９月２６日「うますぽ：最高の熱い一週間」

　いつ以来だろうか。
　パリーグ全体が、そうまさに全体が一丸となって熱い戦いをしている。

　パリーグ最高の熱い一週間。

　先週末から最終戦に向けての６球団の意地のぶつかり合い。
　イーグルスはライオンズを相手に一歩も引かず。
　バファローズも苦手ホークス相手に意地を見せ。
　マリーンズもファイターズ相手に昨年の王者の意地を見せつける。

　そして今日からの、シーズン最後の熱い２連戦。
　プレーオフの行方も、ペナントの行方も全て決まる。

　その結果は・・・。

西　武－ロッテ　１９回戦
日本ハム－ソフトバンク　１９回戦

　インボイス球場では西武、松坂を立て必勝の体制で挑む、対するロッテも小林宏を立て意地を見せようとする。
　札幌ドームでは日本ハムは八木、ソフトバンクは不動のエース斉藤和。
　全チーム一歩も引かない戦いだった。
　所沢にも札幌にも行けないので、ＣＡＴＶでのファイターズ戦の観戦。
　初回セギノールの２ラン、そして八木の快投、７回の打線爆発。
　エース斉藤を打ち砕いての快勝であった。
　試合後の選手会長の金子選手のファンへの挨拶。
　札幌ドームを埋め尽くしたファンの方々。
　つくづくうらやましい。

　そしてライオンズがマリーンズに破れたのもほぼ同時刻。
　エース松坂が５回６失点という、まさにマリーンズの意地を見た試合。

　明日、レギュラーシーズンが終わるパリーグ。
　パリーグの熱い戦いは、まだ続く。



　自分としてはここに近鉄バファローズがいないのが実に悔しい。
　なにせ自分がパリーグに興味をもったのも近鉄バファローズ無くして語れないからである。
　そして、興味を持ってからパリーグを常に熱くしていたのも近鉄バファローズだったから。
　あの１０・１９も、その前の執念の猛追も。
　そして５年前の今日のこと。
　パリーグを勝ち残ることで燃え尽き、最後まで日本シリーズに勝てなかったことも。
　そして、この最後の２連戦。
　優勝争いに加わらず、その血を二つに分けた球団同士が戦っていることに一抹の寂しさを覚えてならない。



　パリーグレギュラーシーズン、残り１試合