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なつめぐ日記

思いのままに、がんばらない。

後藤くんを待ちながら

2009-08-30 22:14:56 | Weblog
サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』のパロディが
玖保キリコの漫画にあるらしい。
日々の一冊というたまたま見つけたサイトに紹介されていた。
不覚にもいじめられっ子の態度に涙が出てきた。
いじめだけではなく、生きているというのはそういうことだと思う。

本家『ゴドーを待ちながら』は緒方拳と串田和美が出演した芝居を見た。
当時大学生、何も考えてはいなかったので、
「つまんない」としか思えなかった。
今なら少しこの不条理劇が分かる気がする。

今はケータイが後藤くんのような気もする。
1人ではないと言う言い訳、世間への言い訳として使う後藤くん。
辛くない、大丈夫、だって後藤くんを待っているんだから。

後藤くんではなくゴドーはゴッドという解釈もある。
つまり死を待っているという解釈。
辛くても、何もなくても、死があるという恐れではなく希望。
でも1人で待つのは怖いから、2人でくだらないことを話して待つ。

さまざまに解釈できれば、物語は作者の手を離れて誰もの物語になる。
この作品がうけるのはそういうことなんだろう。

考えて考えても仕方ないことがたくさんある。
答えがでないことしかないのかもしれなくても、
結局架空のものをでっちあげて納得しているだけかもしれなくても、
私はやっぱり考えていたい。
どんなに悩んでも、もっと悩むことしかできない。
まぁずいぶん破壊されてしまったけど、
自分の脳みその可能性をまだ信じている。
少なくとも今私が生きているのは無駄でも何かを考えるためだ。
まだ後藤くんを待ってはいないはず。

ラム酒中毒

2009-08-30 18:45:26 | Weblog
飲みすぎ。毎日飲んでいる。ラムばかり。
体からラムの香がしそうだ…。
40度を3杯飲めば完全に出来上がる。

「私最高に飽きっぽいんです」に対するバーテンダーの言葉。
「飽きられないようにがんばります」
サービスから発生する言葉でもうれしかった。

飲んだのは…
お店の名前と同じソルクバーノ。
写真右側の甘くてチョコレートの香りがした気がするラム酒と
写真左のパッションフルーツが入っている青いカクテル、
それから前に飲んだ「混血の美女」というラム酒。
バーに行く前に、タイ料理屋でシンハービールを飲んだ。
ぐるんぐるん。

ラム酒もおいしいけど、オーナーさんが作るカクテルもおいしい。

嫌なことがたくさんあるから、
お酒に逃げている気が最近しなくもない。
でも、おいしいのも事実。
さてさてどうしましょう。

甘いラム酒ばかり

2009-08-30 18:44:24 | Weblog
甘いラム酒ばかりを飲ませてもらっている。
フレーバーラムっていうんだろうか…
ラム以外のものが入っているお酒が飲みやすい。

と、言いつつ写真左側のラム酒のことは忘れてしまった。
おそるべし酔っ払い。

写真真ん中がハチミツが入っているラムで、
甘くて20度と度数も低め、食前酒かデザートのような感じ。
写真右側は、もう1度飲んでしまったくらい気に入ったラムで、
シェリーが入っているらしく香りがすごくいい。
一緒に飲んだ人に言わせるとおいしい風邪シロップ(笑)
ただこれで空になってしまって、しばらくおあずけ…。

ピンボケしない写真と、ラムの名前がきちんと書ければ
紹介っぽくなるんだけど今は覚書で飲み続けて、
そのうち詳しくなる予定。
知識欲よりも、今は飲むことが何よりも楽しい。

夜が明けのラム酒

2009-08-30 18:43:59 | Weblog
仕事が1時に終わって「さぁ1杯!」と行ったバー?が
完全に失敗だったので、飲みなおそうとみんなで行った。
飲み終わったのは4:30、次の日仕事…

最初は夏の定番モヒートを飲み、
2杯目は写真のラム「ロンサカパ XO」。
バーソルクバーノには私の中でパンドラの箱(金額的に)という
扉の中においてあるラム酒がある。
「ちょっと甘くてさっぱりして飲みやすいラム」という
もはやラムを飲む必要があるのか分からない注文に対して
オーナーさんがその扉を開けてしまった。
「ハーフにすれば1000円です」と言ってくれたので
飲ませてもらった。

