ホワイトハウスの発表によると国家安全保障にもたらすリスクを検討するらしい。真に必要なのは人類史的な立場での倫理的研究なのだが、まあその一歩かもしれない。
検討の成果が政府に都合の悪いことでもきちんと発表してほしい。
それにしても日本政府はどうしてこう言う極めて喫緊のテーマに後追いなんだろう。政治家にAIのわかる人材がいないのか。
かつて麻生さんが言った「ITに強い奴は選挙が弱い」を思い出す。 . . . 本文を読む
生きとし生けるものは無明だなと。動物は互いに相手を殺し合い、貪ることで生きていかなければならない。人間だけが弱肉強食を免れているが、人間も動物も宇宙的規模から考えると互いに殺し合っていることに差はあるまい。宇宙まで飛躍しなくてもロシア、ウクライナ、イスラエル、ハマスは無明の真っ只中だ。
カラマーゾフの兄弟の次男イワンはそんな世界の不合理に異を唱え、そんな世界を作った神を認めない。ドストエフスキー . . . 本文を読む
NTT法廃止と日本の未来: 共同溝構想のすすめ
宮本正男
附 則
第二条 政府は、会社の成立の日から五年以内に、この法律の施行の状況及びこの法律の施行後の諸事情の変化等を勘案して会社の在り方について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする。
&nbs . . . 本文を読む
何かを管理するためにはメタの存在が必要だと言う事が理解出来ない人もいる。
現在のコンピュータレベルではメタコンピュータは人が担っている。
AIにも制御のためにメタAIが必要だが人にこの役割は不可能。
コンピュータを少しかじった人ならすぐわかる事だが自覚の無いままにバラ色の未来を喧伝するのは超がいくつあっても危険だ。
しかし余りこの議論はカッパツに成されて . . . 本文を読む
NTT法廃止と日本の未来: 共同溝構想のすすめ
宮本正男
関連ブログはここからどうぞ。
もしNTTグループが一体化すれば競合には不利ということで NTT法廃止に反対ということが今回の議論の最大焦点だと言っても良さそうだ。島田社長が「NTTとNTT東西、NTTドコモの統合はない」と宣言するが口約束だ . . . 本文を読む
逗子市池子で2020年2月、「ライオンズグローベル逗子の丘」敷地斜面が崩落し、歩いていた市内在住の高校3年の女子生徒=当時(18)=が死亡した事故を巡り、遺族がマンション区分所有者の住人や管理会社などに損害賠償を求めた訴訟で、住人側と遺族の和解が横浜地裁で成立したことが30日、関係者への取材で分かった。28日付。
遺族に住人側が賠償金として1億円を支払う。この後、責 . . . 本文を読む
まず赤い円⭕が映画のタイトルシーン風に変化する。別の席ではコンタクトを入れての眼底撮影が始まる。この手法で眼底検査が飛躍的に進んだと医者が説明してくれる。左の目の眼底に網膜剥離の痕跡が見られるが自然治癒しているという。検査開始時点で瞳孔の開く目薬を20分おきに3回さす。これが時間がかかるのだが先生が検査する時間は割合短時間だった。後は手術する別の病院への紹介状を書いてもらい適当な日にオペを。まあ7 . . . 本文を読む
NTT法廃止と日本の未来: 共同溝構想のすすめ
宮本正男
デジタルデバイドゼロを一方的にNTTに課すことはユニバーサルサービスを存続させると言うことでありブーメランが戻ってきて自らを縛ることもあるという通信事業史の交渉経験を紹介したい。
過去の記事より
<それにしても高い工事 . . . 本文を読む
NTT法廃止と日本の未来: 共同溝構想のすすめ
宮本正男
NTT法廃止議論で各社社長の見識を深掘り検討する。
わたしは1990年代にNTT法や民営化、分割について交渉の場で新電電の立場から長い議論を重ねてきた。その経験を踏まえてNTT法廃止議論で各社社長の見識を深掘り検討してみたい . . . 本文を読む
ハイテクの寵児は民主主義の脅威に 橘玲のイーロン・マスク論が面白い 1の続きです。
マスクは自らをリバタリアンだと述べている。
リバタリアン:他人の身体や正当に所有された物質的、私的財産を侵害しない限り、各人が望む全ての行動は基本的に自由であると主張する。 リバタリアニズムを主張する者はリバタリアンと呼ばれる。
エクストロピアンは超絶AIを、「不死の テクノロジー」の不可欠の要 . . . 本文を読む
文藝春秋11月号橘玲の記事が大変面白かったので後で使えるようにクリップしておきます。文責は筆者です。
20世紀を揺さぶった思想が共産主義だとすれば、21世紀のそれはイーロン・マスクを象徴とするテクノロジー至上主義で民主主義国家を脅かしかねない思想が米国で生まれつつあるという大変エキサイティングな記事でした。断片的に記事クリップをメモしておきます。
イーロン・マスクは、一時は個人資産が三千億 . . . 本文を読む
町田のことばランドに行きふと気がつくと見慣れぬ墨書の古書が並んでいた。
おじさんこれなんですか。
連歌だよ。連歌の古書
どこから来たんですか
大久保だよ 大久保に連歌の本拠地がある
遠いね
千葉などからも来るけど町田は来ないね
そんな話をして写真を撮らせてもらった。連歌は宗祇が著名だがそれ以外トント知らない。これから少しベンキョウしてみよう。
. . . 本文を読む
「小説 吉野秀雄先生」の面白さを紀野一義の講演録から聞いた。又聞きだがメモしておく。
吉野秀雄は弟子の山口瞳に盛んに恋をしなさい、交合をしなさいと教えた。マグワイをしなさいとは凄まじい先生だ。
吉野秀雄は慶応大学在学中に結核に冒され、歌道に精進した。子供四人を残して死んだ夫人の後に、吉野家に家事の世話に来た詩人八木重吉の妻とみ子である。
とみ子は自活しながら天涯孤独の身であったが、秀雄の兄の . . . 本文を読む
NTT法廃止と日本の未来: 共同溝構想のすすめ
宮本正男
追記
NTT島田明社長は19日NTT法について考えを示した。
NTT法で定められている研究開発の推進・普及責務(研究成果の開示義務)について、IOWNなどの研究開発をパートナーと連携して展開するうえで、経済安全保障や国際競 . . . 本文を読む
谷村新司が10月8日に急逝していた。この人の歌には随分癒された。謹んで追悼します。
わたしが好んだベスト曲です。
昴が流行った当時におナルな上司が得意げに持ち歌にして歌っていたので、そのせいであまり好まなかったがそんな恩讐を離れて聴くと実にしみじみとした名曲だ。
昴
目を閉じて 何も見えず
哀しくて目を開ければ
荒野に向かう道より 他に見えるものはなし
ああ 砕け散る宿命の星たち . . . 本文を読む