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見た目元気な乳がんママのひとりごと

乳がん手術後、6度の再発にもめげず「娘を守ること」を使命に生きている「ふたば」のちょっとワガママなグチ日記☆

癒しのオッチャン

2010-07-15 12:41:51 | 娘のはなし
今、家にメダカ(ヒメダカ)がいる。
娘が学校から持ち帰ったもの。
理科の時間で「魚や人の誕生」ってのを学習していて
各自でメダカを育てていた。
オスとメスが一匹ずつ。
本来なら、メスが卵を水草に産み付けて、いずれ子メダカが誕生するはずなのだが・・・
娘のメスメダカはすぐに死んでしまったらしい。
他の子たちのメダカも死んでしまったのが多く、先生から代わりのメダカをもらって育てていた。
娘ももらえばよかったのに、何故か「先生のメダカが少なくなるから」と遠慮したらしい。

遠慮しなくてもいいのに・・・
オスだけじゃ子供は産まれないよ・・・

もしかしたら卵を産み付けてから死んだのかもしれないと
かわりのメスを入れるのをためらったらしい。

結局のところ、水槽にはオスのメダカとミニミニサイズのタニシ軍団がいる。
学期末なので、水槽を持ち帰ってきたわけ。

名前はつけたのか? と聞くと
これからだという。

大人になってから来たし、オスだし・・・と考え込んだ末に
「オッサン」にしよう!

えっ! オッサン?

「あっ、やっぱりオッチャン」
というわけで「オッチャン」に決定。

パートナーがいない「やもめのオッチャン」は
一人で伸び伸びとすごしている。
メスのメダカを買ってきて入れようか・・・とも言ってたが、
相性があわなかったらオッチャンに悪いので結局やめた。

娘は学校から帰ってきたら、オッチャンをずーっと眺めている。
オッチャンは、癒し系なのである。

仕方がない・・・か?

2010-06-26 16:23:11 | 娘のはなし
親の因果が子に報い・・・じゃなく
子供は親の背中を見て育つというが
概して見てほしくない部分をマネてしまうもの。
こーした方がいい。あーした方がいい・・・と
親は自分の経験(失敗?)から
子供に同じ目に合わせたくないと
アドバイスしたがるが・・・

小さいうちは、まだ言うことを聞いてくれる。
何とか親の言うとおりにしようとする。
だが、成長してくると、うるさがられる
適当にスルーすることも覚える。
親は「せっかく・・・」とか「あなたのために・・・」とか
した手に出ても、子供に適当にあしらわれるとそれが「怒り」に転じ
上からゴツンということになる。
ゲンコツではなく、言葉で・・・
子供にとっては、まことに迷惑な話。

横になってボーッとテレビを見ていることが今年に入ってから多い。
娘は、すぐに「疲れた」「だるい」「横になる」「休んでから○○する」を口にし、テレビを見ながら寝転がっている。

マネするなぁ!

誰も教えてないのに、家族がやることと同じことをしている。
しかも「やってほしくないこと」ばっかり。
注意したって、大人がやっているんじゃねぇ・・・

私が一生懸命にやっていることをマネしようとしているから
それを利用して、多少だるくてもアレコレやっていたが
次第に自分に無理がかかってきた。
これではイカン!!
うしろ姿で伝えたいと思うけど、
自分自身のヤル気が今ひとつ。
これからもっと暑くなるし、グータラ してしまうのは、目に見えている。
で、私も口ばかりになってきた。
自分でもイヤなのだけどなぁ・・・。

最近あまり「笑顔」でいないような気がしている。
せめて「笑顔」でいつづけるようにしなければ・・・。
最低限、それだけでもマネしてね。

頼もしい人

2010-06-07 08:48:26 | 娘のはなし
娘は5年生
だけど、甘えん坊。
学校生活でも友達のつきあいでも
本人なりに頑張っている部分があるのだろう。
私にベタベタくっついてくる。
親とはいえ「いい加減にせえ」と言いたくなるくらい。
水仕事や治療の副作用でガサガサになった指先を触りまくる。
これは、1歳からはじめたクセで
「ガビガビ~」といいながら触ってくる。
本人に言わせれば、とても気持ちがよく、落ち着くらしい。
それで気がすむんなら・・・

