今日も街を散歩。よく食べ、カフェでゆっくりし、閑散とした街を歩いた。 空がやけに美しいから、かえって悲しい気持ちにもなる。 だって、つい数か月の街とまるで違ったんだもの。 目に見えない、怖いウィルスが飛び交っているのかもしれないと思うと、 今までの普通に過ごしていた日々が、なんと幸せな日々であったことだろうと思うのだ。 戦争という最大の悲劇にも見舞われずに生きた戦後数十年。 2020年、突然襲ってきたウィルスの脅威。 まるでSF映画や、SF小説のような怖さが21世紀の春に、突然襲ってきた。 もう、いいよお、止めてくれよ、叫びたい衝動にぼくはかられる。 ああ、不況は構わないけれども、もっと怖いウィルスまで出てくる時代に突入したのか。 photo. masao.ishigooka