比較的新しいマンガで読みたかった作品は、なんとなく読み切った。
たまたま雑誌「ダヴィンチ」今年の5月号に、オールタイムベストコミックという
ランキングが発表されていた。各界著名人へのアンケート結果だという。
1位が「スラムダンク」2位「ドラゴンボール」3位「ドラえもん」というふうな
感じ。
ランキングを見ていくと、昔好きだったので久しぶりに読んでみたくなった作品、
さらに、読んだことはない名作があり、路線を変更してみた。
巨人の星は、どちらかというと小さい頃アニメで見ていた。
でも、マンガのほうが、心に染みた。
一徹や伴宙太が中日に入ることすら、読む前は忘れてしまっていた。
魔球開発と魔球破りの過程で、一徹との歪んだ親子愛、さらに壮絶なまでの
伴や花形との友情。
そして、物事に対してすべて一途なまでに考えるゆえ、破滅していく飛雄馬。
「スポ根マンガ」の一言では、到底片づけられない。
力石徹の決戦までのジョーの野獣さ。
力石亡きあと、何のためにそこまで戦うのか、と思わせるジョーの切なさ。
ジョーも破滅の道を突き進む。
一度このマンガを手に取ると、ジョーの生きざまを見届けないわけにはいかない。
確かに古いマンガだが、内容はまったく色あせない。
今回の三沢さんの件もあり、力石が亡くなった後のジョーの気持ちが、痛いほど
わかる・・・。
この作品は、自分自身、初の少女マンガへの進出。
ダヴィンチではオールタイムランキング4位!
確かにタイトルは知っているが、まったく中身は知らない。
読むとフランス革命までの歴史がよくわかるマンガだった。
オスカルという人物は、マンガ史上、最も強烈な存在感だとは思う。
文庫本で5冊。面白かったが、正直いえば、ちょっとドラマティック
すぎるかな、と思う。
これが、少女マンガの真骨頂?なのだろうか。
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