いつもより重くてカットも違うグラス。
値段とあの扉の向こうという心理作用もあって、とてもおいしかった。
まろやかな感じで、飲んだ後がすっきりしている…気がした。
飲みやすくてもっと飲めたんだけど、まぁ少しずつ。

タクシーで別邸に着いた時にはすでに明るくて、
次の日の仕事は17:30ごろに眠気にピーク。
使い物にならないのに、また飲みに行った…のが、
次のブログ(笑)

明日はいい人になれますように

2009-08-18 00:21:55 | Weblog
歯磨き粉を歯ブラシいっぱいに乗せたら、
口の中が泡だらけになってあふれた。
CMはどう考えても乗せすぎだろうと思ったけど、
もしかしたらあふれるくらいが標準なのかと
ちょっと考え直した。

性格がまた悪くなった。
悪いことばかり目に付いて、ブツブツ悪態をつく…怖い。
夜に反省するけど全く生かされていない。
明日こそ人を悪く思うのはやめよう。

大好きな先輩が結婚すると知り合いに聞き、
嬉しい気持ちと寂しい気持ちで驚いたので友人にメールしたら、
巡り巡って情報源の人が先輩から
「言いふらさないように」と注意されてしまった。
軽率な行動を猛反省。
ハッピーニュースの伝達だったのに、裏目に出た。
今後気をつけます。

久々に仕事に行った。
朝方メールが1000件来る夢を見た。
100件くらいだろうと思って仕事場に着いたら、
25件しか来ていなくてラッキー…と思ったすぐ後に、
残りの75件分がやってくる今週の作業負荷を考えてへこんだ。

世界陸上100mでボルトが世界新記録を出したらしい。
100mを9秒58で走るのはすごすぎて想像しにくいけど、
倍の時間があれば私も同じ距離を走れる。
短距離を早く走ることができても役に立ちそうにない時代に生きている。
大体ほどんどのことが役に立っているのか分からない。
でも、頂点を目指して努力し、記録を出す行為に感動する。
意味がなさそうなことなのに、感動してしまうのはなんだろう。
人生の縮図を感じた9秒58。

今日は何もない日だった。

飲まれても飲む

2009-08-16 23:56:36 | Weblog
バー放浪史。

1人で行けるバーを求めて開拓していたので、
1人で行かなくちゃ意味がない。
ということで「コレオス」と「SOL CUBANO」へ。

「コレオス」は金曜の夜早い時間に飲みに行った。
最初30分は震えるほど緊張していたけど、
ボケーっとしているのが気持ちよくなってきて、
結局2時間以上いてしまった。
1人で飲めるお店を探していることを伝えると
バーテンダーさんが「色んなバーを巡ってみてください」と
提携していないほかの店も紹介してくれた。
おいしいけど、頻繁に行くにはちょっと高い。
店長の奥さんがやっぱりステキで
「あなた今日は帰れるの?」と心配してくれた。
都会であの優しさは涙もんです。

「SOL CUBANO」は月・火と連続で飲みに行った。
少しにぎやかで、リーズナブルだから
こっちの方が私には居心地がいいかも。
オーナーさんがいて欲しかったけど、2日間とも不在。
もう1人のバーテンダーさんは歳が近いらしく、
気軽に話せてそれはそれで楽しかった。
勧められたラム酒がおいしくて感動。
1時間で2杯飲んでサクッと帰るが目的なので、
駅に近いここは本当に常連になってしまいそう。
甘いラム酒を全部飲むのが当面の目標。

甘い酒を好きという私は本物の酒飲みではないようだけど、
バーテンダーさんの礼儀正しさと
決して突っ込んではこない会話が、
色んなことをリセットしてくれる気がしてとても好き。
1人になりたいけど、なりたくないような気持ちの時に
行ける場所があるっていうのはいいことです。

さて、でもまだまだ開拓しないと。

忘れたい過去は定年後に

2009-08-16 23:24:56 | Weblog
中学校の同窓会に行ってきた。
特に何があったわけではないけど、
ビックリするほど嫌な気持ちになった。
誰かが嫌いとかではなく、あの頃の自分が嫌いらしい。