こんなことをカミングアウトするつもりではなかった・・・

5年生になると「家庭科」がはじまる。
ゆとり教育からの移行期なんだけど、時間数は少ない。
だから、はっきりいって「こんなことしかしないの?」という感じ。

先日「ガスの火のつけ方」→「お湯をわかす」ということを学んだらしい。
その流れで「お茶をいれよう」という実習が行われた。
娘は「高級なお茶! 高級なお茶!」と連呼していたので
玉露でも使ったのだろう。
しっかり湯冷ましかけて、時間をかけて入れたらしく
香りのいいおいしいお茶と、例の『あき恵さん』がこっそり準備した「お菓子!」をいただいて、授業中にもかかわらず「まったりとした時間」をすごすことができたらしい。

で、それを家で実践してみよう! という宿題がでて
家でお茶を入れてくれた。
普段「高級なお茶」を飲んでいるわけもなく
香典返しでいただいた「玉露」を使ってお茶を入れてもらった。
熱くなっている湯のみを持つ手が、危なっかしい。
それでも「とろみと甘み」が感じられるおいしいお茶を入れてくれた。

娘は、先生が言われることは素直に聞く。
4年生の終わりごろから「家の仕事をしよう!」「お手伝いをしよう」ということを言われている。
それに加えて家庭科で、家の仕事について学習しているらしく
家の仕事は、休みもないし、たくさんあることも実感させられているらしい。

最近、土日には自分から「○○しようか?」といってくるようになった。
平日でも私がしんどそうだったりすると、手を貸してくれるようになった。
その気になった、ずるがしこい母親は、たまに仮病を使っちゃうんだけど・・・フフフ 

油断ならないのは、家の男子 
すでに、自分が面倒なこと、やりたくない家事を
「ママの手伝いしないとだめだよ!」って、
娘の弱みにつけこんで、やらせようとしているふしがある。
根底には「女は家のことをするもの!」っていう理由で・・・

あき恵さん

2010-05-21 11:43:57 | 娘のはなし
誰のことか?
よしもと新喜劇の浅香あき恵さんのことである。
なぜ浅香あき恵さんなのか?
我が家では何故か娘の担任のことを『あき恵さん』と呼んでいる。

よしもとの『浅香あき恵』さんのことはご存知か?
ブサイクだとか、鼻から油がとびちっているとか、妖怪だとか、臭いとか
さんざんな言われ方をしてるが 
よしもと新喜劇になくてはならない女優さんなのである。
その浅香さんの髪型をボブにし、インテリっぽいメガネをかけさせ、
少し難しい顔をさせると、まさに娘の担任そっくりになるのである。
・・・失礼?・・・どっちが? 

それに名前も明子さんなので、
『あき恵さん』

その『あき恵さん』が、昨日我が家にやってきた。
・・・って、家庭訪問だった。
学校の中では、生徒指導の立場。全校児童の前では、厳しい口調で話すことが多いためか、4月に『あき恵さん』が担任だとわかると娘はがっかりしていた。
娘は厳しいのがイヤなのである。

でも往々にして生徒指導の先生は、実は授業が面白かったり、子供たちをちゃんと見てくれていたりする。
でも、面白い授業の中で、調子にのって子供がふざけると「ガチン」とやられるのだ。

家庭訪問のとき、娘が友人関係のトラブルをかかえていることを話した。

大好きな友達(仮にA子)を別の子(仮にB子)が奪っていった。
B子は娘に近づくなとA子に言い、○曜日に必ず自分と遊ぶようにとスケジュールを無理やり渡す・・・ってことをやっていたらしい。
前学年のときは、A子、B子、娘とあと1~2人が仲良しグループだった。
で、クラス替えでA子、B子、娘の3人が同じクラスになった。
A子は、イヤといえない子なので、本心はわからないけど、B子の言いなりになっていた。
娘は、そういうことをされても、B子とまた仲良しでいたいという気持ちがあるし、A子が困ることもしたくないので、結局身を引いたらしい。

