無痛分娩するかどうかのお話、今回で最後になります。
ご興味のある方、このままお付き合いください
さて無痛分娩にするかどうかは自分で決める、という当たり前と言えば当たり前の結論に至った私。
病院や先生が無痛分娩に消極的であることも判明した。
その上でどう決めるか。
妊娠が分かってから何ヶ月も迷っていた私の心が一気にある方向に傾いたのは、妊娠8ヶ月の時に参加した後期母親学級でした。
私が出産した病院の後期母親学級では、同じ時期に出産予定の母親が病院に集まり、入院準備から出産のこと、退院するまでの説明を聞いたり、母親同士でフリートークをしたりして、最後は分娩室や病室といった院内を見学するという内容でした。
フリートークで私が座ったテーブルにいたお母さんのほとんどが経産婦さんでした。
そこで私は初めて、たくさんの先輩お母さんから出産のエピソードを聞くことができました。
破水から始まった人、スピード出産で立会いすら間に合わなかった人…
人それぞれ色んなエピソードがあって、どんな痛みだったかは忘れちゃったーと笑いながら話すお母さんがたくさんいました
私も思い切って無痛分娩のことを聞いたら、
え!この病院無痛分娩できるの?!
知らなかった〜
というお母さんばかり
私が無痛分娩について迷っていることを話すと、
私は死ぬほど痛かったのは出産の直前で、陣痛は我慢できる痛みだったから、お金も勿体無いしやらないかもな〜
と。
確かにうちの病院は無痛分娩というより和痛分娩で、いきみの感覚が残る程度の麻酔をかけるというものでした。
実際にそこで無痛分娩をした知人の話では、最後の痛みも普通分娩の百分の1くらい、とのことでしたが(その方は一人目普通分娩、二人目無痛分娩でした)。
でもその先輩お母さんも、あくまで私の場合はねー。と言って、私の不安も一生懸命聞いてくださいました。
またあるお母さんは、今回で三人目だそうですが、少し間も空いたのでやっぱり出産は怖い〜と、正直な気持ちを話してくださいました。
そして最後に、その日司会をしておられた助産師さんに無痛分娩のことを個別に相談しました。
助産師さんは無痛分娩に反対派が多い…と聞いて構えていましたが、その方はとても親身になって優しく私の話を聞いてくださいました。
さて母親学級を終えて、私の心は今までにないくらいとても軽くなっていました。
そして、
やっぱり普通分娩で産みたい。
という気持ちになっていました。
結局私は、未知の出産が怖かっただけだったのです。
その恐怖が少しでも和らぐならと無痛分娩を考えましたが、先生の態度や個人病院であるという不安要素があり、どちらを選択しても怖いものは怖い。
でも初めて経産婦さん達のお話をたくさん聞いて、出産が少し身近なものに感じられ、
また同じ時期に出産予定のお母さん達がこんなにたくさんいるんだ、一人じゃないんだと、心強くも感じられました。
そして、私も一度は普通分娩を経験してみたいな…という思いが心の中にあったことに気づかされました。
その後押しとなる勇気が欲しかったんだと思います。
8割は無痛分娩の方向!と考えていた私でしたが、結局選んだのは普通分娩。
実際に出産を終えた今となっては、これで良かったとも思うし、無痛分娩でも良かったなーとも思うし…。
結局、どっちがいいか悪いかなんて無いと思います。
要は、自分が納得できるかどうか
しかも、何の異常もなく出産を迎えられたからこそ分娩方法を選ぶことが出来たわけで。
何か問題があれば否応無く帝王切開や無痛分娩となるのだから、贅沢な悩みだったんだと思います。
そして一番大切なのは、どんな方法でもいいから無事に赤ちゃんが生まれてきてくれること。
これが叶えられれば、他はもう何だっていいじゃない!
