猫とカメラ

2011-01-10 01:13:38 | 日記
         こんにちは! 

わたしと仲良しの猫ちゃんがいるんですけど、そうだ、あの猫ちゃんにブログに登場して

貰おういいことを思いついた。

べつにネタ切れというわけではないんですよ。

新春らしい話題がいいと思いまして。

デジカメをポケットに入れて、いつ星くんがやってきても撮れるようにスタンバイ。

彼はご近所の飼い猫で、この猫ちゃんの本名は知らないのですけど、わたしの処に来るなり、

「星くん」になってしまいます。

猫の手も借りたいほど忙しいときに限って、「エサにゃん」とやって来るのに、待っているとき

には来ないのがネコ。

ああ、待ち遠しいなあ、星くん早く来てン 

待つこと一時間ばかり、のそのそとやって来て「エサ!」という顔をしてる。

ちょっと待ってね、その前に・・・デジカメを構えると、なんと星くんは顔をそむけてしまった。

あらあ、写真くらいいいじゃない。ね、ね・・

星くんは顔をそむけまくる。いや、いや。

そんな星くんです。↓

 

   
                       いや・・

                      
                                           イヤデス。 

 

挙句にいやがってとうとう裏口から出て行ってしまいました。オコトワリシマス。

一体どうしたことかしら・・寛大な子なのに、猫にしては珍しく、エサを食べているときに

尻尾を触られても怒らないし、いいよォと触らせてくれるのに。

しつこく追い回して悪いことをしたかな・・猫にも肖像権があるかも。

あんなにイヤがっているのだから。

キャットフードをお皿に入れてあげて、引っ込むと、しばらくして星くんが植え込みをかき分け

また現れて食べ始めました。

わたしはカメラをポケットに隠して、そうっと星くんからずっと離れたところまでゆき、気付かれ

ないようにズームアップして、正面を狙ってみました。↓ 星くん、こっち向いて・・

   

    

                   

そのとき、気づいたのです。

誰かに正面からフラッシュで撮られたことがあるんだ・・

だからデジカメを見るなり、さっと顔をそむけた。

可哀そうに・・猫の目は夜でも見えるほどのデリケートで高性能な目。

フラッシュなんか浴びせられたら、たまったものではありません。暴力以上です。

知らなくてやったことでしょうけど、無性に、見ぬ人に腹がたってきました。

わたしが棒を持っていても逃げない。

この猫ちゃんは棒で殴られたことがないんだな、とすぐに判ります。

どんな撮られかたをしたんでしょうか。

以前十四年間うちで飼っていた猫ちゃんは、カメラを向けると、カメラを覗き込みに

来ていました。

やはり毛がグレーの、星という名前の猫でした。

もっと毛が長くて、見上げた眼が星のように綺麗な子だった。

ああ、あ、また亡くなった星を思い出してしまった。

新春らしい話題のつもりだったのに。 

 

                    

 

 

 

 

 

 

     


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