M's diary

よかったを探そう

感動的な運動会

2012年09月30日 21時05分18秒 | Weblog
現在、
家の外は
ものすごい暴風雨になっております。


私にとって、
1年のうちで最も緊張する
苦手な行事、
それが運動会。

事前準備や
全校練習だけで
体力を消耗する。

さらに、
今回のように
台風が近づくなど、
当日の天気が予測できないとなると、
非常に気がもめる。


朝から暴風雨で
確実に延期となるなら
まだいい。

途中まで競技をやり、
雨のために
残りの種目は火曜日に延期……
などというパターンが
1番嫌なのだ。

運動会実行委員長のご苦労は、
どれほどだろう。

私だったら、
確実に
胃潰瘍になっている。


できることなら、
予定の日に、
無事に運動会が終わりますように……。

それだけを
ひたすら
祈っておりました。


そして、
本日が
その運動会。

台風17号の接近に伴い、
予報では、
午前中は曇り。
午後3時から雨。

昨日から
ひやひやしていたが、
朝、起きてみると、
外は晴れていた。


7時15分に出勤。

先生方と一緒に
開会式の準備。


初めて見る
保護者の席取り競争。

開門と同時に、
目標を定めて走って来た
お父さんたちが、
手際よく
シートを敷いていく。

すごい勢いだけど
ケンカにはならない。

あっぱれとしか
言いようがなかった。


運動会本部では、
午後から雨になることを予想して、
あらかじめ、
雨用プログラムを用意。

団体競技や
組体操、踊りなど、
長時間練習してきた
見せ場となるものを
午前中に固め、
午後からは
徒競走一色にする。


「すべてのプログラムを
 早め早めに行います。

 前の種目の児童が
 退場すると同時に、
 次の種目の児童を
 入場させてください。
 
 14時には終了するようにしたいので、
 ご協力よろしくお願いします」

保護者には
一斉メールなどで
変更が知らされ、
プリントも配布された。


私は準備係なので、
各種目の用具を配置したり、
ライン引きをしたり。

係児童がメインで動いてくれるのだが、
今日のように
プログラムが変更になると、
リハーサル通りには行かない。

リーダーの先生の指示に従い、
すべて臨機応変。

こういうとき、
冷静に的確な判断ができる
リーダーの先生は
実にすごいと思う。


午前中はずっと
青空が広がり、
真夏のような暑さ。

プログラムは
どんどん進んでいく。

水を飲む暇もなく
次々に作業をする。

これで体力を使い果たすな……
と、覚悟した。


昼が近づくと、
西の空に黒い雲が多くなってきた。

にわかに強風が吹き、
校庭の砂が飛んでくる。

「先生、
 すごい速さで
 雲が動いてるよ!」

台風が近づいていることを
実感する。


運動会本部の判断で、
午前の部を延長し、
昼食前に
徒競走をすべて
行うことになった。

バタバタと走り回って、
ラインを引き、
コーンを置く。


途中で雨がポツポツ来たが、
また青空が戻った。

午前の部は
12時25分に終了。

「ただいまから
 昼休憩に入ります。
 午後の部は
 1時から始めます」

とりあえず、
ここまでの種目が
無事に終了したことに
ホッとした。

大急ぎで昼食をとり、
最後の種目の準備をした。


午後からは、
応援合戦、
大玉送りと
PTA競技。

そして、
何とか無事に
閉会式へ……。


閉会式の最中に、
大粒の雨が降り始めた。

整理運動は省略されたものの、
その他はすべて
予定通り。

「児童のみなさんは
 片付けはいいですから、
 椅子を持って
 教室に入りましょう」


テントの屋根に
雨水が溜まっていく。

台風に備えて、
とりあえず、
テントだけは片付けることになった。


保護者の方々の協力によって、
テントもあっという間に解体。

そうこうするうちに、
また日が差し始めた。


結局、
片付けもすべて終了。

子供たちも
雨が上がっている間に
帰れたようだ。

職員の反省会が終わる頃、
本格的な雨が降り始めた。
 

こうして、
運動会が
無事に終わったことに感謝。

先生方の
的確な判断。

すばらしい
チームワーク。

協力的な
PTAのみなさん。

なにもかもが
素晴らしかったけど、
いつもともにいて、
すべてのことを動かしておられる
神さまを
忘れてはいけない。
        

運動会の季節

2012年09月26日 17時35分39秒 | Weblog
朝晩が冷えてきました。

早くも
バイクでの通勤が
要注意になりつつあります。
(油断すると、
 喉にきます)。


とはいえ、
昼間は結構暑い。

来週初めの
運動会を前に、
外での全校練習が続く。

(前の学校は
 春に運動会をしたが、
 今度の学校は
 秋である)。


立っているだけで、
首や足が
じりじりと灼けるような感覚。


今日は疲れたので、
早めに帰って来た。

そうそう。

オバサンは
無理せず、
体力温存が大事。

当日も暑そうだけど、
気合いを入れて