優等生ほど同窓会は辛い。
人は他人の不幸が好きだし。
気にしないほどの心境になるほどには
まだ大人になれていない。

近況を聞きたくなるような友達もいない中学校時代に
いったい何をやっていたのか本当に思い出せない。
ここ2年以外の記憶は基本的にうすらぼんやり。

同窓会は10年後らしいので、
そのころにはもうちょっと大人になる予定。

シャアのラム酒は向って左

2009-08-06 21:27:32 | Weblog
バー開拓史。

渋谷の「SOL CUBANO」へ。
渋谷駅から徒歩約3分、近いしそんなに高くないし、
客層も私と変わらない感じで居心地がいい。
このお店はラム酒が200種類くらい置いてあって、
ラムを飲みながら、葉巻を吸う人もチラホラ。
心は南米キューバ♪

モヒートを求めてが、ラム酒を求める方向に転換。
ラム酒はサトウキビから作られる南米のお酒。
琥珀色のお酒に憧れていたものの、おいしさがよくわからなかった。
でもラム酒は香りも良くて、甘くておいしい!
たくさんラム酒があるお店なら、きっと私の好きなものが見つかるはず。

バーテンダーさんが選んでくれた甘いラム酒を2杯飲んだ。
写真右側が甘くて飲みやすくて、真ん中が甘くて喉が辛くなったラム。
で、左が「シャア専用ラム(笑)」飲んではいない。

バーテンダーさんが「シャア専用ラム」をカウンターに置いた勢いが面白くて、
このバーが好きになれそうだなぁと思った。
ガンダムのあらすじをモヒートを作りながら話し、
マティーニを作りながらガンプラの思い出を語る…

おいしくて、楽しくて、ハッピーだった。

ラム酒のアルコール度数は40度。
モヒート+ロック2杯。
弱い私にはかなりのチャレンジだった。
悪酔いはしなかったけど、翌日もずっとフワフワ。
もっとお酒が飲める人になりたかったな。

上書きパッション

2009-08-02 23:34:36 | Weblog
メールを待つ行為に耐えられず、送らない。
を、やっていたけど、さっき送ってみた。

で、すぐ返ってきた。

で、気付いた。

私の待っているメールはもうこれじゃない…。


欲しい人からの連絡は、もう来ないわけです。
自分から連絡絶ったんだから、来なくて当然なんだけど、
さみしいな~。

1人で傾ける情熱は1ヶ月あれば、すぐ冷めちゃう。
だから、この気持ちも1ヶ月たったら、消えてしまうと思うと、
とりあえず今はこの気持ちを持っておこうと、
そう思ってしまう。

自分で考えて判断したことは、
他人がどう思おうと正しい。
そう思わないとやってられないから、正しい。

悩んでも無駄でも、悩んじゃう。
暗くなるし、グチも言うけど、
それでいいんじゃないかな、生きていれば。
どうにかなると思っています。

エンジェルシェア

2009-08-02 21:04:45 | Weblog
たまに行っていたバーが7月半ばになくなってしまい、
「どこでモヒートを飲んだらいいんだっ!」と困っていたので、
渋谷でバーを探すことにした。

探す条件は、1人で行ける、高過ぎないところ。

センター街にある「コレオス」へ。
選んだ最大の理由はマスターの名前が大泉洋さんだから。

何とビックリ大泉さんはかなり酔っ払ってらして、
話した時正直ちょっと困った(バーテンダーは他に2名いる)。
奥様がステキな方で、そうやって話している時に、
「天使のとり分だって言って飲んじゃうの。明日になったら覚えてないのよ」と
マスターの話をサクサク切り返し、テキパキ動いていて気持ちよかった。
いいコンビだ。

で、モヒートとてもおいしかった。
季節のカクテルでスイカと桃があって、特にスイカがおいしかった。

私はお酒が弱いので、3杯以上は飲めない。
でもおいしいから飲みたい。
大体3杯目は「すっきりしているけど甘い弱いカクテル」になる。
これを頼むと必ず同じようなものが出てくる。
バーのセオリーなのか?

シーブリーズ、いや、バージンブリーズに何かを足したものを出してくれる。
何が入っているんだかは、いつも忘れてしまうんだけど、
今回スパークリングワインを入れてくれたのが、
とってもおいしかった。

勇気がいるけど、今度は1人で行こうと思う。
モヒートがおいしい夏の間には、必ず!
バーテンダーさんがシャンパンの椅子を作って、
「おまもりになる」とどこかから声が聞こえたので
もらってきました(写真)。

おいしいお酒を飲ませてくれて、
カクテル作ったり、グラス拭いたり、氷割っているのを
ボーっと見ているのがとっても好きです。