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Journal de Tsurezure

雑多な日常、呟き、小説もUPするかもしれません。

【参院選】共産党との一件で蓮舫氏擁立を連合が猛反対!立憲民主党とギクシャクしているようです。

2025-06-28 16:31:39 | 舞台 映画
【参院選】共産党との一件で蓮舫氏擁立を連合が猛反対!立憲民主党とギクシャクしているようです。
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国民を舐め切った自民党の末路がこれです......

2025-06-28 11:55:18 | 舞台 映画
国民を舐め切った自民党の末路がこれです......
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バディ映画 二郎と雪2

2025-06-27 16:09:39 | 舞台 映画
会議用の折りたたみテーブルを挟み、向かい合う四人。室内の蛍光灯が、夜の疲れを滲ませた表情を淡く照らしている。

ディレクターの角田が、カップを傾けながら気だるげに言った。
「で、本題は何です? 今日の段取りは既に共有済みですよね」
監督の斎藤は、真面目な面持ちでテーブルに沈むように視線を落とした。
「……実は、出演する犬のことです」
そばにいたADが冗談めかして笑った。
「凶暴とか……ただの大型犬でしょ?」
「詳しい事情は話せない」
その声音に、角田がカップを置く手を一瞬止めた。
「どういうことです?」
「雪の飼い主、プロフィール──すべて伏せたいと、依頼人から強い意向がありました」
場に冷たい空気が流れる。角田は顎に手を当て、険しい表情でディレクター席の端に身を寄せた。
「……え? 撮影スタッフにも、マスコミにも、一切?」
斎藤は頷いた
「撮影現場には必ず“美月”という女性が付き添います。彼女の身元も秘密にしてほしい──」
青木が唇の端で苦笑しながら言った。
「なるほど。飼い主なのに表に出さないってわけか。映画史に残る“ミステリアス・ドッグだ」
だが、話を聞くうちにディレクターの表情は真剣そのものに変わってきた。
「美月さんは飼い主ではないんですよ」
斉藤の言葉にディレクター、ADは不思議というより不可解な表情になった
「プロの調教師など、専門の“扱いに人間”の言うこともきかない、どういうことです、危険じゃないですか?」
斎藤監督は頷きながらも、その言葉に重みを感じ取っていた。
「家族──自分が“認めた人間”以外の命令は一切、きかないんですす」
会議室に重い沈黙が落ちた。



長い秒針の音が耳に響くほど、四人はその場の空気の変化を味わっている。
──“条件”が、ここまで鋭いとは思わなかった。
角田ディレクターは深く息を吸い、言葉を探した。
青木ADは緊張した面持ちで頷く。
山本はコーヒーカップを両手で包み込み、決意を固めるように顔を上げた。
四人の視線が交差し、やがて固い表情が解けるかのように、一斉に頷いた。
室内に漂うコーヒーの香りが、次の一歩を静かに後押ししている。
「……秘密が多すぎないか」
角田ディレクターが呟いた。
テーブルの上には、まだ温かいコーヒーと、使用前の台本だけが静かに置かれている。
「撮影が終われば、家族のもとに普通の生活に戻ります」
斎藤監督が穏やかに返す。
青木ADはしばし沈黙したあと、苦笑して首を振った。
「普通の生活って…想像できないよ」
栗原プロデューサーは深く頭を下げると、低い声で言った。
「……スタッフには黙っておきます。下手にビビらせても意味がないと判断しました」
その場の緊張を一気に和らげるような一言に、四人は思わず息を吐く。しかし栗原はすぐに真剣な顔に戻り、一歩前へと踏み出した。
「ご理解に感謝します。ですが、この犬を選んだ理由はただ一つです──“この犬でしかできない”からです」

角田はゆっくりと顔を上げ、テーブルの向こう側を見据えた。
「……何かが、始まる気がしてきたな」
その瞬間、蛍光灯の白い光が微かに揺れた。
小さな会議室の空気は、これから生まれようとする物語の予感にざわめいていた。




スタジオ入り――

テレビ局の長い通路に、二郎の革靴が硬く響く。
スタジオの入口に現れたその姿は、壮年の疲れを滲ませる男。
しかし隣を歩く犬は、信じられないほど大きい。
収録前の和やかな空気が凍りついた。
スタッフたちの動きが止まる、その場にいた全員の視線がリードを引いている役者よりも犬に向けられた
カメラマンの男が、思わずレンズを覗き込みながら呟いた。
「──なんだ、この迫力は……」
「犬、だよな」
「酢、凄いっっ……」
全員が飲み込まれたように身じろぎもできない。
眼の前の存在は自分たちの想像を超えていたのだ


