まんとの気分転換 ♪ ♪ 

時々、ブログで気分転換しています~♪

市原悦子さんの講演会に行きました。

2005-09-11 | 日記
9月の10・11日の両日行われた、
「高齢社会をよくする女性の会 第24回全国大会・広島」

その中のプログラムのひとつに
女優・市原悦子さんの記念講演がありました。
友達に誘ってもらい聞きに行ってきましたよぉ。
題は「いつか、ひとり~50代からの私の生き方」

正直なところ、別に市原悦子さんのファンでもないし、
私自身まだ50代でもないし、
高齢社会への感心もまだ濃くないので、
講演会の内容の期待はあまりなかったです。

しかし!市原悦子さんが登場されると同時くらいから、
彼女の魅力、お話の中にど~っぷりと入りこんでました。
お話の仕方もあの独特の間の取り方で、
最後までず~~っと身を乗り出して聞いていました。


市原悦子さんは秋の空をもっと濃くしたような、
ブルーのワンピースで登場。
テレビドラマ「家政婦が見た」に出てくる、
普段着の悦子さんとはまるで違いました(笑)
やっぱ、女優さんにはオーラがありますね。

最初、「私ね、話す事何もないの。」
なんておっしゃっていましたが何の何の。

疎開先で過ごした9歳の頃から今までのこと。
20年以上されたテレビ「日本昔ばなし」のこと。
30年以上主演されてるテレビドラマ「家政婦は見た」のこと。
主演映画「わらびのこう」のこと。
今後、高齢になる時のこと。
最後はあまんきみこ著「ちいちゃんの影送り」の朗読。

公演の間中、悦子さんをず~っとアップで見てたんですよ。
というのも1500人収容のメイン会場がいっぱいで、
私が座っていたのはサブ会場。
スクリーンに映し出される悦子さんの、
どアップを一番前で見てました。

悦子さんのお顔はエステに通いつめ、
無理に美しさを維持してる女優さんって感じではなかったです。
なんと表現していいのやら・・・
ほんと生き生きして素敵な69歳の女性なんですよ。
自分の思いはきちんと言いつつも支えて下さる周りの方に感謝し、
一生懸命生きている女優さんという印象を持ちました。

高齢になって、
「悦っちゃん、助けて~」と言われたら、
直ぐに駆けつけてあげたい。
また、自分も「助けて~」と言ったら、
誰か来てくれるような友達を持ち続けたいとおっしゃっていました。

私が「助けて~」と叫ぶ時、オットはまだ生きてるかしらん??
・・・あはは^^
友達に「助けて~」と言われたら、
直ぐに駆けつけるからね。
迷わず呼んでよ~~~。

これからもまずは私自身が元気でいること。
それからオットと友達を大事にし続けなきゃね。

そういえば、講演の直後、
サブ会場にも市原悦子さんが挨拶に見えたんですよ。
「まあまあ、生で見たい見たいとおっしゃってたのに、
 こんな所でご覧になって・・・・」
会場内、大爆笑・・・大喜びでした。


まだほんの少しですが高齢について考え、
市原さんの素敵な魅力に出逢えたとても素敵な講演会でした。



映画「わらびのこう」HP
http://www.genfukei.or.jp/warabi/
NPO法人「高齢社会をよくする女性会」HP
http://www7.ocn.ne.jp/~wabas/index.html