MARIYUM

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びーちゃん虹の橋へ。

2013-05-23 14:04:59 | 猫 犬
今朝、びーちゃんが虹の橋へ旅立ちました。
昨日まで元気で、ご飯の時は 後ろ足で立って
ぴょんぴょん はねながらわんわん言ってました。
最後まで、天使でした。

びーちゃんは、強欲な人間によって無理矢理この世に引きずり出された命です。
推定11才まで、劣悪なブリーダーの繁殖場で生きていました。
親も子もへったくれもない環境で掛け合わせられる犬達。
生まれつき、目が見えませんでした。

保護団体にレスキューされた時、びーちゃんは、フィラリアにかかっていませんでした。
薬をもらっていたから?
とんでもありません。
身体中にうんこが固まってついていて、蚊の針が届かなかったのです。
お医者様には、もって1年くらいだろうと言われていました。

びーちゃんを我が家に迎えた理由。
息をひきとる時に私の腕の中で「ああ。人間も悪くなかったかもしれないな」
と、びーちゃんに思ってもらえたら。 そう願っていました。
それから5年。
突然、本当に突然、
神様がびーちゃんを呼びました。

最後の最後に、私に迷惑をかけまいと、
病院に入院したり、舞台やお仕事の大変な時をさけ、
私が、混乱して大変な思いをさせまいと、
朝方、私の知らない間に静かに息をひきとっていました。
だけど。最後にそばにいてあげられなかった事が
すごく申し訳なくて。
約束していたのに。

でも、びーちゃんの顔をさっき見たら、
生きている時、見た事がないような笑顔です。
少し、救われました。
びーちゃんの眠っている顔です。




生きている時に、こんなに安らかな幸せそうな寝顔を
見た事がありませんでした。
生まれつき目が見えない事、関節の粉砕骨折、てんかん。
たくさんの恐怖のトラウマ。
毎日、がんばって、痛くてもがんばって、
一生懸命生きていたんだと改めて思いました。

なぜか、6時に目が覚め、びーちゃんの姿を見つけた時は
まだ暖かかったです。

さっき、マルとお花を買いに行きました。
帰り、空き地の野の花を摘みました。
まっすぐに歩く事が出来ず、1回もお散歩に連れて行ってあげられなかった。
びーちゃん。お外には、こんなお花が咲いてるんだよ。


まだ、全然、状況を把握出来ていなくて、
わけわからない状態です。

もっと抱っこしてあげればよかった。。
昨夜、寝室に行く前に私は
「びーちゃん、おやすみ」って声をかけてあげていたのだろうか。。

やっぱり、うんこをすぐに踏んじゃうし、月に1回はてんかんを起こすし、
レスキューされた時には、すでに下の歯がなくて、よだれはでちゃうし。
他の子よりは、正直、うんと、大変だった。
でも、やっぱり、もっともっと、撫でてあげればよかった。
いろんな思いが、どーーんと押し寄せて来ます。

さっき、お世話になっていた動物病院から
立派なお花が届きました。
毬谷さんのロビー花より、立派なw

びーちゃん。愛されてたんだよ。よかったね。





上にいるのは、預かり母さんから頂いた、びーちゃん5年間の親友「かっぱちゃん」



明日の2時に立ち会い個別火葬で、天に登ります。
姐さんは、こっそり「ひこうき雲」を歌おうと思っています。
2時頃、もしよかったら、お空を見上げてやってください。
きっと、始めての景色に大喜びで天へ昇って行くびーちゃんが
いると思います。

twitterで、暖かい言葉をたくさん下さった皆さん
本当にありがとう。




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