わたなべまさと部屋
"わたなべまさと"は2006年、船出したスーパーアグリと佐藤琢磨に熱いエールを送り続けることをお約束します!
 



ドイツGP、決勝を終えたばかりの琢磨くんと左近くんにインタビューした記事が、auto-webさん(F1キンダーガーテンさん)のサイトに掲載されています。

「もう少しペースが上がると思っていたので残念」ーー琢磨

「これもF1人生のひとつのレースと思います」ーー左近


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




SAF1は2台共リタイヤという結果でした。

左近くんは元々ピットスタートでしたが、グリッドの21台がスタートしてもなお、左近くんのSA06Aはピットから出られず。放送ではエンジンがかからなかったようなこと言ってましたね。しばらくして、ようやくエンジンがかかりピットを後にした左近くんでしたが、1周目のコントロールラインを通過することすらできず、1周目途中からスローダウンして何とかピットへ。ジエンドとなってしまいました。ドライブシャフトが折れたのが原因だからとか。結局、3回目フリー走行でのマシン大破からの復旧が完全ではなかったということでしょうか。

琢磨くんはMF1の2台と競い合う展開でしたが、序盤でアルバースに抜かれ、モンテイロの前をかろうじて抑えながらの走り、というような展開でした。アルバースに追いつくことはなかなかできずといった辺り、まだまだSA06Aの熟成度合いが満点ではないと言わざるを得ませんね。
(琢磨くん自身、公式プレスの中で「今日のレースはもう少しいいペースで走れると思っていたので少し残念だった」と語っているわけで...)

琢磨くんは結局、シェイクダウンの時から悩まされ続けている”オイル漏れ”系のトラブルで、中盤でリタイヤということになってしまいました。

そしてレース終了後、目下のライバルMF1(13位/14位でフィニッシュ)のリザルト剥奪という衝撃のニュースが出ました。
つい先日までトップチームの方で色々話題になったリアのフレキシブルウィングをMF1は装着していたとのことで、これが原因でリザルト剥奪。

MF1も、唯一自らが優位な立場にあったSAF1の新車投入で相当に心中穏やかではないのでしょう。それが、リスクを犯してまでフレキシブルウィングを装着するに至った要因であることは疑いようもありません。

SAF1プレスリリースより:
2006年ドイツGP 日曜日 決勝

佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA06-03)

リタイア 走行周回数:38 最速ラップタイム 1:19.413

山本左近 カーナンバー23 (SA06-04)
リタイア 走行周回数:1 最速ラップタイム 非計測

T-Car SA05-01

天気=晴天 気温=33-35℃ コース路面温度=46-51℃

SUPER AGURI F1 TEAMにとっては残念な結果だったが、SA06のデビュー戦となるドイツGPの週末をこのような形で終えることは全く予測できなかったことではない。このチームでの初レースを迎えた山本左近はピットレーンからのスタートとなったが、電気系トラブルで、ガレージを出ることができないという問題が早々に発生した。その後コースインしたが、ドライブシャフトにトラブルが生じ、1周でリタイアという結果になった。昨日の予選セッションでは期待できる走りを見せた佐藤琢磨だが、彼の週末も同じように残念な結末を迎えることになってしまった。琢磨は素晴らしいスタートで、17位から15位へとすぐにポジションを上げていたが、ギヤボックスのオイル漏れが原因で38周でレースをリタイアすることになった。

佐藤琢磨
「ドイツでのSA06のデビューは前向きなもので、昨日の予選でもマシンのパフォーマンスはとてもよかった。今日のレースはもう少しいいペースで走れると思っていたので少し残念だったが、SA05からは大きなステップアップなので、じきによくなるだろう。ミッドランドの2台とレースできたのはエキサイティングだったし、第2スティントでもまだそのうちの1台はぼくの後ろにいた。最終的にはギヤボックス関係のオイルのトラブルでレースをリタイアしなければならなかったが、SA06はニューマシンなので、何かしらの問題に遭遇したとしても大して驚かない。もちろん、今日のレースは残念だったが、全体的にはぼくたちにとってはいい週末だった。簡単なものではなかったが、それでもいい週末だったと思う」

