パン屋 タルマーリーの日々

夫婦の夢「農のあるパン屋&カフェ」を実現。千葉→岡山県真庭市勝山へ移転、2012年始再開予定。自然栽培&天然菌。

ヒカルのおむつなし育児!vol.1

2010年08月09日 14時41分53秒 | 子育て

先週は夏休みをいただき、勝浦でゆっくり。大好きな海にも行きました。
そして今回は写真のとおり、モコとヒカルの母方の従兄弟や再従姉妹が初めて全員集合!
たくさんの子どもたちと楽しい時間を過ごして、すっかりリフレッシュしましたよ。

さてさて、「保育園と牛乳」に続き、ず~っとブログに書きたいと思っていた課題。
それが、今月1歳になる長男ヒカルの「おむつなし育児」についてです!

皆さん、「おむつなし育児」って知っていますか?

私は「自然育児友の会」会員なので、言葉だけは知っていたけれど、詳しくは知りませんでした。
どうも、赤ちゃんが産まれて間もない頃から、おむつに頼らずおまるなどで排泄させる…ということらしい。
そんなのできたら素晴らしい!布おむつを洗う手間がなくなるの?ぜひ二番目の子が産まれたらやってみたい!
と思っていたけれど、
でも、仕事が忙しくて、四六時中赤ちゃんの観察してられないから、無理かもなあ…。
と勝手に思い込み、きちんと調べずにヒカルの出産を迎え、長女・モコのときと同じように、布おむつに頼る育児を8ヶ月くらい続けたのでした。

しかし今年4月、アースデイ参加のため東京に滞在し、ガイア食堂に行ったときに、この本に出会ったのです。

「赤ちゃんにおむつはいらない
三砂ちづる・著

なんでもっと早くきちんと調べとかなかったんだ~~!!
本を読み進めるうち、本当に面白くて目から鱗が落ちまくり、ヒカルの出産前に読んでおかなかったことがとても悔やまれました。
仕事が忙しいからこそ、この「おむつなし育児」を早いうちから実践したかった!

というのも、ヒカルは頻繁に水っぽいウンチをする赤ちゃんで、布おむつのみならず、紙おむつをしているときでさえはみ出して服まで汚れて全とっかえ…を一日に何回も繰り返すような毎日だったのです。
昨年夏の誕生から今春までは、パン屋の仕事に加えてナチュラルライフマーケットの準備に必死の日々だったのですが、ヒカルは保育園に預けずに自分で育児しながら仕事していたため、この頻繁水っぽいウンチには本当に苦労していました。

「無理は禁物。布おむつで母親が疲れるなら、紙おむつを使った方が良い。」

という、現代社会のごく一般的な誘惑に私も流され、基本は布おむつを使うものの、パン屋営業日と夜寝ている間は紙おむつを使っていました。

しかし、ヒカルは生後4ヶ月くらいからお尻と顔の湿疹がひどく、いわゆる「アトピー」になってしまいました。
だから、紙おむつを使うのは母親として本当に心苦しく、常に心の中で葛藤していました。
私も肌が弱いから、(生理用)紙ナプキンだと不快で、布ナプキンの方が肌に優しいのを知っています。
それなのに、母親が仕事が忙しいのを理由に、こんなに赤くかぶれているお尻に紙おむつをあてるなんて、かわいそう…。
だけど、私が疲れてストレスたまるのも良くないし…。
と、日々悩んでいました。

ヒカルがアトピーになったのは、きっと何かを私に伝えるために違いない。絶対に意味がある。前向きな方向へ導いてくれるはず。
そう信じて自分を励ましてきたけれど、きっとこれだったんだ!
「おむつなし育児」!!

本によると、なんでも、赤ちゃんがおしっこをするタイミングは、
・寝て起きた時
・授乳して20~30分くらい後
とのこと。

で、さっそく実践!
昼寝から起きたヒカルのおむつを急いで外して庭へ連れて行き、
「はい、し~し~。」
とうながしてみると、見事!おしっこしてくれたではありませんか!!
すごい感動~~!!!

そして、毎朝ヒカルが起きてすぐに庭へ連れて行くと、おしっこだけでなくウンチもしてくれるようになったのです。
赤ちゃんはおむつで排泄したいわけではなく、気持ち悪いけどやむを得ずおむつにしていただけなのですね。
おむつなしで排泄させると、ウンチはまとめてしっかりしてくれて、一日一回で済むようになる…
と本に書いてあったとおり、おむつに頼っていた頃はあんなに頻繁にウンチしていたヒカルも、朝一回で済むようになったのです!
あの大変な日々はなんだったのだろう…。ああ、もっと早く知っていれば、こんなに楽だったのか~~!

そして、この本を読んだ後、紙おむつは一切やめました。今まで漠然としかわかっていなかった紙おむつの弊害がきちんと理解できたと共に、この本に書かれていた、紙おむつに賛成でない90代のおばあさんの言葉↓が、心に響いたからです。

「あかちゃんのうちくらい、手をかけてあげればいいのになあ。たっぷり愛情かけてあげればいいのに。大きくなってからじゃあ、遅いんさ。おむつはそのひとつだよ。」

つづく


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