『あき恵さん』は、そのトラブルを知っていた。
子供からは、誰も先生に話してはいない。
何故『あき恵さん』が知っていたのか直接聞かなかったが、
話しぶりで、娘の様子がおかしかったのと、前担任に友人関係だとか、子供たちの性格だとか、かなり詳細な情報を聞いた上で様子を見たり、それとなく当事者に話を聞いていたらしい。

で、子供たちのことがある程度わかったからだろうか?
娘とA子がまた仲良くなれるきっかけを作ってくれた。
来月、校外学習があるのだが
「A子と娘を同じグループにして、B子を別にしました。きっかけになればと思って・・・」と言ってくれた。

『あき恵さん』やるなぁ・・・

娘は、担任になんでも相談する・・・っていうか、相談できる方だ。
そんなことまで? ということも話するらしい。
でも『あき恵さん』には「まだできない」と言っていたが、
スロースターターの娘が『あき恵さん』に何でも話する日は
そう遠くないと思う。

『あき恵さん』を頼りにしてもいいと思うよ!

走る

2010-05-12 16:06:34 | 娘のはなし
昨日、陸上競技会があって、娘が参加した。
町の児童5、6年生が全員参加することになっている。
そして1位の子供は県体へ行く。

娘が見に来てくれというので、行ってきた。
しかも目立たないようにこっそりと見てくれ・・・だって。

うちの娘は親の遺伝子をしっかりと受け継いだため
運動オンチである。
はっきりいうがセンスがない。
私よりヒドイ ・・・言い過ぎか?

参加した競技は、50mハードルと100m走。

学校での運動会とかで、うちの娘が学年一遅いことがわかっているので
とりあえず、ケガだけはせずに無事に終ればいいなと思った。
レースはタイム順で走るため、当然、娘は最後の組。

50mハードルは最初のハードルでスピードダウンしたのがたたって
最下位でゴールしたのが遠くに見えた。
・・・ふと思った。
「この競技会で最下位ということは町の5年生の中で一番遅いってことになる。娘がそれに気付いたらどう思うんだろ・・・」

5年女子の最終組がスタート。
目の前を走っていく娘の走りのフォーム は大分格好よくなってきた。
だが、いかんせん、ゆっくりなのだ。
もっと速く手足を動かせばタイムも速くなるのに・・・。
それでも娘の後ろに、一人走っている子がいた。
ゴール!!
後ろにいた子が土壇場で頑張ったので、見た目では同時にゴールしたようだ。

帰宅した娘は「ハードルは、ちゃんと5歩で飛べたし、100mは今までで一番いいタイムだったと思うよ」と満足そうにいった。
それに友達が選手としてでた『走り幅跳び』で1位になったことを自分のことのように喜んでいた。

「おぉっ、なんとできた娘か!」

走るのが遅かったり、運動が苦手なことを本当はどう思っているのかわからないけど、最近私は娘にこう言っていた。
「他人と比べても意味がないから、昨日の自分、1週間前の自分、1年前の自分と比べろ! 正しく比較できるのは自分だけだよ!」って。
それを実践しているのかな?
そう思うほうがラクだものね。

しかしながら、私は少しばかり責任を感じている。
高齢出産だったのと、もともと体を動かすことが苦手なので、外で遊ばせることが、結構負担だった。
今も思うけど、小さいときにもっと歩かせたり、走らせたりする環境を作ってあげればよかったんじゃないかって。
本人は、1歳半になってやっと歩き出した。体が重かったせいもあるかもしれないが、ヤル気なし。自ら歩いたり走ることを嫌がっていたフシがある。
すぐに「抱っこ」とかベビーカーに乗りたがり、私も娘のいうとおりにしていた。
今となれば、甘やかしたかなぁ?

こんな病気になったら、娘がやりたいこと(バドミントンとか)があっても相手になってあげられない。
そんなときに後悔する。
なんで『がん』になったんだろうって。