山本左近
「今日は1周しかできず、レースをできなかったことをとても残念に思っている。しかし、ポジティブに考えれば、今日はSA06のデータをこれまでより多く集めることができたので、ハンガリーまでの研究材料として役立てることができる。SA06はSA05よりも運転しやすいので、このマシンに慣れて、マシンのことを学んで、来週のハンガリーGPに備えたいと思う」

鈴木亜久里 チーム代表
「F1での初レースで左近が戦えなかったのは、本当に残念だった。今週末は彼もSA06で確かな進歩を見せていたので、ハンガリーではいいレースをすることができるだろう。そして、琢磨は今日もよくやった。コンペティティブな走りで、ミッドランドの2台とファイトできるところを見せてくれたが、残念ながらオイル漏れが発生してしまった。今日はこのような結果に終わったが、このレースの前にはテストを行うこともできなかったので、SA06の初レースには満足している。ぼくたちは勇気づけられるスタートを切ることができたと思う」

Hockenheimring, Hockenheim

2006/7/30



さて、次戦は連戦となるハンガリーGP。連戦でありながらも、SA06Aは何らかの空力アップデートを施してくるとの報道もあります。オイル漏れや左近くんの4号車をしっかりと直し、ハンガリーGPに望んで欲しいと切に祈っています。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ドイツGP土曜日、フリー走行/予選に関するSAF1プレスリリースが出ましたので転載します。

嬉しかったのは、左近くんが決勝レースをSA06Aで出られそうな見通しであること。
(その場合ピットスタートということになりますが。)

2006年ドイツGP 土曜日 フリー走行/予選

佐藤琢磨     カーナンバー22(SA06-03)
フリー走行3回目 20位 走行周回数:21 最速ラップタイム: 1:18.668
予選 17位 最速ラップタイム: 1:17.185


山本左近 カーナンバー23 (SA06-04/SA05-01)
フリー走行3回目 19位 走行周回数:19 最速ラップタイム: 1:18.643
予選 21位(暫定) 最速ラップタイム: 1:20.444


T-Car SA05-01

天気=晴天 気温=26-32℃ コース路面温度=36-50℃

SUPER AGURI F1 TEAMにとっては、これまでで最高の一日となった。佐藤琢磨がニューマシンのSA06で、最も近いライバルであるミッドランドの1台に0.651秒の差をつけた予選タイムを記録し、明日のドイツGPの決勝レースを17番手からスタートすることになった。日本人としては最年少のF1デビューを果たすことになった山本左近は、午前中の最後のフリー走行でニューマシンを巧みに操る姿が印象的だった。残念ながら、SA06の限界を試している最中に、左近はフライイングラップの最終コーナーでコースアウトを喫し、コンクリートウォールにクラッシュ。Tカーで午後の予選に出場することになった。なお、決勝レースにはSA06で出場する予定だ。

佐藤琢磨
「これは素晴らしいチームの努力の成果であり、とにかく最高の気分だ。タイトなスケジュールの中、ニューマシンをここへ持ってくるのがどれほど大変なことだったかもわかっているし、メンバーが頑張って徹夜で作業に取り組んでくれたことも知っている。ニューマシンにはつきもののマイナートラブルがいくつかあったが、SA06はとてもいいパフォーマンスを見せている。最初の予選ですぐにミッドランドの2台に割って入るタイムを記録したが、これはチーム全員の努力の成果だ。しかし、これはSA06にとっては第一歩に過ぎないし、このマシンはとてもいいポテンシャルを秘めていると思う」

山本左近
「予選へ向けての午前中のフリー走行ではマシンのセットアップがとてもよかったので、ファーストランで本当にいいラップタイムを記録することができた。その後、新しいタイヤと新しいセットアップを試すことになったが、マシンの限界を知りたかったので、クルマの性能を100%使って走ったために、残念ながらコースアウトしてしまった。明日のレースへ向けて、チームがまたぼくのSA06の作業を行わなければならなくなってしまったことは申し訳なく思っているが、明日のF1初レースをとても楽しみにしている」

