まさおレポート

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AIにもメタAIが必要だ

2023-10-27 | AIの先にあるもの
何かを管理するためにはメタの存在が必要だと言う事が理解出来ない人もいる。
現在のコンピュータレベルではメタコンピュータは人が担っている。
AIにも制御のためにメタAIが必要だが人にこの役割は不可能。
コンピュータを少しかじった人ならすぐわかる事だが自覚の無いままにバラ色の未来を喧伝するのは超がいくつあっても危険だ。
しかし余りこの議論はカッパツに成されていない様に感じる。頭では理解出来るが現実に論じられる人がまだ出てきていないように思う。
 
政治家が本来リードすべき事なのだがこう言う問題に強い人は選挙に弱い。是非を判断する我らが民度もまだ未成熟。
誠に人類はかつて経験した事の無い大変な岐路にさしかかっている。 
幼年期の終わりはディストピアの傑作でカラマーゾフの兄弟の大審問官同様の未来の人間の一面を描く。
でもこの解決に導く人はどこにいるのかわからない。
ああそろそろ仏様神様あるいは使者が出現して欲しいとむなしい期待しかないのかな。
微力ながらこうした事をドンキホーテのように言い続けるしか無いのかも。
 
メタAIを考えるためにAIのもたらすディストピアを描写した傑作として知られる文学作品をこれからゆっくり読破していこう。
  1. 『1984年』(ジョージ・オーウェル):

    • この作品は直接的にAIを扱ってはいませんが、全体主義的な監視社会の描写は、現代のAI監視技術との関連で再評価されることが多い。
  2. 『Neuromancer』(ウィリアム・ギブスン):

    • AIが人間を超越する能力を持つ未来を描写しており、サイバーパンク文学の先駆けとして知られています。
  3. 『Autonomous』(アン・リーキー):

    • 未来の薬物とAIの問題を中心にしたディストピア。AIが人間の生活の多くの側面を制御する世界を描いています。
  4. 『Daemon』(ダニエル・スワレス):

    • 死んだゲーム開発者が遺したAIプログラムが、インターネットを介して世界の経済や社会を操作し始めるディストピア的な物語。
  5. 『The Quantum Thief』(ハンヌ・ラヤニエミ):

    • ポストシンギュラリティの未来を舞台にしたシリーズ。AI、量子コンピュータ、デジタルアイデンティティなどのテーマを扱っています。
  6. 『All Systems Red』(マーサ・ウェルズ):

    • The Murderbot Diaries シリーズの第一作。自己認識を持つセキュリティAIが主人公で、自らのアイデンティティと人間との関係を探求する。


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