麻乃はいつも 風のように走った

引退した競走馬を引き取りました。


脚を壊した麻乃は
もう二度と走れません

この本はヤバい

2019-10-01 14:02:21 | 日記


こんにちは


たまたま目にしたブログで紹介されていたこの本





動物好きの人は読まない方がいいかも。

と言う感想に惹かれて買いました。

どうも殺人鬼のオバさんとそれを追う刑事達の
シリーズモノらしいんですけど。
今回はそのオバさんはちょっとしか出て来なくて
(だからこのシリーズのファンの間では
今回の作品はつまらないとの感想多し。)

しかしウチら動物好きにとっては
衝撃的な一冊です。


獣医科の生徒達が実習に使う犬は
保険所からもらわれてくる殺処分の犬達。
脚の骨折を勉強する時は
わざと脚を折ってから
骨折の骨の繋ぎ方などを勉強する。
その実習の辛さに耐えられず、獣医の夢を諦めて
辞めてく生徒がいると言うのは知っていました。







けど、乗馬クラブの馬の方の話は。。
これは本当の話でしょうか?
少なくとも私の行った乗馬クラブの中では
一度も見た事ありません。
(まぁ、見られたら困る話なんですけど。)

もちろん小説なんですが、
獣医研修の話は実話として聞いた事がありますので、
もしかしたら乗馬クラブの馬の話も
あながち全てがフィクションでもないのかなぁ。
と思った訳です。


この話は生産牧場でお爺さんとお婆さんに
育てられた少年が、火事で実家の牧場をを失い、
その後獣医を目指しながら
生き残った7頭の馬達を探すと言う物語です。
幸せに暮らしていて欲しいと願いながら探して行くのですが
現実は。。。







動物愛護とは何かを
考えさせられる作品でした。