「福音の少年」あさのあつこ 読みました。

「バッテリー」を書いたあさのあつこさんが、
「本当に書きたかった作品」とか・・・「福音の少年」

私は「バッテリー」を読んだ事がなく、
あさのあつこさんの本は今回これが初めて。
図書館の返却期限が迫って、慌てて読みましたよ～。

「バッテリー」はかなり人気と聞くけれどこれはどうなんだろ？
表紙をみると、タイトルは「・・・少年」とあるのに、
寂しそうな少女の絵。
はてさてどんなストーリーなの？？

「福音」って何？infoseek辞書で調べると・・・
１・〔(ギリシヤ) evangelion〕キリスト教で、
　　　イエスの十字架上の死と復活を通して啓示された救いの教え。
　　　ゴスペル。
２・喜ばしい知らせ。
調べたけど、さっぱり分からず。


三年前に母を亡くし父と二人で暮らす永見明帆は、
北畠藍子と付き合っている。
同じアパートに暮らす柏木陽は、
北畠藍子と幼なじみ。
ある日母親と喧嘩をした陽は家を飛び出し、
明帆の家に泊まることになる。
深夜火事が発生。
陽の両親、藍子の住むアサヒ・コーポは火事で全焼した。
しかし、これは偶然のの偶然の火事ではなかった。
真実は・・・・。


ブログを書くのに読み返すと、
ついつい文章に引き込まれていく。
もしかして、これはこういう意味？・・・とか。
読み始めははなかなか内容が把握できなくて、
読みづらい本だなあ～って思ったけど・・・。
しかも、最後はなんだかもの足りない感じ。
いったいなんだったのか？？？
でも、何度も読み返すうちにいろんなことがわかりそう。

藍子はどうして死ななきゃならなかったの？
福音の少年って結局、誰？？
しょっぱな出て来た秋庭の活躍は結局なし？？
う～～ん、続きがありそうな・・・
読者の想像でいろいろ膨らみそうなストーリーなのかな？？

内容をまだまだ把握していない、
本の面白さに到達してないまんとでした。
でも、なんだろ～な～、嫌いな本じゃあないんですよ。
大事に何回か読んで自分なりの想像を膨らませたい感じ。

「バッテリー」も読んでみなきゃね。