5月4日(木)
木崎湖キャンプ場(連泊)~ヤッホー平(雪で断念)~小谷温泉~キャンプ場
木崎湖キャンプ場(連泊)~ヤッホー平(雪で断念)~小谷温泉~キャンプ場

昨日のあまりの寒さに、昨夜から今日にかけてキャンプ場を予約していた家族連れが何組か、そうそうに引き上げてしまったらしい。ラジオによると、近くのキャンプ場では氷点下近くまで下がったという。だろうなあ。寒かった。
だが、自分らは今夜もここに連泊の予定。
Mさんは嫁さんのご両親が仙台からでてくるので、その歓迎料理を明日朝早く築地で仕入れなくてならないというので、午前9時にはキャンプ場を東京に向けて出発。
今日は、どうしても以前から気になっていた「ヤッホー平」にいきたかったので、10時くらいにはソロで出発。さすがに連休中日、車が多い。148号を白馬から平岩までいき、狭い道をヤッホー平に向かう。
ヤッホー平――やはりそこは、ヤッホーと叫びたいくらいに絶景がひろがっているのだろうか。
そんなことをあれこれ想像しながら、林道のような道をじょじょに高度を上げて進む。けっこう寒い、道の両脇に雪がまだ残っているなと思っていると、カーブを曲がり100メートルくらい進むと、道は雪で分厚く覆われ、通行不能となる。
ヤッホー平、夢と終わる。
前のほうには、滋賀ナンバーのハーレーが立ち往生している。
かなり傾斜があるので、狭い道でUターンをするのは、自分の技術では無理。そろりそろりとバイクに跨った姿勢のまま、バイクをバックさせる。ハーレーのライダーがその間、ずっとつきそってくれる。
ようやく下り終えると、バイクを停め、今度は自分がハーレーのバイクをUターンさせるために手伝う。そのライダーも、ヤッホー平にある蓮華温泉にいきたかったとのこと。
「秘境の温泉なら148号を挟んだ向こう側に、小谷温泉というのがありますよ」
と、ツーリングマップルでその場所を教える。以前、テレビの秘境シリーズにでていたところだ。そこもいきたかったとこなので、ハーレーが立ち去ったあと、自分もあとを追う。途中、148号の旧道を走ったりして、あたりをうろうろしたあと、約1時間後に小谷温泉につく。
寸志で100円ほどカンパ箱にいれ、露天の風呂にはいる。
白樺の林にに囲まれた風呂のすぐ横には、まだ雪が分厚く残っている。景色もよく気持ちいい。
う~ん。風呂もいい湯加減。
今度はカミさんもいっしょだ。
風呂をでて服を着ていたところで、先ほどのハーレーのライダーが話しかけてくる。ずっといっしょにはいっていたらしいが、最初会ったときに、両方ともメットを被っていたので顔がよくわからなかったようだ。
彼とは駐車場で別れ、自分は白馬まで戻り、駅前の2階にあるレストランで、カツカレー(800円也)の朝食兼昼食。なかなかうまい。飯を食ったとたんに急に眠くなり、駅舎内のベンチに座ったまま、30分ほど熟睡。ちょっとすっきり。
再び148号を走り、中網湖からサンアルピナスキー場までいってみる。まだ雪が数メートルも残っており、青い空と北アルプスの山々の稜線のコントラストが絶景。さっそく写真を取ろうと、タイマーセットしてポーズなど決めてみるが、カメラは時間がくるとカシャといったきりフィルムを巻き取るような音もしない。
電池切れと判明。
だ~~。
名残惜しみつつ、スキー場をあとにして、大谷原という鹿島槍ヶ岳の登山口までいく。ここはここで、谷川から槍ヶ岳を見上げる景色がまたすばらしい。けっこう、登山者の車が駐車している。
大町市街地にいきガソリンをいれ、キャンプ場に戻ると、ドカのKさんがきている。ほかにも、去年このキャンプ場でいっしょになったGSF1200のライダーも友人を連れて到着。夕方は、また5、6人でどやどやと買い出しにいき、ジンギスカン、野菜、焼き肉、焼きそばなどを購入。個人でビール500ミリリットル4本購入。
夜はかなり冷えこむ。午後11時には寝る。