Versteck von Snufukin

日常生活の色んなことに対して文句を言ったり言わなかったりするブログ。

活きるといふこと

2006-03-18 00:53:32 | Kolumne
今日は珍しくマジメだよ(挨拶)

初めに言っておきます
この記事は重いです
黒いです
そーゆーの見たくないって人は読むのやめてね♪


先日
友人の友人が亡くなりました

その人とは一回だけサッカーをやっただけです
あんまり話もしなかったし
きっと彼は僕の名前も知らないかも
そのくらいの関係なんで
なんとなく好印象って感じしか抱いてませんでした

だから正直、訃報を聞いても驚きはしたけど悲しめないし
悲しむのも逆に不謹慎な気がしてる
とりあえず冥福を祈ります

僕の直接の友人は落ち込んでます
そりゃそうです

彼の気持ちはわかります
僕も高3の時に友人を一人亡くしました
彼とは高1の時に同じクラスだっただけ
でも時々、顔を合わせたら話をしたし
一緒にサッカーを見に行ったりもした


彼の訃報を聞いたときも初めは驚きはしたけど悲しめなかった
俺の世界から初めて人がいなくなった
それまでも俺の世界から弾き飛ばしてしまったり
自ら去ってしまった人もいたけど
なんか大きな力で
ふっ
と消されてしまった
そんな感じがした

もしも
この世界に神的なやつがいて
そいつが人間を何らかの方法で判断して
人間の生死を決定しているのだとしたら
その判断基準が仮に一般道徳でいうところの善悪だとしたら
俺はそいつを許容しない
俺の知る限り、彼は善人だったし
世の中にはどうしようもない理由で人を殺めたりする奴もいる
その基準で言えば、そういう犯罪者は死ねばいいのにって思う
そもそも俺が真っ先に地獄行きかもしれない

でも俺は生き残って
彼は死んでしまった

それを実感したのはお通夜のとき
棺に入った彼を見て
明らかに彼に生の色が無いのを感じた
もう俺と彼は違う存在になっている
そう痛切に思ったら
気付いたら泣いていた
初めて悲しいと思った

でも俺なんかが泣かなくても
多くの人に涙を流してもらっていた彼は幸せだったかもしれない
俺の葬式では誰が涙を流してくれるかな

ともかく
俺は生き残って、彼は死んでしまった
言い方を帰れば俺は生かされて、彼は殺された

人の生死を決める存在なんて認めたくないし
彼が死の理由はいまだに解らないし
きっと一生かけても解らないだろう

だから逆に俺が生きている理由を考えてみた
別に天国にいる彼のせいにはしたくない
彼にとっちゃそんなもん重荷かもしれない
とりあえず俺は生きてる
とりあえず日々を楽しんでみよう
そうやって活きてきたし
きっとこれからもそうやって活きていくと思う
理想は死ぬ間際に
「イロイロあったけど楽しかったなぁ」
って言えること

今のところは大丈夫かな
とりあえず俺は楽しいぞ
でもまだそっちには行かないぞ


とりあえずのところ友人は落ち込んでいるものの
前向きな意思は持っているので心配はないかと
人の死というマイナスを
何らかの形でプラスに変えることが大事だと思う
それが世のためでも
自分のためでも

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