子規の墨汁一滴より 半可通とは 2010-07-07 | 小説 音楽 「墨汁一滴」より引用 何事にも半可通はんかつうといふ俗人あり。茶の道にても茶器の伝来を説きて価の高きを善しと思へる半可通少からず。茶の料理なども料理として非常に進歩せるものなれど進歩の極、堅魚節かつおぶしの二本と三本とによりて味噌汁の優劣を争ふに至りてはいはゆる半可通のひとりよがりに堕ちて余り好ましき事にあらず。凡すべて物は極端に走るは可なれどその結果の有効なる程度に止めざるべからず。 なかなか辛らつな半可通批判があった。有効なる程度を見極めるのが通人ということと納得した。 « サヌールにも8年前には猿がいた | トップ | インドネシアの心霊治療 »
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