鈴木亜久里 チーム代表
「今日の予選では琢磨がとてもよくやってくれた。しかし、まだSA06も完璧ではないので、今後のレースに備えて常に努力を続けることを忘れてはならない。午前中のセッションでは左近もとてもいいタイムを出していたが、最後でプッシュし過ぎたようだ。明日は、彼にも、琢磨にもいいレースを戦ってほしいし、ここドイツで2台のSA06が揃ってフィニッシュラインを越えるのを見たいと思う」


Hockenheimring, Hockenheim,

29/July/2006





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




先ほど終了した予選でスペアカーであるSA05に乗り換えて戦った左近くんですが、明日の決勝に向けてF1 Newsさんのところで次の通りニュースが掲載されました。

フリー走行3終盤,SUPER AGURI F1 TEAMの山本左近は最終コーナーでコントロールを乱してマシンをクラッシュさせたが,この修理が予選開始までに間に合わないためチームは「旧型マシン(SA05)」を持ち出すことを決めた。チームはSA06の修理を急いでいるが,首脳陣は『SA06を直して決勝で使用できるのか?』を理解しておらず,FIAに確認をとっている。


ここから読み取れることは、決勝に向けてはSA06を修復して準備できる可能性が少なからずあること、そして準備できたとしてもレギュレーション面での確認が必要なこと、ですね。

確かにこのようなケースは稀でしょうが、レギュレーションに記載ないのですかね?(あったとしても、後になってゴチャゴチャ言われても困るので確認する作業は重要なことではあるでしょうが。)

いずれにせよ、左近くんのSA06Aが明日の決勝グリッドに戻ってくることを祈念しています。(新車をどんどん走らせて熟成させないといけないので。)


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




地上波放送での放映前のネタばれ系コンテンツです。
その点ご了承の上でご覧ください。

 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・





まずいつも通りスーパーアグリの結果から。

左近くんは、やはり3回目フリー走行でのクラッシュによるマシン復旧が間に合わず、スペアカーであるSA05で予選を走りました。
左近くんはSA05で2回のアタックラップをこなし1:20.444。
(決勝に、SA06Aの修復は間に合うのでしょうか???)


次に琢磨くんですが、開始から5分でコースインするも、その直後にS.スピードのクラッシュによる赤旗中断によりすぐさまピットインを余儀なくされました。
青旗後、2周のアタックをこなし、昨日今日のベストタイムとなる1:17.185をマーク。
さすが、限られた時間の中でしっかりと決めてくれました。
Q2に進めなかったこと、アルバースを上回れなかったのは残念でしたが、モンテイロを上回る予選順位を確保してくれたことに拍手!(ちなみにアルバースはエンジン交換して10グリッド降格)

ところで、図らずも、SA05対SA06Aの直接対決が実現してしまったわけです。
勿論、左近くんは走りこんでいないSA05でのチャレンジという部分でハンデがありますので単純比較はできませんが、それでも両者のタイム差は約3.2秒という結果に終わりました。

スーパーアグリの二人:
 琢磨くん  1:17.185 (19位/21人中 、Q1トップから約2.7秒遅れ)
 左近くん  1:20.444 (21位/21人中 、Q1トップから約6.0秒遅れ)





●Q1

 SAF1を中心に、勝手気ままに流れを書いてみます。

14:00 Q1スタート。
   左近くん、スペアカー、SA05でコースイン。
   同周、ピットイン。スペアカーのインスタレーションラップのみという形の
   ようです。
14:03 琢磨くん、コースイン。SA06Aの真価が問われる瞬間はもうまもなく!
14:05 ここで赤旗中断!(タイミング最悪!)
   スピードが1コーナーでクラッシュしてしまいました。
   時計は残り10:04で止まっています。
   セッション再開後は、ほぼ全車一斉にコースに出てきて大混雑、ということに
   なりそうな気配です。
14:11 青旗になり、セッションが再開されました。
14:11 左近くん、コースイン。
   左近くん、SA05で1:21.218をマーク。
14:16 琢磨くん、コースイン。左近くんは、ピットイン。
14:19 琢磨くん、1:17.393。
14:20 琢磨くん、1:17.185。
14:21 Q1終了。

