ダルビッシュ６勝目 シャンパン我慢の甲斐あった

アスレチックス ０－５ レンジャーズ  ◇２４日（日本時間２５日）◇オードットコーコロシアム

レンジャーズ・ダルビッシュ有投手（３０）が６勝目（５敗）を挙げた。

７回、９９球を投げ２安打１四球で無失点。９三振を奪った。１回と５回以外は３人ずつで片付けた。防御率は３・５３。メジャーでの通算奪三振は８００になった。

レンジャーズは昨夜２年連続の地区優勝を決めた。試合後シャンパンファイトが行われたが、ダルビッシュはこの日のデーゲーム先発登板に備え参加せず。ジンジャーエールでの乾杯にとどめていた。 レンジャーズは５－０で勝った。

◎ マリナーズの青木はツインズ戦に「１番・左翼」で出場した。

◎ マーリンズのイチローはブレーブス戦で３試合続けて先発を外れた。

◎ カブスの川崎はカージナルス戦の八回から二塁の守備に就き、打席は空振り三振だった。チームは４―10で敗れた。

 

イチロー9試合20打席ぶり安打！ 8回に左前打で通算3028本目も痛い黒星

マーリンズ 2 - 3 ブレーブス

7回守備から途中出場、8回先頭で貴重な安打も、チームは3連敗

マーリンズのイチロー外野手は23日（日本時間24日）、本拠地でのブレーブス戦に途中出場し、同点で迎えた8回に20打席ぶりの安打を放った。だが、後続が倒れて生還ならず。試合は9回表に1点の勝ち越しを許し、マーリンズが2-3で敗れ、3連敗となった。

● ツインズ 1 － 10 マリナーズ ○ ＜現地時間9月23日　ターゲット・フィールド＞
マリナーズの青木宣親が23日（日本時間24日）、敵地でのツインズ戦に「1番・左翼」で先発出場。先制ホームを踏むなど2度出塁し、リードオフマンとしての役割を果たした。

日本人投手日米通算成績

日本人投手日米通算成績

【ダルビッシュ有】| 【田中将大】| 【上原浩治】| 【田澤純一】| 【前田健太】

岩隈久志・日米通算成績
年	チーム	防御率	試合数	勝数	敗数	ホールド	セーブ	奪三振数	四球
2001	近鉄	4.53	9	4	2	0	0	25	13
2002	近鉄	3.69	23	8	7	0	0	131	42
2003	近鉄	3.45	27	15	10	0	0	149	48
2004	近鉄	3.01	21	15	2	0	0	123	30
2005	楽天	4.99	27	9	15	0	0	124	40
2006	楽天	3.72	6	1	2	0	0	16	12
2007	楽天	3.40	16	5	5	0	0	84	23
2008	楽天	1.87	28	21	4	0	0	159	36
2009	楽天	3.25	24	13	6	0	0	121	43
2010	楽天	2.82	28	10	9	0	0	153	36
2011	楽天	2.42	17	6	7	0	0	652	19
2012	SEA	3.16	30	9	5	0	2	101	43
2013	SEA	2.66	33	14	6	0	0	185	42
2014	SEA	3.52	28	15	9	0	0	154	21
2015	SEA	3.54	20	9	5	0	0	111	21
2016	SEA	3.87	30	16	11	0	0	132	42
NPB通算成績		3.25	226	107	69	0	0	1737	342	MLB通算成績		3.32	141	63	36	0	2	683	169	日米通算成績		3.28	367	170	105	0	2	2420	511

※2016年 9月16日時点

 

◎ 【ボルティモア＝共同】米大リーグは22日、各地で行われ、レッドソックスの上原がボルティモアでのオリオールズ戦で５―３の八回に登板し、１回を無安打無得点に抑えた。チームはそのまま勝ち、８連勝とした。

◎ マーリンズのイチローはブレーブス戦で七回に代打出場して右翼を守り、２打数無安打だった。チームは３―６で敗れた。

◎ 青木の所属するマリナーズ、川崎のカブスは試合がなかった。

田中将大、初の4被弾も自身最長7連勝＆自己最多14勝目！ 防御率1位も死守

レイズ ５－１１ ヤンキース  ◇２１日（日本時間２２日）◇トロピカーナフィールド

ヤンキースの田中将大投手が21日（日本時間22日）の敵地レイズ戦に先発し、自己最多となる14勝目（4敗）をマークした。3回に自己ワーストとなる1イニング4本塁打を被弾したものの、打線の援護もあり、6回4失点で自身7連勝。防御率は2.97から3.07に悪化したが、ライバル投手も打たれてリーグトップの座を守った。11-5で勝利したヤンキースはこれで2連勝。プレーオフ進出に望みをつないだ。

◎ ドジャース 9 － 3 ジャイアンツ ドジャース前田健太投手が１６勝目（９敗）を挙げた。１年目で１６勝は１２年のレンジャーズ・ダルビッシュに並ぶ日本投手最多となった。

◎ マリナーズの青木はブルージェイズ戦に「１番・左翼」で出場し、三回に中前適時打を放ち、４打数１安打１打点だった。チームは延長十二回、２―１でサヨナラ勝ちした。

◎ マーリンズのイチローはナショナルズ戦に「２番・右翼」で出場し４打数無安打だった。チームは３―８で敗れた。

◎ カブスの川崎はレッズ戦で先発を外れた。

イチロー、途中出場も守備のみ 3連勝のマーリンズ、再び貯金「1」

 マーリンズ  1 － 0  ナショナルズ   ＜現地時間9月20日　マーリンズ・パーク＞

マーリンズがエース・フェルナンデスの好投、主砲・スタントンの決勝ソロで完封勝ち。イチローは7回の守備から途中出場したが、打席に立つことはなかった。

マーリンズは0－0の6回、5番スタントンが27号ソロを右翼席へ運び、二死走者なしから先制点を奪った。投げては先発のフェルナンデスが、8回を3安打12奪三振無失点の快投。9回は2番手のフェルプスが締め、フェルナンデスは16勝目（8敗）、フェルプスは4セーブ目（7勝6敗）を手にした。

イチローは先制弾を放ったスタントンに代わり7回表から右翼の守備に就いたが、打席に立つ機会はなく打率は.294のままとなった。

マーリンズは完封勝ちでこのカード2連勝。18日のフィリーズ戦から3連勝とし、貯金を再び「1」とした。

 

マリナーズ ２－１０ ブルージェイズ  ◇２０日（日本時間２１日）◇セーフコフィールド

マリナーズ岩隈久志投手は４回途中でＫＯされて１２敗目を喫し、自己最多の１７勝目はならなかった。１回は３者凡退、２回は併殺で３人で打ち取り、３回も連打されたが連続三振でピンチを切り抜ける快調な立ち上がりだったが、２点をリードした４回１死から悪夢の６連打を浴びた。まずは４番バウティスタに右前打で出塁を許し、続く５番マーティンにほぼ真ん中のスライダーを左翼席へ運ばれる同点２ラン。６番トロウィツキーに左前打された後も、７番ソーンダースに甘いシンカーを右翼への勝ち越し２ランを浴びた。さらに８番ピラー、９番カレラに連打されて５点目を失いマウンドを降りた。