7勝2敗1分でセ・リーグの首位を走る阪神のリードオフマン赤星は、現在7盗塁と5年連続盗塁王へひた走っている。10試合で7盗塁を記録している赤星は今季終了時に、果たしてどこまでその数字を伸ばせるのか、検証してみたい。
赤星はプロデビュー以来、4年連続の盗塁王に輝いている。2001年に39盗塁を記録すると、翌02年にはケガの影響もあり、26盗塁にとどまったがリーグトップ。03年には一気にその数字を伸ばし、61個の盗塁を成功させると、昨季は64盗塁と自己最多をマークした。
自己最多盗塁を記録した昨季、10試合終了時点での赤星の盗塁数は「3」。4月を終了した(24試合)時点での盗塁数も「6」と、今季は昨季を上回るペースで盗塁を量産していることが分かる。昨年の盗塁数の傾向は、6月までは16盗塁と少なかったが、8、9月だけで36盗塁を記録し、年間では「64」まで伸ばした。優勝の可能性が消えた後半戦に数を稼いだのかといえば、そうでもない。
阪神を18年ぶりのリーグ優勝に導いた03年は、6月までに35盗塁を記録し、7月を昨季と同様に7盗塁すると、その後もコンスタントに走り、61盗塁をマークした。今季も03年のように、前半戦で飛ばし、昨季の後半戦のように量産すれば、35(4―6月)+7(7月)+41(8―10月)=83盗塁となる。
今季、すでに7盗塁を決めている好調さを加味すれば、1983年に“青い稲妻”こと松本(巨人)がマークした「76」のセ・リーグ盗塁記録を超えることは間違いない!?
赤星はプロデビュー以来、4年連続の盗塁王に輝いている。2001年に39盗塁を記録すると、翌02年にはケガの影響もあり、26盗塁にとどまったがリーグトップ。03年には一気にその数字を伸ばし、61個の盗塁を成功させると、昨季は64盗塁と自己最多をマークした。
自己最多盗塁を記録した昨季、10試合終了時点での赤星の盗塁数は「3」。4月を終了した(24試合)時点での盗塁数も「6」と、今季は昨季を上回るペースで盗塁を量産していることが分かる。昨年の盗塁数の傾向は、6月までは16盗塁と少なかったが、8、9月だけで36盗塁を記録し、年間では「64」まで伸ばした。優勝の可能性が消えた後半戦に数を稼いだのかといえば、そうでもない。
阪神を18年ぶりのリーグ優勝に導いた03年は、6月までに35盗塁を記録し、7月を昨季と同様に7盗塁すると、その後もコンスタントに走り、61盗塁をマークした。今季も03年のように、前半戦で飛ばし、昨季の後半戦のように量産すれば、35(4―6月)+7(7月)+41(8―10月)=83盗塁となる。
今季、すでに7盗塁を決めている好調さを加味すれば、1983年に“青い稲妻”こと松本(巨人)がマークした「76」のセ・リーグ盗塁記録を超えることは間違いない!?