   順位が確定した6台は次の通り。

   17位:リウッツィ (トロロッソ)
   18位:アルバース (ミッドランド)
   19位:佐藤琢磨  (スーパーアグリ)
   19位:バトン   (ホンダ)
   20位:モンテイロ (ミッドランド)
   21位:山本左近  (スーパーアグリ)
   22位:スピード  (トロロッソ)


●Q2

 Q1で予選順位が11位/12位だったホンダ勢は序盤コースインせず、残り9分で2台共に
 登場。そしてバトン、全セクターで最速タイムを出しP1へ。バリチェロもP2。
 ここでフェラーリの2台もコースイン。
 その後ライコネンがホンダ勢の間を割ってP2獲得。
 フェラーリ勢のタイムが良さそうだ。
 来た~!MシューとマッサがP1-2。バトンはP3へ。
 ホンダの復調振りを予感させるQ2でした。Q3にも期待したいと思います。

   11位:ウェバー  (ウィリアムズ)
   12位:クリエン  (レッドブル)
   13位:トゥルーリ (トヨタ)
   14位:ビルヌーブ (BMW)
   15位:ロズベルグ (ウィリアムズ)
   16位:ハイドヘルド(BMW)


●Q3

 何と、ライコネンが驚きのタイムを出してPP獲得。
 ただ、かなり燃料タンクが軽い状態なのではないかと思われます。
 それに続くP2-3がフェラーリ勢。ホンダ勢はP4-6でまずまずの結果を残しました。
 対して、厳しいグリッドに終わってしまったのが王者アロンソ。P7というのはかなり
 本人心中穏やかではないのではないでしょうか。

   01位:ライコネン (マクラーレン)
   02位:M.シュー  (フェラーリ)
   03位:マッサ   (フェラーリ)
   04位:バトン   (ホンダ)
   05位:フィジケラ (ルノー)
   06位:バリチェロ (ホンダ)
   07位:アロンソ  (ルノー)
   08位:R.シュー  (トヨタ)
   09位:デラソサ  (マクラーレン)
   10位:クルサード (レッドブル)





なお、アルバースとトゥルーリはエンジン交換を行っているため10グリッド降格。
よって、琢磨くんは実質的には17番グリッドからのスタートということになります。
後ろにMF1、前にはトロロッソのリウッツィということでバトル魂に火がつくのは必至
ですが、ここは一つ、きも~ち完走重視の姿勢で臨んでくれることを勝手ながら期待します。




コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




ドイツGP、金曜日初日を終えたばかりの琢磨くんと左近くんにインタビューした記事が、auto-webさん(F1キンダーガーテンさん)のサイトに掲載されています。

SA06で走行した琢磨と左近にインタビュー

今となっては、左近くんの『明日は、ひとつもミスをなく、というのがポイントだと思います。』というのが少し空しいところではあります。

予選まであと20分。
果たして左近くんのSA06Aの修復は如何に?


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




左近くん、クラッシュ!!!!!!

