先日、学習誌「まなぶ」に小さく出ていた広告、
世界ヒバクシャ展・東京展示会に出かけてきました。
この写真展はタイトルが示す通り、6人の写真家がそれぞれテーマを設定する中で、
世界のヒバクシャの姿が写し出されています。
結構あっさりしていた会場に驚きはしましたが、
私が思っていた「ヒバクシャ」とは違う視点のものがそこにはありました。
普通、私たちがとっさに思い浮かべる「ヒバク」の実相は
「ヒロシマ・ナガサキ」に象徴される、戦争による核兵器の真実が多いのですが、
そこで取り上げられているのは、冷戦下の元におこなれた
アメリカ・フランス・旧ソ連・イギリスなどの核実験による被害者や、
スリーマイル島・チェルノブイリでの原子力事故での被害者、
強制連行で日本に連れて来られて被爆した、中国・朝鮮の人々、
自ら被爆しながら核廃絶に生命を燃やす人々、
そして劣化ウラン弾で被爆したイラクの子供たちなどといった、
リアルに生きている人々の姿でした。
今回印象に残ったのは、イラクでの子供たちの写真でした。
私にはわりと年上の子供は笑顔が素直に見えたのですが、
幼子の目が怖くて仕方ありませんでした。
眉間は険しく笑顔の中にも鋭い眼光があったように思えます。
核兵器によって一瞬に奪われた生命。
生きつつけることによって生み出される苦しみ。
様々な人やモノが写真を通して訴えているように思えました。
この展覧会は当初、今月いっぱいでしたが、8月まで延長して行われるそうです。
会場に足を運んでみてはいかがでしょうか?
NPO法人「世界ヒバクシャ展」へようこそ!
世界ヒバクシャ展・東京展示会に出かけてきました。
この写真展はタイトルが示す通り、6人の写真家がそれぞれテーマを設定する中で、
世界のヒバクシャの姿が写し出されています。
結構あっさりしていた会場に驚きはしましたが、
私が思っていた「ヒバクシャ」とは違う視点のものがそこにはありました。
普通、私たちがとっさに思い浮かべる「ヒバク」の実相は
「ヒロシマ・ナガサキ」に象徴される、戦争による核兵器の真実が多いのですが、
そこで取り上げられているのは、冷戦下の元におこなれた
アメリカ・フランス・旧ソ連・イギリスなどの核実験による被害者や、
スリーマイル島・チェルノブイリでの原子力事故での被害者、
強制連行で日本に連れて来られて被爆した、中国・朝鮮の人々、
自ら被爆しながら核廃絶に生命を燃やす人々、
そして劣化ウラン弾で被爆したイラクの子供たちなどといった、
リアルに生きている人々の姿でした。
今回印象に残ったのは、イラクでの子供たちの写真でした。
私にはわりと年上の子供は笑顔が素直に見えたのですが、
幼子の目が怖くて仕方ありませんでした。
眉間は険しく笑顔の中にも鋭い眼光があったように思えます。
核兵器によって一瞬に奪われた生命。
生きつつけることによって生み出される苦しみ。
様々な人やモノが写真を通して訴えているように思えました。
この展覧会は当初、今月いっぱいでしたが、8月まで延長して行われるそうです。
会場に足を運んでみてはいかがでしょうか?
NPO法人「世界ヒバクシャ展」へようこそ!