M's diary

よかったを探そう

いざ、賢治のふるさと花巻へ④

2018年12月06日 15時08分31秒 | Weblog
(ここのところ、
 仕事が立て込んでいまして
 つづきがなかなか書けませんでした)

翌日は土曜日。

工房主さんの仕事は午後からなので、
その前に
賢治ゆかりの場所を
歩き回った。

賢治の生家。

賢治の弟のお孫さんが店主をされている
林風舎という素敵な雑貨カフェ。
(賢治の世界が
 そのままお店になった感じ)

「雨ニモマケズ」のモデルと言われる
斎藤宗次郎が働いていた新聞店跡……

せっかくあちこち行ったのに、
緊張していたのと
寒かったのとで
写真を撮り忘れた。

ああ、残念!


ひとつ、
驚かされたことがあった。

工房主さんが
林風舎のカフェで
コーヒーと
216円の「かりんとう」を注文したのだが、
出てきたのは
まったく想像を超えたシロモノだった。

長さ15cm、幅7cmほどの
巨大な「かりんとう」が3枚。。

中に黒ゴマが入っていて、
黒蜜がかけてある。

なんじゃこりゃ、
と不審に思いながら
割って食べてみると、
びっくり!

おいしいのだ。


おみやげに
買って帰りました。







花巻の教会で
工房主さんはオシゴト。

牧師先生ご夫妻をはじめ、
教会員のみなさまと
心温まるひとときを
過ごさせていただいた。


ここで
驚かされたのは、
ご高齢の方々が
お元気なこと。


お互いに声を掛け合い、
重い荷物を
軽々と持ち上げる
女性たちのたくましさ。

どう見ても
60歳前後にしか見えないのに、
お話をうかがうと、
ええ~
70代後半だって!!
……という男性。

ついこの間まで
現役で働いておられたとか。


髪型や服装で作られた
見かけだけの若さとは違う、
芯からの若さと強さを
感じた。

思わず
「すごいです」と言ったら、
「鍛えられてますからね」
と、温かい笑顔が返ってきた。


冬になると、
何度も何度も
雪かきをするという。

「雪が解けたと思ったら
 また降って、
 また雪かき。

 最初は疲れるけど、
 だんだん慣れてくるのよ。

 何cmじゃなくて、mだからね」


ほんの短い時間だったが、
都会の人間にはない魅力を
見たように思う。


なんだか
うらやましい気がします。


たくさんのお土産までいただいて、
16時頃、
教会を後にしました。
        

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