 
橋本真也が亡くなって今日で1年になる。
思えば、新日本を辞めてからはZERO-ONEも休止状態になり、本当に波乱続きだったが、最後にハッスルのリングでハッスルキングとして新たな出発をしようとしていた矢先だった。
でも橋本亡き後、ハッスルは着実に進化を遂げている。ハッスルは大々的に追悼の意を興行の形で、ハッスルの基礎を作った橋本に恩返しした。橋本は微笑んでくれていることだろう。
もちろんハッスルでの橋本は、彼の一部しかないのは分かっている。プロレスラーとしては、とにかく「強い」というイメージしかない。それは、これからも心から消えることもないだろうし、実際そうだった。
今、ハッスルのリングに上がっている人たちは、リング上の面白さとはうらはらに、私には必死に見えるときがある。それは、亡き橋本への思いと、このリングはなくさずにずっと続けていくという強い意志が感じられる。
ハッスルは確かに普通のプロレスとは違う。でも、橋本と小川が基礎を作ったこのリングを、誰も批判などできない。あんなすごいレスラーが最後まで頑張ったハッスル、どんどん発展してほしいと思う。
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