
去年の今頃もサヌールにいた。定点観測で何が変わったかを記して見たい。
ビーチの改造計画がすすみ景観が徐々に変わっている。特にハントア通りから入ったあたりが大きく変わっている。
小さなお店がびっしりと並んでいたのが立ち退きで大きく減っている。
そのかわりに箱型のコンクリートが並んでいる。そこへ店を移す計画らしい。
巨大モールの建設が進んでいる。巨大クレーンが昼夜動いている。巨大米国系病院のビルも相貌を少しだけ覗かせている。
ビーチ沿い舗道に走っていた電動バイクが見かけない、聞くところでは事故を起こして禁止になったともいう。あるいは元々廃止の計画だったとも。
ヌサペニダを結ぶ船の渡し場が新たに建設されて景観が大きく変わった。
今まで足を濡らして船に乗り込んでいたのだが立派な船着場が出来上がっていた。
去年よくお話しをしながら食べた焼きトーモロコシのおばさんとお姉さんも今年はいなかった。浜辺での出店が禁止になったのかもしれない。
ウブドでは宿の長期滞在の隣人がロシア人の若い夫婦で小さな男の子供が二人いた。サンクトペテルブルク出身だと名乗って気さくに話しかけてきた。
仲良くしようというオーラを発散していてお菓子をくれたりロシアンティをご馳走されたりで、一方でロシアの蛮行を思うと難しい付き合い方を迫られる。
これも今年の大きな変化を感じた出来事だった。
法輪功がいなくなっていた、ハレクリシュナもいないようだ。
ハイアットに近いところにいた画家が今年はいなかった。ジャワに帰ったのかな。
サリドマイドの男性も今年は見なかった。去年は10年ぶりに見たのだが。