昨日の2回目フリー走行で油圧系トラブルが出てしまったSA06Aの2台。
今日の3回目フリー走行では、2台とも不具合を直してきっちり1時間走りこんでくれました。...
と書きたいところですが、セッション終了数十秒前、最後のアタックラップで左近君が最終コーナーでスピンしてしまい、ウォールにヒット。SA06Aのサスペンションに大きなダメージを追ってしまったようです。(なんてこった・・・)
これで、3時間後の予選と明日の決勝は、左近くんはスペアカーのSA05を使用することになるでしょう。


さて、トップタイムはクリエンでした。

トップタイム:
 クリエン   1:15.628

スーパーアグリの二人:
 左近くん  1:18.643 (19位/21人中 、 トップから約3.01秒遅れ)
 琢磨くん  1:18.668 (20位/21人中 、 トップから約3.04秒遅れ)

タイムでは琢磨くんを上回るパフォーマンスを見せた左近くん。
そこまでは良かったのですが・・・
大事なSA06Aを壊してしまった代償はこの後の予選~決勝、次戦ハンガリーGP、そして場合によってはSA06BのトルコGP登場にまで及びかねませんね。Oh, my god!





完全にスーパーアグリの2人のみにフォーカスを当てて、ライブタイミング
を見ながら流れをまとめてみました。

11:00 左近くん、コースイン。
11:02 琢磨くん、コースイン。
11:04 左近くん、3周目にピットイン。2周目のタイムは、1:27:120。
11:10 琢磨くん、6周目にピットイン。自己ベストは、1:20.201。
11:14 左近くん、コースイン。
11:14 トゥルーリが1コーナーで白煙を上げストップ。
   グリーンフラッグ変わらず。
11:22 左近くん、9周目にピットイン。自己ベストは、1:20.857。
11:23 琢磨くん、コースイン。
11:26 琢磨くん、11周目 1:18.668。
11:31 琢磨くん、12周目にピットイン。
11:31 左近くん、コースイン。
11:34 左近くん、11周目 1:18.682。S2は琢磨くんを上回ってきた。
11:36 左近くん、ピットイン。
11:38 琢磨くん、コースイン。
11:46 左近くん、コースイン。入れ替わりに琢磨くん、ピットイン。
11:48 左近くん、15周目 1:18.643。琢磨くんを上回ってきたぞ!
11:51 左近くん、ピットイン。
11:54 琢磨くん、コースイン。続いて左近くんも、コースイン。
11:59 左近くん、クラッシュ!!!!!!
   最終コーナーでスピンしウォールにヒット。
   サスペンションに大きなダメージ。
12:00 セッション終了。







コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




2回目フリー走行開始前、SAF1がこのGPから持ち込んだ、赤外線を使用したタイヤウォーマーがレギュレーションに違反するということで使用禁止になったという情報が入ってきました。
SAF1のこのタイヤウォーマー違反、具体的にどういう違反か今のところ不明ですが、代わりの従来から使っているタイヤウォーマーをドイツGPに持ち込んでいるのかどうかが気になります。
まさか、タイヤウォーマーなしで本GPを乗り切るなんてことは・・・

さて2回目フリー走行の展開ですが、開始前に雨が降り、フリー走行開始の14:00までに雨そのものは止んだようではあるものの序盤は路面がウェットコンディションで最初の30分はほとんどどの車も走行しませんでした。

SAF1勢ですが、左近くんは14:36にコースインしたものの、翌周ピットイン。
結局そのままピットから出ることなく、タイムも出せませんでした。
何らかのトラブルが出たことは間違いないと思われます。詳細はリリースを待ちたいと思います。

一方の琢磨くん。琢磨くんは14:33頃にコースインし7周を周回。その中で1回目フリー走行のベストタイム(1:20.102)を上回るタイムを出しましたが、その後はピットでの作業が多かったようです。こちらもトラブルが出ている可能がありますね。

さて、トップタイムはクビカでした。

トップタイム:
 クビカ   1:16.225

スーパーアグリの二人:
 琢磨くん  1:19.365 (26位/26人中 、 トップから約3.1秒遅れ)
 左近くん  no time

まだまだ初期トラブルが出るのは仕方のないステージだと思います。
むしろ、日曜日までに初期トラブルを出し切ってほしいものです。(そう簡単に出し切れるわけもないのでしょうが。)






