まめごころ。

初めての子育てや仕事、趣味のことなどを、まめじゃないけど気の向くままに書いてます。

妊娠中の運転は…

2018-02-22 00:12:33 | 妊娠レポ
可能な限り、控えた方がいい


分かってはいましたが、産休ギリギリまで車で通勤していた私は、その危険性を身をもって思い知ることになりました…


まず、雪道は危険

ちょうど5ヶ月くらいの時、私の住む地域では大雪に見舞われ、勤務校も休校になるレベルでした。

でも職員は休みではないわけで…毎年多少の雪でもガンガン運転して通勤してたので、その時も仕事に向かいました

が!

雪道の運転って、ものすごくお腹に力入れるんですね。

ガタガタ揺れるし滑ってハンドル取られるし、そのたびにお腹に力入れてハンドルを切るので、安定期に入ったとは言えそりゃもう恐ろしかったです。

しかも苦労して1時間近くかけて出勤したのに、すぐに休校になって職員も休暇を取って帰るように言われ…

再び1時間かけて帰宅しましたが、自宅マンションの駐車場があまりの積雪で車が入らず、身重の体で雪かきをしてなんとか駐車することができたというオマケ付き。

翌日からはもちろん休暇を取って家にこもりました。

ほんと、無事だったから良かったですが、雪道は妊婦さんは絶対運転しない方がいいです


そして、思わぬ事故に注意

妊娠中は、なぜか注意力散漫になりやすいです。

反射神経も鈍るし、とにかく普段と比べてポーっとしてしまう。

ついついそれを忘れて普段通りの生活をしようとして、後でどっと疲れて後悔することもしばしばです。

あれは産休間近の妊娠9ヶ月の時でした。

数日前から軽い風邪をひき、その上お腹も大きくて寝不足が続いていた日の夜。

久しぶりに残業してかなりヘトヘトになって帰っていたところ、緩いカーブが続く暗い細道で、気づいたら左手に電信柱が間近に迫っていました。

慌ててハンドルを切りましたが、次の瞬間。

電信柱の向こうを歩いていた人影が目に飛び込んできて、ドンッという衝撃が。

何が起こったのか分からず、パニック状態で左側のサイドミラーを見ると、ぶっ壊れていました。

バックミラーにはぶつかったであろうよろめく男性が写っています。

急いで車を停めて男性のもとに駆け寄りました。

そのあとはもうパニックで、泣きながら男性の安否を確認しひたすら謝罪をしていたという記憶しかありません。

結局、私がかなり左に寄って車を走らせてしまい、電信柱にぶつかりそうになったのをよけたけれど、その先を歩いていた人影に気づかず、よけきれずにサイドミラーと男性の肩が接触してしまった、という事故でした。

本当に不幸中の幸いですが、男性の方の怪我は軽く、またとても良心的な方で、事故も人身ではなく物損扱いという形になりました。

さて警察の実況見分の際、警察の方が困ったのが事故の原因でした。

なんせ、ボーッとしていた。ですから。

何度もその時の位置関係や現場の見え方などの確認をされて、電信柱も人影も見えないはずはないのに、どうして気づかなかったのか、と。

警察としては、たとえばスマホを見ていたとか、分かりやすい理由が欲しかったんだと思いますが、本当にボーッとしていたんです。

妊娠中に加えて寝不足と残業による疲労。

それが、こんなに恐ろしい事故に繋がるなんて、私自身もショックでした。

警察の方も最後は納得してくれて、調査中はずっと私の体調を気遣ってくださいました。

被害に遭われた男性の方がしっかりと立っているのに、私が座って事情聴取を受けているというなんとも奇妙な光景でした


ともあれ男性の方が無事だったことが何よりですが、私自身も赤ちゃんが無事だったことにひたすら安堵しました。

そして、こんなにおおきなお腹で、しかも体調不良の時に運転をしたことを心から反省しました。

その日から産休に入るまでは残り2週間程でしたが、夫や家族に頼んで送迎をしてもらい、また職場にも出勤時間をフレキシブルに対応してもらうことで無事に乗り越えることができました。


車無しではとても生活できないような田舎に住む私ですが、多少無理をしてでも安全第一で運転は控えるべきだったなぁと、今でも思っています。

この場を借りて、ぶつけてしまったのに逆に私の体を気遣ってくださった男性の方、支えてくれた家族や職場の方々に、申し訳ない思いと感謝の気持ちをもう一度伝えたいです。

心の支え

2018-02-16 22:24:23 | 妊娠レポ
さて前回は妊娠中の心の変化について書きましたが、とにかく妊娠中は不安との闘いでした。

特に初期はもはや恐怖といった感じ

そしてその不安は無事に産まれるまでずーっと続きます。


次の健診で心拍音が無事に聞こえるまでドキドキする。

つわりが軽い日は、まさか?!と悪い予感ばかりが浮かんでくる。

暇を見つけてはネットであらゆるケースを検索し、不安になる。

体重、身長が順調に大きくなっているか、平均値か。

ちゃんと生産期に産まれるか。

何か異常は無いか。


次から次へと新たな不安がよぎって、検索しまくって、さらに不安になって…夫にぶつけて…

妊娠中って幸せばっかりかと思っていました。

芸能人の妊娠コメントも、揃って「幸せです。」

確かに無理やり一言で言おうとすれば幸せなんだろうけど、敢えて周りに言わないだけで、同じくらい不安も大きいと思います。

昔は妊婦さんを見ると、幸せそうだな〜♡とのんきに思っていましたが、今は心の中で全力で応援しちゃいます

9ヶ月くらいかな?むくみしんどいよね、頑張れ!!

