そういえば、オレの30回目の誕生日も近付いてきていた。月曜にはその日を迎える。自分へのお祝いに少しくらいお酒を飲んで盛り上がるのも、いいのかもしれない。
春助の話を聞いた後は仕事中ずっと、明日来る女の子たちにどんなギャグをかましてやろうかと、そんなことばかり考えていた。お陰で仕事自体はいつもより捗った。でも帰ってからもそんなことばかり考えていたので、早く寝付くことができなかった。<朝までSテレビ>という下らない政治討論番組を明け方近くまで見る羽目になってしまった。

週末のH市駅近くの繁華街は、この寒さにもかかわらず人通りは多い。だいぶ春めいて来たとはいえこの季節、この地方の特徴としてH市は風が強く外はまだまだ寒い。だが時折冬の風に紛れ込む春の薫りを楽しむためか、人々は街に出ていた。
いつ来てもこの界隈、整然としていて華やかで、美しくてきれい。だが、官僚主義、ヒエラルキー、組合、既得権益、アンシャンレジューム、ポリティカルアパシー、カフカ的……。市は財政危機で大きな負債を抱えている。街を虚が覆っていた。
待ち合わせの7時まではまだ時間がある。オレは市の公共施設にあるパソコンを使って、アフリカのシエラレオネにいる友人にメールを打った。

”流れ星を見かけたら、平和と3回言ってみて。きっと叶うから”

それからオレはこの街の中心に建つドデカい城へと足を運んだ。城の名前はAタワー。5階にあるCDショップを覗いてみる。
店内はいつもより賑わっているように思えた。このIT化の時代にこういったお店にいつまでも足を運ぶ人間がいるかどうかいうことは、かつて議論を賑わせたこともあったか。このようなお店が残ることはオレのような人間にとって大変都合がよい。お金をかけずに時間を埋めることができる場所へと足を運び、そしてアリたちは働き続け、キリギリスたちは歌い続けるのだ。
オレはジャズのコーナーへ向かった。
以前ここでGroove Collectiveというフュージョン系バンドのアルバムを2枚買ったが、今日は1枚も置いてなかった。このまま2度と置かれることはないのだろうか。まあいい、ジョン・コルトレーンのところでも見てみよう。大御所だし、マイ・ベスト・フェイバリットなジャズマンだしな。今まで見逃してたCDが見つかるかも知れない。
コルトレーンの隣にはマイルスが。彼もいいジャズマンだよな。コルトレーンは元々マイルスのバンドで演奏してたんだったな。おっ、マイルスのCDの下の方に <フューチャリン ジョン・コルトレーン> と書いてあるぞ。1960年、オリンピアでのライブレコーディング、『So what』も入っている。2枚組で値段も1470円とお手頃、これはちょっと考えておかねば。
もう1枚、気になるアルバムがあった。『ブルー・トレイン』。
コルトレーンは生涯にただ1度だけ、ジャズの老舗中の老舗である<ブルーノートレーベル>でレコーディングしている。そのときのアルバム『ブルー・トレイン』。オレの手元にもすでにある。だが今ここに目の前にあるアルバム、タイトルこそ『ブルー・トレイン』で同じだが、ジャケ写も入っている曲目も違っている。なぜかナイーマやマイ・フェイバリット・シングスも入っている。どちらもオレの好きな曲だが、しかし何だ、625円というこの罰当たりな値段は?失礼ではないのか、コルトレーンに対して。何々、ヨーロッパライブレコーディング?!オレがスタジオ録音よりライブ録音の方が好きなことを知ってて置いているのか、この店は!Earth,Wind&Fireも『Live in Velfarre』が最高だって、オレは人に勧めているんだぞ!
オレはマイルスのCDとコルトレーンのを両方手にとって見てみる。値段は合わせて2000円とちょっと。値段的にはちょうどいい。
元々2000円以上は買うことに決めていた。2000円以上で200円を割り引いてくれる券を持ってきていたから。有効期限は2月28日まで、偶然にもオレの誕生日と同じだった。有効期限内に使えなければオレの恋も有効期限切れだ。これも何かのお導きだ。ここはおとなしく両方買っておくべきだろう。
オレは城を降りた。買ったCDをバッグに入れ、待ち合わせの場所へと向かう。


                    つづく


スズメバチの目歯

2009-08-23 22:07:06 | 日記
一週間前にスズメバチに背中刺され、未だしこりが。彼女が必要と思ったね。背中やられたら自分で毒を吸い出せない。
夕方近所の友人が来て、彼の家の屋根裏にスズメバチが巣を掛けたと。早速蜂退治、スプレーで追い払っておいてその空きを見て新聞紙で出口を塞ぐ。終了。
友人宅にさんまがあるということで、竹藪の枯れ枝や枯れ草を使ってホイル焼き。ついでにジャガイモも。初めての試みもイマイチ。七厘で焼いた時の方が美味かった。

ジャガイモは生焼けだった夏の暮れ