完全にスーパーアグリの2人のみにフォーカスを当てて、ライブタイミング
を見ながら流れをまとめてみました。

14:00 ほとんどどの車も出てきません。
   2回目フリー走行の前に雨が振り路面がウェットコンディションになっている
   模様。(雨は既に止んでいる模様)
14:33 琢磨くん、コースイン。
14:36 左近くん、コースイン。
   コースはほとんどドライにもどった模様。
14:38 左近くん、アタックラップなしでピットイン。
14:42 琢磨くん、ピットイン。ここまでの自己ベストは、1:19:365。
   1回目フリー走行のベストタイム(1:20.102)を上回った!
   一方の左近くんは、何らかのトラブル発生か?
14:50 琢磨くん、コースイン。
14:52 琢磨くん、同周ピットイン。
15:00 左近くん、タイムアタックできないまま2回目フリー走行終了。








コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




とうとう待ちに待った、SA06公式デビューの日がやってきました。
どれだけ、アグリさんや琢磨くん、左近くん、そしてチームクルーの全員、そして日本中のファンがこの日を待ちわびたことか。
(チームクルーの、血のにじむような努力がありこの日を迎えられたことは想像するに難くありません。一ファンとして、敬意を表したいと思います。)

そして、左近くんにとってのデビュー戦の日もやってきました。

ドイツ現地時間11:00(日本時間18:00)、フリー走行1回目がスタートしました。
SA06を駆る二人のドライバーは、LTを見る上ではいつものGP同様に、順調に周回を重ねてくれたように見えます。少なくとも、コース上でマシンを止めるような事態にはなりませんでした。

タイムの方は、残念ながらまだまだ。
とは言え、先日のシェイクダウンはミニコースと滑走路ということで、本格的なサーキットでの走行は初となるSA06.その意味では、今日は『シェイクダウン第二弾』と呼んでしまってもあながち間違いとは言えないと思います。タイムは振るわなかったものの、走る程にタイムを刻んでくるSA06の二人のドライバーの走りに、ますます注目です。


さて、トップタイムはブルツでした。

トップタイム:
 ブルツ   1:16.349

スーパーアグリの二人:
 琢磨くん  1:20.102 (15位/20人中 、 トップから約3.7秒遅れ)
 左近くん  1:21.218 (19位/20人中 、 トップから約4.8秒遅れ) 

この時点で判断するのが間違っているのは承知の上ですが、それでも、琢磨くんはMF1の正ドライバー二人よりも良いタイムを出してくれたというのがとても嬉しかったです。





完全にスーパーアグリの2人のみにフォーカスを当てて、ライブタイミング
を見ながら流れをまとめてみました。

11:02 琢磨くん、左近くん、共にSA06のインスタレーションラップを走りピットへ。
11:13 左近くん、コースイン!
11:14 SA06と左近くん、初のアタックラップへ!
11:16 記念すべき初アタックラップは、1:25.919でした。
11:17 琢磨くん、コースイン。
11:20 左近くん、ピットイン。ここまでの自己ベストは1:21.627。
11:22 琢磨くん、ピットイン。ここまでの自己ベストは1:21.336。
   現在のところ、SAF1は8台中、7位と8位。
   6位のビンケルホック(MF1のサードドライバー)に対し、約+0.7秒。
11:31 左近くん、コースイン。
11:35 左近君の9周目、1:21.365。琢磨くんのタイムに対し、約+0.03秒。
11:37 左近君の10周目、1:21.298。琢磨くんのタイムに対し、約-0.04秒。
11:38 琢磨くん、コースイン。
11:39 左近くん、ピットイン。ここまでの自己ベストは、1:21.298。
11:41 琢磨くんの7周目、1:20.498。左近くんのタイムに対し、約-0.8秒。
11:42 琢磨くんの8周目、1:20.243。左近くんのタイムに対し、約-1.05秒。
   ビンケルホックに対し、約+0.33秒。
11:42 琢磨くんの9周目、1:20.102。左近くんのタイムに対し、約-1.19秒。
   ビンケルホックに対し、約+0.19秒。
11:45 琢磨くん、ピットイン。ここまでの自己ベストは、1:20.102。
11:50 左近くん、コースイン。
11:54 琢磨くん、コースイン。
11:59 琢磨くん、ピットイン。








コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




各GP開催が近くなると発表されるチームリリース、これまでSAF1はいつも開催間近ギリギリになってプレスされてました。(いつも、間際にならないと決まらない事項が何らかあるからなんでしょうが。)

ところが、今回のドイツGPに向けてのプレスリリースは早かったですねぇ。
SA06シェイクダウンのプレスも兼ねていたからだとは思いますが。

さぁさぁ、待ちに待ったSA06のグランプリデビューまであと5時間を切りました!
待ちきれない!!

SA06SA06シェイクダウンレビュー/2006年ドイツGPプレビュー

来週、ホッケンハイムで開催されるドイツGPでは、SUPER AGURI F1 TEAMの山本左近と待望のSA06が揃ってF1デビューを飾る。

マニクールで開催されたフランスGPの終了後、SUPER AGURI F1 TEAM はSA06のシェイクダウンを成功裏に終えた。佐藤琢磨が最初にニューマシンでの走行を担当することになり、水曜日のシルバーストンでSA06-03を初ドライブした。一方、左近は木曜日にサンタ・ポッドでSA06-04に乗り、ニューマシンのテストを引き続き行った。ふたりのドライバーは必要な走行周回数と走行距離をこなし、予定どおりにプログラムを完了した。

全長4.574kmのホッケンハイムリンク・サーキットに、いよいよSA06が運び込まれることとなるが、このニューマシンは古いマシンと比較すると重量も20kgほど軽く、全く新しいエアロダイナミクス・パッケージやアルミ製ギヤボックス、そして新たなカラーリングが採用されている点でも注目される。マシンの重心は低く、リヤサスペンションはブリヂストンタイヤの性能を余すことなく発揮できるように最適化されている。

佐藤琢磨
「水曜日にSA06のシェイクダウンを初めて行ったが、チームにとっても、ぼくにとっても、とてもエキサイティングな一日だった。初期トラブルがないか確認できるので、こういうシェイクダウンを行えたのはよかった。小さなトラブルもあったが、すぐに解決することができたし、その日に予定していたプログラムも完了することができた。今回使用したストウ・サーキットと呼ばれるショートコースは通常のコースと比べると距離がとても短いので、正確な評価をするのは難しいが、マシンの感触はよかった。戦闘力があるとわかっているマシンと共に、ドイツGPに行くことができるのはエキサイティングだ。来週のホッケンハイムを楽しみにしている」

山本左近
「木曜日に2回目のシェイクダウンを行ったが、前日と同じく、大きな問題もなく、テストスケジュールを完了することができて、チームにとってはいい一日だった。その日もマシンは順調に改善されていったので、来週のドイツGPに行くのがとても楽しみだ。ホッケンハイムがぼくのSAF1での初レースとなるが、もちろんとても楽しみにしているし、チームの努力にも感謝している。ぼくはこのチームでレースに参戦できることをとても誇りに思っているし、チームが一歩一歩前進していくことに全力で貢献したいと思っている」

鈴木亜久里 チーム代表
「待ちに待ったSA06のシェイクダウンテストを終えることができ、とてもうれしく思っている。当初予定していたスケジュールよりも遅れてしまったが、このSA06の初めての走行は十分に手応えを感じられるものだった。実際にレースをしたわけではないのでまだ見えてこない部分もあるが、SAF1の本当の戦いはこれから始まると思っている。SA06のデビュー戦となるドイツGPではトラブルなどが出る可能性も考えられるが、このマシンのパフォーマンスに僕自身も大きな期待を持っており、実戦で戦う姿を見るのがとても楽しみだ。また、山本左近にとってもこれがデビュー戦となるが、これまでのサードドライバーとしての経験を活かし、レースドライバーとして十分なパフォーマンスを見せてくれるはずだ。僕たちのチームにとっては2度目の開幕戦と言えるドイツGPが本当に待ち遠しい」


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