居酒屋飛松の後

沖縄で色々な出会いや出来事がありました
これからもずっと青い空、青い海
そして人々の笑顔が溢れます様に

思い出のトミオ

2009-02-18 14:04:49 | Weblog
初めて沖縄に来たのは10年前神戸から船に乗って安謝新港に着いた日だ

神戸からは何箇所かの港に立ち寄るので約2日もかかる

初めての沖縄に2日も船に乗るのも初めてで興奮と緊張で何か変だった

船の中で知り合った、同じ神戸の男の子は小浜島に行くという

彼は小浜島のサトウキビの季節労働に行くとの事だ

なので那覇で一泊してから石垣島に行って小浜島に行く計画だった

何もホテルなど予約してない僕に彼は安い宿があるから君も行くか?

僕は取りあえず行ってみるよ、訳も分からず彼に付いて行った

結果、今僕は那覇に住んでいる、彼は僕を導いてくれた一人目の人だ

その後、彼は小浜島に旅立った、何の連絡先も聞かなかったので

彼とはそれっきりだ、ありがとうと今でも言いたいと思ってる

その安宿は沖縄ゲストハウス、ここでの話は次回やりましょう

初めて着いて宿のスタッフに会う前にトミオと会った

彼は東京出身の19歳でちょうど弁当を食べていた

いつもスタッフはこんなんだからと言っていろいろと説明してくれた

それから事ある毎にトミオにはお世話になった

だけどトミオはそれから寝込んでしまい熱が上がったりしていた

よく外国人から彼は寝てるか体温計を計ってる男と言われてた

トミオは2ケ月程寝込み東京へと帰って行った

周りも随分と心配していた、一度トミオの20歳の誕生日に数人で

誕生日を祝うのとトミオの体調回復を祈り三重城に行った

当時三重城という場所をお祈りの場と聞いた僕達はトミオを無理やり連れ出し

何とかならないかとの想いでの行動であった

その後トミオとサッカーをして遊んだがまた次の日から寝込んでいた

三重城に行った日は元気だったが結局その日だけ元気だった

僕はあの日は何だったんだろう?三重城のお陰なのかな?っと今でも不思議である

たまに散歩などで三重城を訪れるが妙に空気が張り詰めているように思う

三重城の場所は那覇市西のロワジールホテル裏の海側

鳥居もあるので階段を上がって広々とした海の景色を見てほしい

ただ地元の人々がたまにお祈りをしてるので邪魔にならないように

決してゴミなど捨てないように、ゴミがあれば拾ってほしい

いつまでも皆の力で綺麗に残していかなければいけない場所なのだ

そしてトミオとはそれから何回か沖縄で会った

ずっと絵の勉強をしていて一度トミオの個展にも行った

居酒屋飛松のフライヤーの僕の似顔絵はトミオに描いてもらった物だ

またトミオと会える機会があるのを楽しみにしている

お互い更に大きくなりましょうね、トミオ元気でね

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