こんにちは
もうすぐロンドンオリンピック。
テレビでロンドンの街の映像を見ることが多くなってきましたね。
去年撮ってきたロンドンの吊り看板のことを思い出し、My画像フォルダを覗いて
みますと、おお~結構撮っているではありませんか。
最近、吊り看板の記事をすっかりサボっていまして・・
このブログを作った目的は、趣味の旅行先で撮った吊り看板の写真を公開
することでありました、のに。
吊り看板だけって、ほんとに面白くありませんので、街角の画像も入れながら少し
づつご紹介いたしますね。
吊り看板の掛かっている周りの様子なども注目して見て頂けると、嬉しいです。
↑ 冬のロンドンの中心街には鈴かけの街路樹に小鈴のような黒い実がたくさん、
なっています。
画像の右に立っているのが鈴かけ(別名プラタナス)。
パソコンでは見えにくいのですけど、点のような実がお判りになるでしょうか。
街中にこの樹が植えられていますので、どこへ行っても無数の実が鈴なりだったの
が強く印象に残っています。
ロンドンの人たちって、鈴かけが好きなのでしょうか・・わたしも好きなので、なんと
なく親近感が湧きました。
↑ 上の赤い吊り看板は、ロンドン名物の赤い二階建てバスの小物雑貨店。
お土産用のバスのミニチュアやバスをデザインした小物などが置いてあります。
お店の前にも鈴かけの実が。
↑ 上の画像はその二階建てのレッドバス。路線バスなんです。夕方のラッシュ時。
親しげな二人の男性の後ろ姿がいかにもロンドンのビジネスマンという感じで、この
写真は自分でも気に入っているんです。
アメリカ人でもなくフランス人でもなく、やっぱり英国人の雰囲気。
もう一枚、お気に入りの写真です。↓
↑ ビッグ・ベンと吊り看板のツーショット。
この画像は、去年も一度ブログに載せたことがあるのですけど、アンコールです。
ビッグ・ベンが入る位置に吊り看板を見つけたときは、目の中がVサインに!
ロンドンの観光スポットは沢山ありますけど、No.1はやはり、ビッグ・ベンでしょう。↓
↑ かっこいいですよね。
1859年に完成したゴシック建築。クラシックでほんとうに美しい建物ですね。
時計塔がビッグ・ベンで、左の建物はウエストミンスター宮殿。
この宮殿は現在、英国国会議事堂として使われています。
この河はテムズ河。架かっているのはウエストミンスター橋です。
残念ながらテムズ河の水は超が付くほど汚れていました。
↑ ビッグ・ベンの先端も繊細で、うっとりするほど美しく。
時計の直径7mの文字盤は、金メッキで囲まれています。
文字盤の下には金文字のラテン語で「主よ、われらが女王ヴィクトリアにご加護を」
と刻まれているそうです。
世界に植民地を拡げ、イギリスが最も繁栄した時代の女王。
ヴィクトリア女王の時代に、この建物が建築されたそうです。
↑ 上の画像は、喫茶店の吊り看板です。
三本の羽根の紋章が中心のデザインに使われているのですけど、これは英国の
皇太子に与えられる紋章だそうで、ところどころでこの紋章を見かけました。
他のお店に付いていた同じ紋章です。↓
↓ 下の画像は、上の吊り看板が掛かっている喫茶店。
↑ THE PRINCE OF WALES という金文字が見えますので、紅茶を専門に
出している喫茶店のようです。
プリンス オブ ウェールズというのも、皇太子に与えられる称号の一つですけど、
トゥワイニング紅茶の品種に同じ名称の紅茶があります。
トゥワイニング社が、何代か前の皇太子に頼まれて作った品種なのだそうです。
なので、お店にプリンス オブ ウエールズという称号と紋章を使っているのでしょう。
イギリスは紅茶の好きな人たちが多くて、また、とても美味しい紅茶の国です。
昔、紅茶の産地のインドを植民地にしていたからでしょう。
↑ 上は、いかにも英国風の吊り看板だと思いました。
一見さりげなく掛かっていますけど、王冠をかぶっているようなデザインに黒地に
金文字をあしらって、英国らしいきちっとした格式を見せた看板。
これは、古書などを扱っているお店の看板のようですね。
次回もロンドンの街と吊り看板を続けたいと思います。