二郎は緊張で固まっているのか、雪のリードを強く握りしめる。
目元には不安の影、首筋にはうっすら汗。
だが、隣に立つ雪は、まっすぐ前を見据えていた
──二郎が椅子に座ると、その隣に座り込んだ
スタジオの強烈な照明、知らない人間の視線、機材の音にも関心を示さない。
尾を動かすひともせず、堂々たる姿勢を崩さなかった。
──圧倒的な存在感が、スタジオ内を支配した。
ゲストとしてスタジオに招かれていた、人気YouTuberの高橋は目を輝かせていた。

ゲストとして参加していたユーチューバーは、本物のグレートデンをまじかに見られるなんてと興奮していた
事前にディレクターに触ってみたいと頼んでいたのだ
だが、監督と原作者から遠慮して欲しいと言われ、内心、がっかりしていた。
だが、今、目の前にいる“雪”を見て、高橋は自分の軽率さを思い知る。
この犬に簡単に触りたいなんて。
自然と気配を殺すように身じろぎひとつしなかった。

一方、愛護団体の代表者である和泉は、手元の資料に視線を落としていた。
「雪…雌ですか?」
普段は温厚な彼も、その資料に記された「Female」の文字に目を丸くする。グレートデンは雄のほうが体高も体重も上回るはず。だがこの雪は――
資料の数値を二度、三度と確かめながら、思わず声を漏らした。
「信じられない…雄より大きい、いや」
資料を閉じると、視線だけを雪に戻した。
和泉は資料を前に、椅子の背にもたれかかるようにして目を見開いた。
専門家として、これほど明確に「ありえない」と断言できるデータは初めてだった。
──グレートデンの雌で、ここまでの体高と体重…?
ページに記された数値を、指先でなぞるように何度も読み返す。通常、雄の平均体高は肩高で80センチ前後、体重で50~60キロほど。
雌はさらに5~10%程度小さいはずだ。
それなのにこの「雪」は、肩高90センチを超え、体重は軽く70キロを超えている。しかも「Female」と明記されている。
「…ありえない…」
思わず漏れた低い呟きに、手元の資料がかすかに震えた。心臓が早鐘のように打ち、冷静さを保とうとする頭にざわめきが広がる。
胸の奥で何かが引き裂かれるような嫌な感覚が走った。
和泉は立ち上がり、折りたたみテーブルの端に軽く指先をかける。身体が小さく揺れ、立位を安定させようと無意識に重心をかけた。専門書で何百ページも調べ尽くし、国内外の見解を次々とインプットしてきた自分が、まさか「データの見間違いでは?」と疑う瞬間が来るとは思わなかった。
──だが、この数字は嘘じゃない。
冷たい汗が背中を伝い、首筋がひんやりとする。和泉は意を決して再び資料を開き、文字やグラフのすべてを確認した。そこには、撮影前に行われた獣医師による精密計測結果、動物保護団体の監査資料、さらには市役所への登録データまでもが並んでいる。
和泉の指先が、資料のページをつかむ力を一瞬ゆるめた。  
──呼吸をするのも忘れるほど、信じがたい数値だ。  
外套のポケットに入れた小型ライトのスイッチを、無意識に押しかけて指を止める。──ここで計測したら、さらに数値が異常を示すかもしれない。

頭をよぎるのは、数年前の動物保護センターで聞いた話。  
「超大型犬が夜中に檻を押し破った…誰も制御できなかった」  
それなのに、この犬の落ち着きは、あの役者が飼い主なのか
和泉の胸はざわついた

