おおまちまるかのなんてことないひび。

パリーグと広島カープを愛し始めたブログ。
タイガースの話題はどうした?

1年たてども。

2005年06月13日 11時17分38秒 | ぷろやきゅうな日々
 あの合併劇が最初に報道されてはや1年。
 パリーグで応援していたバファローズの消滅が決まった日でも有りました。
 昨年はこの日以降、バファローズが日本一になれる最後のシーズンと思い、複雑な感情をもちつつ応援していましたが、揺れ動く心はどうにもならず、ただ淡々とシーズンが終わりました。

 最後のバファローズのシーズンが。

 始めて球場で観戦したのは藤井寺球場でした。
 阪急のエース:サブマリン山田選手の前に先頭打者大石選手のホームラン1点に抑えられ、10-1で大敗した試合でした。
 パリーグのお荷物と常に呼ばれつづけたあの近鉄バファローズが好きでした。
 日本一になれなかったあの球団が。

 タイガースも同じでした。
 始めての日本一を達成した真弓・北村・バース・掛布・岡田・佐野が好きでした。
 それ以来、タイガースファンでした。
 その後に訪れたあの暗黒時代も応援していました。
 しかし、バファローズは日本一になれず、もう球団は存在しません。

 それが決まったあの日から1年。
 なにが変わったのでしょうか。

 ナベツネがいて、ネゴロがいて。

 いるはずの有識者会議はどこにも見えず。

 球団数も変わらず。

 あの球団の人気は相変わらず下がりっぱなしで。

 ただ、ただそこにあの日本一になれなかった球団の代わりに新しい球団、そう日本一を目指し始めた球団が入っただけで。

 日本一を目指し始めた球団が日本一になれる日を夢見て。
 応援する球団が勝つことを祈って。
 また明日からプロ野球を見続けます。

 あのバファローズの思い出を胸に。

 少しの希望と、多くの絶望を抱きつつ。

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2 コメント

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TBありがとうございます (さいん)
2005-06-13 16:53:48
1年前の今日から、どんなにバファローズがいい試合をしてくれても最後には泣いてしまう、そんな日が続きました。

周囲の人の心無いからかいの声にくじけそうになりながら署名を集めたり、球場に通いつめて「合併反対」のボードを掲げたり。

ただ好きな野球を楽しみたいだけのファンにあれだけの苦しみを背負わせた去年の出来事。

忘れることも綺麗に昇華させることも許すことも決してできません。
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>さいんさん (おおまちまるか)
2005-06-13 21:51:46
 一年前のあの日は呆然としてウソやろーと思いつつ記事を探し回ってた記憶があります。

 その後のシーズンが色あせ、本当に淡々と進んでしまいました。

 正直、近鉄バファローズというあの球団の記憶を昇華したり、忘れることは自分も無いと思います。

 プロ野球ファンとして少しの希望を見つつ、これからも野球を観ていきたいなと思い直す次第でした。

 

 まぁ、普段はお気楽に観戦するとは思うんですが。(笑)
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