Mezcla diario

とある地域に家族で移住した人の、色々な事をただつらつら書き連ねたブログ

能登半島ツーリング(前編)

2018-10-22 21:53:59 | 旅行

紅葉とGSR250

今回(本州では)初めてバイクで日本海側まで走ってきました
当初は特に金曜の天候が微妙という事でサッカー観戦は新幹線って選択肢もありましたが、
最後は私は自分の引きの良さを信じてバイクで石川県へ吶喊する運びとなりました

金沢までは基本的に高速道路がメインになります
東名高速→圏央道→中央道→長野自動車道と乗り継ぎ、塩尻北ICでいったん高速を降ります
途中中央道では談合坂SAで雲行きの怪しさからパンツだけカッパを履きましたが、
怪しかったのはその神奈川~山梨の県境山間部のみで、以外は曇りor晴れという状況
まさに『天祐我にあり!』ってところです


諏訪湖SAからの眺望
真ん中のリュックが私の恋人・・・って事になるんでしょうね、この構成だと

松本市内でいったん給油をし、ここからは岐阜の高山までR158の下道を走るルートになります
私はツーリングの計画を立てるときは基本的に地図上でしか道を確認せずに、その道はどういった道かってリサーチはしません
まぁそのせいでこのバイクには似つかわしくないような獣道や未舗装道なんかを走らされて、現地で独り言ちるなんて事も多々ですが(笑)
そんな訳でこのR158も何の下調べもせずに突っ込んだのですが、ここって走って初めて知ったんですが乗鞍や上高地に通ずる道路だったんですね!
いやー、通りで紅葉が奇麗だった訳です(笑)


それがトップ画だったり、この写真になります
見ての通りこの辺りも素晴らしい天候に恵まれて、しかも思いがけない紅葉の名所との遭遇
時間との勝負ですが、この日は金曜という事もあり交通量も殆どなかったので、思い切って一旦止まって景色を眺める選択肢を取ります
(そしてこの判断が結果的に復路で後悔しないという結果を引き寄せる事になります)
いやー、30分位は写真撮ったりボーっとしていたでしょうか、気持ち新たに歩みを進めます


そうそう、途中には道の駅風穴の里があります
このわさびコロッケってのが気になったのですが、残念ながら品切れでした

R158からはr89→R41→高山清見道路→東海北陸自動車道の流れです
そして東海北陸自動車道に乗ったあたりからどんどん雲行きが怪しくなってきました
次のPAでカッパ着ようかなーと思って走っていると、飛騨河合PAの文字が見えてきたのでいったんそこで仕切り直そうとトンネルを出てPAに入ろうとした瞬間!
一気に豪雨が襲ってきました
ちょっと濡れましたが、間一髪!助かりました
すると雨だと思っていたものが、なんだか丸い形に形を変えました

雹です(笑)
いやー、マジかよって感じです(笑)
その後も暫く雨脚は弱まる気配を見せず、結果的に45分位でしょうか?雨宿りしていました
大分弱まってきたので再度気を新たに雨の中を進み、南砺SAでもう一度雨宿りをしていると晴れ間が出てきました
この時点で勝利を確信したので、カッパを脱ぎ捨てて一気に目的地である金沢の西部緑地公園陸上競技場へ向かいました

そしてサッカーを観て、ホテルに泊まって一日目は終了

二日目はのと里山海道を北上するところから始まります
この日の目的は能登半島を海岸沿いに回る事
取り敢えず最低でも禄剛崎までは・・・という目標設定です


道の駅高松


のと里山海道を今浜で降りて本当は和菓子屋さんに直で向かう予定でした
正直言って千里浜なぎさドライブウェイは興味なかったので、計画段階では行く気は一切ありませんでした
別に砂浜如きをバイクで走るのは、今更何の感動もないので
でも、今浜ICから500mの看板を見て『あ、それなら行っても大したロスにはならんかな』って思って結局寄りました(笑)


このツーリングの目的の一つ『御菓子司たにぐち』
旅行雑誌で見かけてここの『おだまき』ってお菓子がどうしても食べたかったのです
しっとりもちもちの餅生地に、あっさりしてくどくない爽やかな甘さの餡子がくるまれているのですが、
これがまた最高の味わい!
職場のお土産にも買ったけど、皆が絶賛してくれて嬉しかったー


そして能登観光には(個人的に外せない)能登国一之宮『氣多大社』
一昨年金沢に行った時に初めて参拝した神社だけど、その時感じたフィーリングが後にも先にも抜群に優れている神社で、
石川に行ったらもう一度絶対に行く場所の一つでした
そして2年ぶりに訪れた氣多大社ですが、やっぱりここは別格です
お守り買ったり、協賛金奉納したりと久々の感覚に安らぎと、ゾクゾク感を感じて過ごさせていただきました

以降は暫くR249を道なりに進みます


道の駅ころ柿の里しか


道の駅とぎ海街道

途中からr38に乗ります

こちらは途中にある男女滝


そしてやってきたのが、輪島市上大沢地区
別名『間垣の里』と呼ばれているそうです
間垣ってのはこの地域特有の防風方法で、ニガ竹って地域で採れる細い竹を季節風への防風壁にしているものです
何かドラマだかテレビだかで取り上げられて話題になったらしいですが、
私は近代建築や宿場町を訪れる際に参考にしているブログで知り、ずーっと行ってみたいと願っていた場所です

こんな風に車や人の出入り口だけ開いており、他は竹柵になっています
いやー、こういうの見ると日本も本当に色々な文化や知恵があるんだなと改めて実感します
そしてこういう体験を毎回与えてくれるバイクは本当に素晴らしい相棒だと、都度実感します


上大沢地区の隣の大沢地区も同じ様に海側が間垣で囲われています

再びR249へ戻り輪島市内を抜け(本当は輪島塗美術館とか寄りたかった)、一路東を目指します


道の駅千枚田ポケットパーク
残念ながら棚田感はあまり感じられませんでした(笑)


道の駅狼煙
驚くべきは地名自体が『狼煙』という事
なんかかっこよくないです?

取り敢えず前編はここまで、後編は禄剛崎からです
書くかは未定だけど