楽しく乗り切りたいものです。
        

学校生活はジェットコースター

2012年09月13日 21時20分54秒 | Weblog
2学期がスタートし、
あっという間に
10日が過ぎた。

この間、
実に様々なことがあった。


私が関わっている子供同志が
授業中に
ケンカをするようになった。

何度も注意し、
仲直りさせたが、
次の日には、
また始まる。

ここには書けないが、
裏に根深い原因があって、
指導したから収まるという類いの
問題ではない。


もちろん、
担任の先生や
他の先生方にも相談したが、
誰にもどうしようもない。

そういう日々が
続いていた。


そして、ついに、
心配した保護者から
担任の先生に苦情が来た。

先生が保護者と話し合い、
なんとか一件落着したのだが、
私はそのことで気が重くなり、
またもや胃けいれんが起きてしまった。

よくよく考えて、
私のせいではないと思うのだが、
小心者なので
ついつい不安になるのだ。

自分には資質がないからだ。
指導力がないからだと、
暗い気持ちになるのだ。


だけど、
その時、考えた。

こんなことで
いちいちクヨクヨしていたら、
この仕事は勤まらない。

誰がどう思おうと
いいじゃないか。

神さまに遣わされているのだ。

神さまが私を
ここに置いてくださっているのだから、
堂々としていよう。
(工房主さんが
 励ましてくれるおかげでもある)。


しかし、その後、
この保護者の苦情がきっかけで、
授業の形態を変えたところ、
その子たちが
意欲的に勉強するようになった。

結果としては、
非常に良かったことになる。


今日の授業では、
R君は
今までできなかったことが
初めてできるようになった。

私は感動した。

苦労して作った教材が
生かされたこともあり、
まさに、
地獄から天国へ
急上昇した感じがした。


ああ、
いろんなことがあるけど、
神さまが
ともにおられるんだなあ。


さあ、
あと1日がんばったら、
3連休でっせ。

明日も
精一杯のことをしよう。
        

オバサン、珍しく読書する

2012年09月02日 17時52分49秒 | Weblog
昨日、今日と、
久々にまとまった雨。

凉しくなって
助かりますね。

けど、
なんだか不安定ですね。

雨が止んで
明るくなったかと思えば、
突然、
ゲリラ豪雨的などしゃ降り。

地面に穴が空くんじゃないかと
思うほどだ。

そしてまた、
急に青空が見え、
気温が上がる。

そんなことの繰り返し。


近年、
やっぱり天気がおかしい。

昔とは
違ってきている。


さて、
29日から
学校に行ってます。

子供たちが来ないうちに、
授業の準備をしなければならない。


廊下で
男の子に出会って
焦る。

あれ、
何年生の誰だっけ??

すっかり名前を忘れている。

1学期に
何をしたかも
すぐには思い出せない。


何時間も
席に座って、
1学期の記録を見返したり
プリントを作ったり。

だんだん
背中がだるくなり、
目が疲れてくる。


そして、30日には
職員会議。

2学期に行われる予定の
すべての行事の打ち合わせ。

2時間以上、
座りっぱなしで
話を聞いていたら、
クラクラしてきた。


31日も行って予習。
取り出し授業の
教室の準備など。

気分はすっかり
学校モードになったが、
すでにクタクタである。

おいおい、
これから始まるんやで。

だいじょぶか?


この夏休みも、
研修に行ったり、
本を何冊か買ったりした。

けど、
この数年で
一気に老眼が進み、
メガネなしでは
本が読めない。

もともと遠視だったので、
メガネは苦手だ。

しばらくかけていると
鼻や頭が痛くなってくる。


苦痛と闘いながら
やっと読み終えたのが、
『「ややこしい子」と
  ともに生きる
   ー特別支援教育を問うー』
(河原ノリエ著・岩波ブックレット)。

著者はジャーナリストだが、
極小未熟児として生まれた息子さんが
ADHD傾向であったことから、
発達障がいの子供たちが
真に理解され、生かされる社会のあり方を
熱心に模索してこられた。

自らの体験に基づいて、
母親の視点から書かれている。

だからこそ
見えること、
書けることがあるような気がするし、
すごい熱意を感じる。


「発達障がい」という捉え方は
まだ新しいのだと思う。

こういう子供たちは
ずっと昔からいたのだけれども、
単に、
落ち着きのない子だとか
変わった子だとか、
そういうふうにしか
捉えられてはいなかった。

今では
この言葉も定着してきて、
保護者も教師も
注意して見ているから
発見も早い。

発達障がいの子供たちを
支援する場所も方法も
形だけは
整ってきている。

だけど、
実際のところ、
そういう子供たちが
何に困っているのか、
何ができて何ができないのか、
そのしんどさ、
生きにくさは
理解されていないのだと思う。


理屈だけじゃない
実際のところを、
私はもっと知りたい。

だから、
許されるならば、
これからも勉強していきたいです。