丹後
土曜日は雨
日曜の今日は雨も上がるだろうと予測
昨日一冊の雑誌を買った。
雨だから、それ読んでいた。
買ったのはこの雑誌
身近な場所が詳しく載っており、結構お気に入り。
何故か蕎麦の話題が目についた。
古風な建物も魅力的だ。
なんとなくこの店に行ってみたくなった。
と言う事で、本日小雨の降る中ロドを出す。
舞鶴道から京都縦貫道を通り、宮津天橋立ICで降りる。
そこから橋立方面へ向かい、途中県道に入る。
くにゃくにゃ、細々とした峠道。
いつの間にか晴れ間が出てきたので幌を開ける。
少し肌寒い風が心地よかった。
山の奥へ奥へとナビが案内してくれる。
半信半疑で従いながら進む。
横で「おーーい、もう少しゆっくり走らへんかぁ?」
と言う声がするが、ロドは言う事聞かない。
ようやく看板を見つけ、到着する。
「山の幸 菜庵 天風」さん
周りは田んぼと山があるのみ。
小さな山小屋のように建ってます。
ご夫婦が立っておられたとこや、ここや。
玄関を入り、呼び鈴を押す。
優しそうな奥さんの声。
入ってすぐの所に、かなり大きな囲炉裏がある。
一組のお客さんが窓際のテーブル席におられたので
私もそちら側を選ぶ。
ここでもし団体のお客さんが来られても焦るし。
もう一つ奥の部屋には、こんなテーブル席
外にはこんな席もありました。
早速オーダー。
「そば点心天婦羅膳」を注文。
まず
前菜
うどの酢味噌和え
山くらげ
わらびの卵とじ
さすが山の幸・・・。
こんな入れ物に入ってくると、雰囲気出るなぁ。
次に出てきたのが
「こんにゃく田楽」
横に寝かせられる壷に入ってます。
魚の水槽に入れる壷かと思った
そして蕎麦。
野間そばは、ここらの名物らしい。
少し太めでコシがある。
量は少なめなので、蕎麦を味わいたい方は、
単品で蕎麦のみを注文される方がよいかも
蕎麦を食べ終わるのを見てたかのような絶妙なタイミングで出てきたのが、熱々の蕎麦湯。
これは苦手なんですが、今日は美味しかった。
「山の幸の天婦羅」です。
天婦羅食べてるお客さんのあちこちから
サクサクと天婦羅を噛む音が聞こえくるほど
カラッと揚がっています。
塩をふりかけて食べる、シンプルな食べ方ですが
食材の旨みを一層引き立ててくれます
天婦羅とほぼ同時に出てきたのが〆のご飯。
「黒米の黒豆ご飯」
熱々炊きたてで噛みごたえがあり、噛むほどに味が出るご飯でした。
落ち着いた雰囲気で満足な食事。
ご馳走様でした。
その後、ロドちゃんは来た道を逆の方向へと進み
太鼓山を目指します