専門家としての世界観は根底から揺さぶられた。
 ただの“被写体”という枠を超えた、謎めいた存在と対峙している自分を、彼はまだ理解しきれていなかった。

ゲスト席の隅──照明が届きにくい薄暗がりで、高橋と中村はひそひそと顔を寄せた。
高橋の胸は激しく上下し、視界の端で雪の揺れるシルエットを追う。息を呑むたびに、胸骨がぎしりと音を立てるような感覚に襲われた。唇をわずかに震わせながら、彼は低く囁く。
 「……見たか? あの背中のライン、絶対に普通じゃない」
中村は眉間に深い皺を寄せ、両手を太腿に押しつけるようにして目を細めた。足元から伝わる床の振動が、雪の呼吸に同期しているかのように感じられる。彼女は一瞬、周囲のスタッフや観客を見渡し、視線を確かめると、声をさらに抑えて答えた。
高橋はぽつりと小さな声を漏らす。
 「怖い、っていうか──違う、触りたいなんて言い出して」
恥ずかしい、小さな呟きを漏らした
中村の目が一瞬うるんだ。瞳の奥で、雪の大きな瞳と向き合う自分を思い描いている。
 「ここじゃ言わない方がいい、あの犬の“家族”から叱られる」
高橋は肩をすくめ、さらに声を潜めた。
 「俺たち、今、普通の撮影じゃ得られないものを、見てる」
会場のざわめきが、遠くでスロー再生されているように聞こえた。二人の鼓動だけが、はっきりと鼓膜を揺らす。
──この瞬間、自分たちのYouTubeもインフルエンサーのブランドも、あの犬の前では色あせる。



リビングの薄明かりが、母親の瞳に揺れている。
ソファに腰掛け、スマホをしっかり握り締めたまま、画面をじっと見つめる。 
テレビに映っている白と黒の斑の大きな犬に母親の目は釘付けになった。
指先が震え、画面のタップ音だけが静寂を引き裂く。 ──匿名掲示板に、新規スレッドを立てる。 タイトル入力欄に、まるで封じ込められた記憶をひとつずつ呼び覚ますかのように。 
【TVに出ていた犬、昔、飼っていた子に似ているんです】
 打ち終えた文字を見つめ、彼女は深く息をついた。
送信ボタンを押そうか押すまいか、指が数秒間画面の上で止まる。 
その横で、小学6年生の息子、翔太が首をかしげながら母親を見上げる。 
「お母さん、何してるの?」 
翔太の声にハッと我に返り、母親は慌てて画面を隠すようにスマホを胸元に引き寄せた。 ──「送信」 思い切ってタップすると、心臓が一瞬大きく跳ねた。 
「レスが来るかな……」 小さく呟き、母親はスマホを握り締めたまま画面を見つめる。
そして、リビングに漂う緊張感を感じ取った翔太がそっと母親の隣に寄り添う。
 「大丈夫?」 母親は息子の手を取り、震える指を包んだ。 ネット掲示板の新スレッドは、瞬く間にあちこちで転載され、拡散していった。


野川栄子はソファに沈み込むように座り、スマホの画面を指でゆっくりとスクロールした。

――「小学生の子供にグレートデンを買い与えるなんておかしくない?」
――「ちゃんと世話ができるのかしら」
――「無責任過ぎない」
――「この親子、子供は芸能界で子役だったよね」

一行ごとに心臓を握りつぶされるような痛みが走り、肩は自然と落ちた。これまで翔太の“トップクラスの演技力”を自慢にしてきた自分──それが、一瞬で無責任な親のレッテルにすり替えられてしまう。

(私、何をやっているんだろう…)

理屈では相手の言う通りだ。小学生を子役として抱えつつ、巨大な犬の世話を放り出してきた。自業自得と言われても仕方がない。しかし、このまま批判の嵐に飲まれるのを黙って見過ごすわけにはいかない。

「でも、あの犬は、本当に私たちの“雪”だったのよ」

かすれた声が部屋の静寂に吸い込まれ、薄明かりがその言葉を震わせた。逃げれば、噂はいつまでも消えない。ならば、正面突破しかない。

野川栄子は深く息を吸い込むと、コメント欄の最上部にカーソルを合わせた。実名をさらすのは怖い。だが、自分が信じる真実を伝えなければ、息子の未来まで失うことになる。震える指でゆっくりと文字を打ち込む。

私たちの名前は、野川栄子です。
息子の翔太は子役として活動しています。
そして、あの犬“雪”は間違いなく私たちが飼っていた子です。

最後の一文字を打ち終えた瞬間、栄子はスマホを胸に抱き寄せ、決意の光を帯びた瞳で画面を見つめた。送信ボタンを押せば、批判と擁護が激しくぶつかり合うだろう。だが、もはや後戻りはできない。この一歩だけが、噂の連鎖を断ち切る唯一の手段なのだ。

「これで、真実を見せるしかないわね」

──母子を守るための、痛みを伴う覚悟だった。





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