朝起きてから、何気なくテレビを見ていましたならば
テレ朝の報道番組において、カドミウム汚染米の話題になっていました。
工場用水による河川の汚染から田んぼに染み渡り
土壌が汚染され、そこで収穫されるお米は、カドミウム汚染米として
市場にでず、すべて政府の買い取りされ、用途は工業加工用に限られています。
ところが、買い取るのは減反に協力した農家であり
実際には、減反に協力しない農家をはじめとして、かなりの数量が
世に出回っているとか。
国際基準では、0.4ppm以上のカドミウム汚染米は
食糧に適しておらず、我が国はそれよりも厳しい0.2ppm
以上は市場に出回ることは禁止しているそうです。
ヤミ米騒動で一時有名になった富山県のKさんは
汚染米でも、食べても影響ないとされている0.1ppmの
カドミウム汚染米を米袋に正々堂々表示して
10kg ¥1000で販売したところ、飛ぶように売れたとか。
kさんのように、きっちんと汚染米でありと表示して
それを承知でお客さんが買い求めるのならば、
これは、お互いに自己責任でありOKでしょう。
問題は、汚染米を隠して流通する米です。
今、スーパーや量販店など、やたらに値下げ合戦していますが、
その影に、泣かされる業者がたくさんいます。
無理な納入価格を要求されれば、このような価格の安い汚染米が・・・