昨年の暮れ裁判員裁判を経験しました。
一昨年の11月裁判員に登録されたと裁判所から通知が届きました
まだ始まって間もないのに、どうして私がと戸惑いました
昨年の11月もう通知が来ないねと家族と話していた翌日「呼び出し状」
が届き、暮れの一番忙しい12月20日~24日(一日お休み)まででした
書類には辞退出来る項目が書かれていましたが、どれにも当てはまらなくて
仕方なく、「呼び出し状」に従ってドキドキしながら初めて裁判所の門をくぐりました
午前中は説明と抽選、30人の中から裁判員6名と補助2名パソコンで無作為に
運が良いのか悪いのか6名(男性2名女性4名)の中に選ばれてしまいました
午後からは宣誓をして早速裁判に入ります
裁判官は男性2名女性1名の3名でしたが、想像外に皆さん優しく
控え室では、ほとんどずっと一緒に過ごしますが休憩時間は自由に外出もできます
昼食の時は、緊張を解きほぐすように雑談をして笑わせてくれました
法廷に入ると一番高い雛段に座り、正にテレビなどで見る光景です
傍聴席は毎日満席で、後日裁判官の方からお聞きしたのですが何人か
常連さんがいてその中の一人がブログに投稿していて、面白い事が書かれていた
翌日は傍聴人が多いそうです。法廷の様子は公に公開しても構わないそうです
裁判の時は1時間半くらいで20分の休憩がありその都度控え室に戻り評議をします
一日3~4回繰り返します。評議の内容は公開してはいけない事になっていますが
それ以外の事や裁判制度の事は、大いに広めてくださいとのことでした
最後の日、何度も何度も話し合いを重ねた結果の判決が言い渡されました
流石に気の重い一日でした
最後に感謝状とバッチを頂き解散になり、やっと解放され肩の荷が下りました
その日はクリスマスイブケーキを買って帰りました
最初は辞退出来るものならしたいと思っていましたが、終わってみれば
今は経験して良かったと思っています