こんにちは
今日は、前回に引き続きリューデスハイムの2回目です。
リューデスハイムの装飾吊り看板には、他の街では見られないような一つの特徴がありました。
それは、ワイン。葡萄を栽培し、ワインを造ることで成り立っている街ですので、さすがにどの吊り看板
にも葡萄やワイングラスの図柄が入っていました。
ちなみにドイツワインの9割は白ワインだそうです。
↓下の吊り看板は、ライン川沿いの大通り、ライン通りに面したホテルの前に掛かっていました。
↓下は、そのライン通りです。
右手に見えているのがライン川。 川沿いには鉄道も走っていました。
リューデスハイムの街は、二つの大通り、ライン通りとオーバー通りがほぼ平行して走っており、その
二つの通りの間を繋ぐように狭い道や路地が何本も(10本以上)通っています。
決して広くはないそのエリアがリューデスハイムの街の部分で、あとは背後に広々とした丘陵地の葡萄
畑が広がっています。
↓下の写真は、葡萄畑の中に建っているブーセンブルク城。後ろもすべて葡萄畑。
ほんとうに小さなお城ですけど、門に貼ってある看板には、塔は12世紀に建てられ、レジデンスのほう
は19世紀半ばに建てられたと記してありました。
↓下は、市庁舎の前にあるマルクト広場です。ここがリューデスハイムの中心的な場所になります。
正面の建物はカトリックの聖ヤコブ教会。右手の白い建物が市庁舎。
人口一万人ほどのささやかなこの街に、年間三百万人の観光客が訪れるのだそうです。
このコブのあるような落葉樹は何の木なのでしょうか。調べているのですけど、分かりません。
↓わたしとしては、今回の一押しの吊り看板は下の金のカブトの看板なのですけど、でも、皆さんそれぞ
れに好みがおありだと思いますので、あまり一押しなどは言わないほうがいいかもしれませんね。
ワイングラスと葡萄が付いています。ワイン酒場兼ワイン販売店です。
↓このお店の前にあった看板。ワイングラスを掲げている紳士。
↓下の写真は、先ほどお話ししたライン通りと並行して走るもう一本の広い通り、オーバー通りです。
↓下の路地に吊り看板を見つけました。早速近づいていって、ゲット。
↓この吊り看板です。装飾が結構たくさん付いています。(収穫あり)
この吊り看板が一番いいじゃないの、と言うかたもいらっしゃるかもしれませんね。
ご覧のとおり、葡萄とワインポットと、左上の小鳥はたぶん焼き鳥にしてワインのお肴にするツグミ。
ワイン酒場(WEINSTUBE)兼宿屋(GASTHAUS)の装飾吊り看板です
↑あ、通りかかったご婦人にわたしが見られてる・・。
実は、こういう日常的な一瞬を捉えた写真が好きです。
後ろの家の木組は、あまり見かけない珍しい組みかたでしたので写真に撮りました。
↓下の木組の家は洋品店。
↓下の建物は、リューデスハイムでも有名な葡萄柄の壁の家です。
その1で少し触れた観光スポット「つぐみ横丁」の行き止まりにあるお店ですのでよく写真に写っています。
↓下の吊り看板は、珍しくビア・ガーデン(Bier Garten)のお店の看板。
にもかかわらず、やはり葡萄の葉が描かれていますね。(笑)
ライン川とリューデスハイムの絵が入っていますので、この看板を載せました。
↓最後に、リューデスハイムに停泊しているライン川のクルーズ船。
↑リューデスハイム・アム・ライン(正式名)は、ライン川観光クルーズの出発点となっている街です。
そんなこともあって、この小さな街に世界から年間三百万人もの観光客が訪れるのでしょう。
クルーズ船はここを出発して、右手の下流のほうへ、左右の丘にたくさんの古城を眺めながらライン川
を下ってゆき、90分ほどしますと歌にも歌われているローレライという岩山の前を通過します。
以上でリューデスハイムを終ります。