運命の2月4日がやってきた。
FAT DEBBLINの大分ライブの日だ。
俺にとっては3年半振りの凱旋ライブとなる。
昼12時、俺のマンションまでDEBBメンバーが迎えにやってくる。
この時、今回ボーカルを務める坂本氏と初顔合わせ。
坂本氏は凡蔵さんが鹿児島に住んでいた頃、FAT DEBBLINのボーカルを務めていた人物だ。
昨年末の前任ボーカル脱退事件を聞き、わざわざ朝早くから今日の日のため鹿児島から出てきてくれたのだ。
DEBB一同、本当に感謝している。
そしてDEBBカーはハイウエイを走り続け、途中通りかかった俺の実家を撮影したり、玖珠サービスエリアで尻尾の青い犬を見たりして、約2時間後、大分市は今回の会場となるカンタループ2に到着。
対バンのIMMIGRANTZの皆さんはすでに集合し準備を始めていた。
まだDEBBのリハまでには時間があったので
俺とベースのブーちゃんはその間に大分市街地へ行く。
目的はホッチキスと電池を買うこと。何に使ったかは想像にお任せする。
すぐに目的達成後、凡蔵さんから呼び出しが会ったので会場へ戻る。
そして我々のリハ開始。今回坂本氏と初めて音を合わせるわけだが、
坂本氏はたった1ヶ月で色んな曲を覚えてくれたおかげで
それはもう初めて合わせると思えなかったほどスムーズだった。
リハが終わる頃になると他の対バンのリコシェのみなさん、
VAN KELLENの皆さんも集まる。
DEBBとIMMIGRANTZメンバーは開場前に打ち上げに行くことになった。
別に書き間違えてはいない。
「打ち上げ」だ。
一同は会場近くのスポーツバーへ。
このスポーツバーは前カンタループのオーナーの店だということだ。
本番前にビールでカンパーイ!みんな次第に上機嫌になっていく。
1人だけ様子のおかしい男がいる。Booちゃんである。
普段あまり酒を飲まない彼は1杯目でぶっ飛んでしまい、更にもう1杯ビアーを頼む。
ブーちゃんは非常に上機嫌でそして赤い。
「この状態でステージに立ちたい」と言う彼は
「飲みGRANTZ」という立派な称号を得ることに成功する。
出番まで2時間くらいあるので大丈夫だろうという憶測をしながら打ち上げ終了。
そして「2次会」のステージが我々を待っていた。
続く。
ZEP狂信者の私としては、毎日でもお越し頂き、ライブをやって頂きたいところです。
あとはせめてブラウンサンバーストのレスポールを売って、チェリーサンバーストのレスポールで演奏していただければ最高です!(失礼!)
それでは、是非また近いうちにお会いできる事を楽しみにしております。