まりめろぶろぐ

今んとこ浮き草暮らしのその日暮らし。
いろいろ人生模索中ですよ。
日々のスナップ日記を思いつきで更新していきまつ。

斬よ永遠に(´;ω;`)

2006-11-28 00:15:12 | WJ
案の定今週をもって打ち切られた「斬」。

呆然と第一話を読み、まったくもって信じられないと毎回感じ
ながら読んでいたのだが、いつのまにかネタ漫画としての糞
っぷりに愛着を感じてしまっていたようである。いざその日を迎える
と寂しいものだ。

ここ数週後ろから2番目(実質ビリ)の掲載位置独占で
いつこうなってもおかしくなかったのだが…。この毎週の
屈辱をもってすれば、作者のためには終焉を迎えてよかった
のかもしれない。

結局、何を言いたかったのかわからないままの終了。
作者にすれば、メンバーがそろってここから話が
始まる、ってところだったのだろう。ワンピ的に言えば
ゾロ、ナミ、ルフィと揃った、っていうあたり。

でも、この結果は第一回を見たときから火を見るより
明らかだった。作画、ネーム、ストーリー展開すべてにおいて
連載のレベルに達してない状態。絵は稚拙なのに擬音が
びっくりするほど古臭く、すごくアンバランスな状態。

これはもう作者の責任というよりも、編集の責任の方が
でかいと思う。なぜこの段階で連載させたのか?台詞回し、
作画ミス(キャラの立ち位置のミス等基本的なコマつなぎの
不整合)は脱稿前にいくらでも編集が指摘して直させる
ことが出来たはずだ。

思えば今年は連載不作の年だった。ほとんどが打ち切り、残って
いる漫画も決しておもしろいとは思えない。たとえばネウロみたく、
絵はアレでもそれが個性として昇華されているような、そういう
味で勝負しているような、そんな漫画すらなかった。

それほどまでに新人不足なのか。だとしたらそれはジャンプ編集部
自身の不徳の致すところとしか言いようがない。アンケート至上主義
に偏り、新人を育てる土壌を作ってこなかったツケが今来ている
のだろう。

「斬」の唯一のとりえは、最後まで作画が(本人レベルで)崩れなかった
ことだった。もし次回があるとすれば、次こそは誰もが納得できる
クオリティを身につけて捲土重来してほしい。



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