初稿2021-05-07追記2024-03-30
「カラマーゾフの兄弟」でイワンは神の創った世界を認めない。仏教の輪廻と涅槃、ショーペンハウエルの「キリスト教には、根拠の原理から解放された箇所がある」。福岡伸一は
「カラマーゾフの兄弟」でイワンは神の創った世界を認めない。
「世界のフィナーレ、永久調和の瞬間にはすばらしく価値ある何かが起こり、現れてすべての人間の心を満たし、すべての怒りを . . . 本文を読む
これはいつまでも忘れてはいけないな。この分割案が通っていたら今頃日本はどうなっていただろうか。当時の情勢では通りそうだったようだ。スリランカへの恩義は。現在の世界にも通用する名演説だ。日本は今後の世界に対してこんな立派なメッセージを残せるだろうか。バリ舞踏のラマヤナで『ラーマーヤナ』に登場するラークシャサ(羅刹)の王のラーヴァナが住まいするランカー島は、現在のスリランカを意味するという説が有力とさ . . . 本文を読む
初稿2022-12-23追記2024-03-28
追記
佐々木閑氏のyoutubeでカルトの見分けかたは持続性だと。オーム真理教は10年ほどで消滅した。なるほどね。ではどのくらい時間が経てばカルトでないと判断できるのかはやはり難しい問題だが非常に参考になる見分け方だ。いつの時代にも信仰を求める一定の人々は存在する。その判別方法を知ることは非常に大事なことになる。
さらに付け加えるのであれば供 . . . 本文を読む
アレクサンドル・グロタンディークは20世紀を代表する数学者だがその生活は大変興味深い。改めて世の中にはまだまだ知らない魅力的な生き方をする人がいるのだなと思う。彼の業績はフェルマーの定理の証明に使われているという。1966年にフィールズ賞受賞。57を素数の例として講演したことで知られる。
一日10時間の瞑想とそれをもとにした執筆という生活を続けた。晩年はピレネー山脈の田舎に住みたんぽぽのスープを . . . 本文を読む
18年前のアンコールワット紀行に追記した。なお、アンコールワットとアンコールトムをひとまとめにしてアンコールワット紀行としている。アンコールワットは寺院でアンコールトムは王宮の意だ。
アンコール朝の中興の祖ジャヤーヴァルマン7世がチャンパに対する戦勝を記念して12世紀末ごろから造成に着手した。石の積み方や材質が違うことなどから、多くの王によって徐々に建設されていったものであると。建造物部分に仏像 . . . 本文を読む
初稿2006-12-23 追記2024-03-27
プランバナンはジャワ大地震5月発生の年、12月に訪れている。そのため寺院は立ち入り禁止の場所も多く、地震の後の瓦礫が多くみられた。
ボロブドゥールを後にして車で2時間ほど。突如としてブランバナンが川の向こうに姿を現した。最高は47Mあり、威圧感がある。右手に修復中の足場が見える。参道に立つとゴチック建築と同様に天に近づこうとの強い . . . 本文を読む
2017-03-22初稿 2024-03-26追記
2006年12月10日~ボロブドール紀行はインドネシアのジャワ島にある仏教遺跡だ。ジャワ島中部のケドゥ盆地にあるチャンディ・ボロブドゥールは、カンボジアのアンコール・ワット、ミャンマーのバガンと並ぶ、世界三大仏教遺跡のひとつで8世紀に栄えたシャイレーンドラ王朝によって2世紀に渡って建造されたとされている。
完成後まもなくジャングルの中に埋もれ . . . 本文を読む
初稿2018-10-11 追加2024-03-25さらに追記今まで見たことにない悪人像を作り出した。見直しての追記鉄板ネタのドラッグを元天才化学者が肺がんを宣告され余命数年と宣告される。息子は脳性麻痺で補助具で歩行するが大学進学を控えて資金が必要だ。途中で義兄弟のハンクにもリハビリで金が必要な事態になる。追い詰められてメタンフェタミン製造に走ることで巨大な悪の帝国を築き上げ、最後は自ら仕掛けた改造 . . . 本文を読む
バリ島で陶芸を試みたがその際にお世話になった陶芸オーナーのタミンさんはいくたびに美味しいコーヒーを淹れてくれた。タミンさんの趣味の領域に達したコーヒーはとても美味しくて目の前で入れてくれる手順も面白くて見惚れていた。
お湯でコーヒー豆を短時間蒸らすところから始まりそれにお湯を注ぎ、みんなに分けるまでコーヒーの蘊蓄を語ってやまない。爽やかで深い香りのコーヒーでわざわざ世界中の名産コーヒー豆を手に入 . . . 本文を読む
最大の謎は水原はどのように大谷選手の口座を扱えたのかだが。巨額をネットで振り込むためにはいくつものガードがある。口座へのアクセス、本人確認、日本ならまず金額限度額でダメだろう。一体どうやって?
いずれ明かになるだろうがネットフリックスの映画化必須と思われるひさびさのミステリーだ。
また、ギャンブル依存症という新たなタームが注目されている。これだけ社会的に耳目を集めるのは初めてではないか。米 . . . 本文を読む
東京藝術大学大学美術館で3月26日から大吉原展が始まるがなぜか炎上したらしい。キャッチが華美や享楽を全面に出し過ぎで遊女たちの悲惨な歴史が隠れてしまうことに対する非難だということで改められたという。
それはさておき、遊女についてその寿命が極めて短かったことと遊郭の近くには必ず若くして死ぬ遊女を葬るための寺があったということを知った。例外はあったのだろうが貧しい家から5、6歳で売られてきて22、3 . . . 本文を読む
大きな壁画にすると面白いかなと。今まで10年間で作成した作品を順次紹介していきます。
作品1ダイヤモンド
生物にとって最も大事な元素である炭素(ダイヤモンド)の輝きから。このような壁画かステンドグラスに囲まれた建物で暮らすのも悪くないかな。年齢を重ねるとこのような光り物に魅せられる。
作品2 最澄筆跡
かつて京都国立博物館で見た最澄の筆跡に感動して作成した。磨き抜かれた清涼さを感じ . . . 本文を読む
雲一つない空から暖かい陽射しが注ぐ。帽子のひさし越しに見る太陽は穏やかに輝いている。目の前に広がる山桜は蕾を膨らませてゆったりとそよいでいる。雑木の葉の輝きがどうしてもiPhone13promaxでは写真に残せない。目の記憶に焼き付けるしかない。絵画の意義はこんなところにもある。さくらんぼは花を落とし実はこれからだ。鶯が蜜を吸って撮る間もなく飛び去る。そのうち実がなり百舌鳥の到来となる。雪柳が今満 . . . 本文を読む
他人にとってはどうでも良いことだが自分にとってはすごく嬉しいこともある。20年前にはなかった右頬に直径1センチのシミがいつの間にか発生した。いつの頃だろうか自覚はないがバリの強い太陽をいつの間にか受けていたのかシミが濃くなり、昨年には手触りでも気になるほどの瘡蓋風になった。痛みなどはないが気になる。メラノーマなら形が崩れたりするらしい。
少し心配になって近所の皮膚科で診てもらうとあっさり「問題あ . . . 本文を読む