というのが今の気持ちです。
現在も無痛分娩による事故のニュースが後を絶た無いし、悩んでいる妊婦さんはたくさんいると思います。
切実に思うのは、日本でも一刻も早く様々な分娩形態に対応した産婦人科が増えて欲しい、ということ。
そして無痛分娩を希望する人が安心して産める環境を整えて欲しい。
日本のように個人の産婦人科病院が主力となっているのは、先進諸国の中でもかなり遅れている状態なんだそうです。
出産後に私は母乳でも悩むことになるのですが、出産や母乳のことってこれだけ悩むお母さんは多いし命の危険もあるのに、未だに医療として確立されておらず、助産師さんの経験や民間療法に頼っているのが現状です。
出産は病気じゃないけど、医療としてもっともっと研究されて、産婦人科医の数も増やして、病院の設備も整っていくといいのになと思います。
以上が、無痛分娩にするかどうかで悩んだ私のお話です
もし今現在どうしようか迷っている方がおられたら、少しでも参考になればいいなと思っています。
ご興味のある方、このままお付き合いください
さて無痛分娩にするかどうかは自分で決める、という当たり前と言えば当たり前の結論に至った私。
病院や先生が無痛分娩に消極的であることも判明した。
その上でどう決めるか。
妊娠が分かってから何ヶ月も迷っていた私の心が一気にある方向に傾いたのは、妊娠8ヶ月の時に参加した後期母親学級でした。
私が出産した病院の後期母親学級では、同じ時期に出産予定の母親が病院に集まり、入院準備から出産のこと、退院するまでの説明を聞いたり、母親同士でフリートークをしたりして、最後は分娩室や病室といった院内を見学するという内容でした。
フリートークで私が座ったテーブルにいたお母さんのほとんどが経産婦さんでした。
そこで私は初めて、たくさんの先輩お母さんから出産のエピソードを聞くことができました。
破水から始まった人、スピード出産で立会いすら間に合わなかった人…
人それぞれ色んなエピソードがあって、どんな痛みだったかは忘れちゃったーと笑いながら話すお母さんがたくさんいました
私も思い切って無痛分娩のことを聞いたら、
え!この病院無痛分娩できるの?!
知らなかった〜
というお母さんばかり
私が無痛分娩について迷っていることを話すと、
私は死ぬほど痛かったのは出産の直前で、陣痛は我慢できる痛みだったから、お金も勿体無いしやらないかもな〜
と。
確かにうちの病院は無痛分娩というより和痛分娩で、いきみの感覚が残る程度の麻酔をかけるというものでした。
実際にそこで無痛分娩をした知人の話では、最後の痛みも普通分娩の百分の1くらい、とのことでしたが(その方は一人目普通分娩、二人目無痛分娩でした)。
でもその先輩お母さんも、あくまで私の場合はねー。と言って、私の不安も一生懸命聞いてくださいました。
またあるお母さんは、今回で三人目だそうですが、少し間も空いたのでやっぱり出産は怖い〜と、正直な気持ちを話してくださいました。
そして最後に、その日司会をしておられた助産師さんに無痛分娩のことを個別に相談しました。
助産師さんは無痛分娩に反対派が多い…と聞いて構えていましたが、その方はとても親身になって優しく私の話を聞いてくださいました。
さて母親学級を終えて、私の心は今までにないくらいとても軽くなっていました。
そして、
やっぱり普通分娩で産みたい。
という気持ちになっていました。
結局私は、未知の出産が怖かっただけだったのです。
その恐怖が少しでも和らぐならと無痛分娩を考えましたが、先生の態度や個人病院であるという不安要素があり、どちらを選択しても怖いものは怖い。
でも初めて経産婦さん達のお話をたくさん聞いて、出産が少し身近なものに感じられ、
また同じ時期に出産予定のお母さん達がこんなにたくさんいるんだ、一人じゃないんだと、心強くも感じられました。
そして、私も一度は普通分娩を経験してみたいな…という思いが心の中にあったことに気づかされました。
その後押しとなる勇気が欲しかったんだと思います。
8割は無痛分娩の方向!と考えていた私でしたが、結局選んだのは普通分娩。
実際に出産を終えた今となっては、これで良かったとも思うし、無痛分娩でも良かったなーとも思うし…。
結局、どっちがいいか悪いかなんて無いと思います。
要は、自分が納得できるかどうか
しかも、何の異常もなく出産を迎えられたからこそ分娩方法を選ぶことが出来たわけで。
何か問題があれば否応無く帝王切開や無痛分娩となるのだから、贅沢な悩みだったんだと思います。
そして一番大切なのは、どんな方法でもいいから無事に赤ちゃんが生まれてきてくれること。
これが叶えられれば、他はもう何だっていいじゃない!
というのが今の気持ちです。
現在も無痛分娩による事故のニュースが後を絶た無いし、悩んでいる妊婦さんはたくさんいると思います。
切実に思うのは、日本でも一刻も早く様々な分娩形態に対応した産婦人科が増えて欲しい、ということ。
そして無痛分娩を希望する人が安心して産める環境を整えて欲しい。
日本のように個人の産婦人科病院が主力となっているのは、先進諸国の中でもかなり遅れている状態なんだそうです。
出産後に私は母乳でも悩むことになるのですが、出産や母乳のことってこれだけ悩むお母さんは多いし命の危険もあるのに、未だに医療として確立されておらず、助産師さんの経験や民間療法に頼っているのが現状です。
出産は病気じゃないけど、医療としてもっともっと研究されて、産婦人科医の数も増やして、病院の設備も整っていくといいのになと思います。
以上が、無痛分娩にするかどうかで悩んだ私のお話です
もし今現在どうしようか迷っている方がおられたら、少しでも参考になればいいなと思っています。
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