たたかう!?たかちゃん!行動日誌

たかちゃんの小さな小さな行動をはじめとした、様々な活動の記録です。

世界ヒバクシャ展

2005年04月28日 23時22分30秒 | 反戦・平和
先日、学習誌「まなぶ」に小さく出ていた広告、
世界ヒバクシャ展・東京展示会に出かけてきました。
この写真展はタイトルが示す通り、6人の写真家がそれぞれテーマを設定する中で、
世界のヒバクシャの姿が写し出されています。

結構あっさりしていた会場に驚きはしましたが、
私が思っていた「ヒバクシャ」とは違う視点のものがそこにはありました。

普通、私たちがとっさに思い浮かべる「ヒバク」の実相は
「ヒロシマ・ナガサキ」に象徴される、戦争による核兵器の真実が多いのですが、
そこで取り上げられているのは、冷戦下の元におこなれた
アメリカ・フランス・旧ソ連・イギリスなどの核実験による被害者や、
スリーマイル島・チェルノブイリでの原子力事故での被害者、
強制連行で日本に連れて来られて被爆した、中国・朝鮮の人々、
自ら被爆しながら核廃絶に生命を燃やす人々、
そして劣化ウラン弾で被爆したイラクの子供たちなどといった、
リアルに生きている人々の姿でした。

今回印象に残ったのは、イラクでの子供たちの写真でした。
私にはわりと年上の子供は笑顔が素直に見えたのですが、
幼子の目が怖くて仕方ありませんでした。
眉間は険しく笑顔の中にも鋭い眼光があったように思えます。

核兵器によって一瞬に奪われた生命。
生きつつけることによって生み出される苦しみ。
様々な人やモノが写真を通して訴えているように思えました。

この展覧会は当初、今月いっぱいでしたが、8月まで延長して行われるそうです。
会場に足を運んでみてはいかがでしょうか?
NPO法人「世界ヒバクシャ展」へようこそ!

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