あ、マタニティマーク!まだまだつわりしんどいのかな?頑張れ!!

てな感じに。。。


さてそんな心配症な私が、妊娠中にものすご〜く助けられたものがあります。

それが、トツキトオカというアプリ。

予定日などの基本情報を登録すると、生まれるまでの日にちやその日のお腹の中の赤ちゃんの様子が可愛いイラストでわかるんです。

しかも夫婦で共有できて、健診の予定や日記なども付けられます。



↑2ヶ月の頃はこんな感じ。






↑3ヶ月。どんどん大きくなるので成長が分かって楽しいです。



この赤ちゃん、タップするたびにくれるコメントが可愛すぎて

特にまだお腹も出ないし胎動も分からない初期は、本当にお腹にいるの?!ちゃんと生きてるの?!と不安になりがちなのですが、このアプリのおかげで

今こんな大きさなんだ〜

あ、こんなことしゃべってる♡

早く会いたいね〜

と、赤ちゃんの存在を実感できたりコミュニケーションを取った気分になれたりして、本当に何度も救われました。




↑このコメントには思わず夫婦で笑ってしまいました



エコーで赤ちゃんの様子を見られるのは4週間に一度。

だから、毎日このアプリでその日の赤ちゃんを確認するのが楽しみでした。

夫婦で「今日の赤ちゃんみた?!可愛かった〜」なんて会話も弾みました。

そして無事に生まれたあと…

数日はそれどころじゃなくてアプリを開いてもいませんでしたが、落ち着いた時にそういえば、と思いアプリを開いて出産の登録をすると…

思わぬコメントに、涙が出てしまいました

心配症な妊婦さんには、ぜひ試していただきたいアプリです


心の変化…

2018-02-16 10:08:57 | 妊娠レポ
今回は、妊娠中の心の変化について

よく、妊娠するとホルモンバランスが変わって情緒不安定になると聞きますが、私の場合は妊娠中の方がむしろ穏やかでした

クリニックでの血液検査の結果男性ホルモンの数値が高めだった私は、残業休日出勤バリバリの生活で常にイライラしていたように思います。

それが妊娠によってホルモンバランスが変わり、おっとり穏やかな優しい気持ちでいられました。

また、妊娠中は仕事もこれまでどおりのペースでは出来なかったので、ほどほどに手を抜くこともようやく覚えました。

もちろん、常にお腹の赤ちゃんを気にしていたので神経質にはなるし、やたら涙腺が緩くなったりもしましたが、今振り返れば静かでのんびりとした貴重な時間だったなぁと。。。

祖母に会いに行くといつも、

お腹の中にいるうちは楽だ。

出てきたら大変だから。

と言われていましたが、まさにその通り!

出てきたらもう24時間ノンストップ!静かなひと時なんてほとんどありませんね

でもその時は、つわりも辛いし、むくみや腰痛や眠れないほどの胎動や…全然楽じゃないのにと思っていました

つまりお母さんって、身ごもった時から身体も心も生活も全てが今まで通りじゃなくなって、ずーっと大変なんですよね

そんな中でも妊娠中は、不安と幸せとが入り混じった、静かで愛おしい時間だったと思います。



マタニティ

2018-02-14 10:38:54 | 妊娠レポ
6ヶ月を過ぎると、お腹も少しずつ大きくなってきました

そこで悩んだのがマタニティです

と言っても私はあまりお腹が出るタイプでは無かったようで、7ヶ月くらいからやっと周囲に気づかれるくらいの膨らみになり、色々揃え始めました。

まずはマタニティガウチョパンツを2、3本用意して、トップスはゆったりめのニットやシャツを合わせていました。

マタニティガウチョは臨月までずっと使えました

こういうやつ↑↑

細身のサロペットも9ヶ月くらいまでは普通に着られていたと思います


愛用したのはアーバンリサーチ のリボンサロペット↑↑

シャツワンピも、ワンサイズ大きいのを買ってレギンスと合わせて着ていました

↑きちんと感が出るので、こちらは職場で大活躍しました

中でも一番お気に入りだったのは、肩紐タイプのロングジャンパースカート

こういうの↑↑

無地なら職場でもガンガン着られました

なんと言っても可愛いので、産後もずっと長く着ることができます!


マタニティ専門の通販サイトで買ったりもしましたが、どんなにオシャレ風になっててもやっぱりどこかマタニティ〜という感じがありました

オススメは、マタニティ専用のボトムスを何本か用意して、あとは普通のゆったりめのトップスや、今回紹介したサロペットやシャツワンピ、ジャンパースカートなどで着回すのが可愛いし無駄にならないと思います


以上、私のオススメマタニティの着こなし?でした

妊娠の季節によっても変わってくると思うので一概には言えませんが、参考になれば

泰明小和田校長が新標準服制定を見送るべき理由

2018-02-12 13:22:23 | 教育
今回は出産エピソードを一旦休憩して、ちょっと寄り道。

同じ教育者として一言記しておきたかったので




さて先週からニュースをざわつかせている東京銀座にある公立泰明小学校の校長が、来年度より高級ブランドアルマーニを標準服として導入するというもの。

一連の報道、泰明小ホームページに掲載された校長の言、そして先週末の校長の会見。

一通り目を通して思ったことを記します。

結論としては、今回の新標準服制定は見送るべきだと思います。

理由一つ目。

導入の理由が、小学生に特権階級意識を植え付けようとする「服育」であるとしている点。

和田校長の一連の発言をみていると、


銀座らしさ

特別な泰明小学校

そんな泰明小にふさわしい児童


これらを理想としているのだと見受けられます。

一等地の小学校に通う児童としてふさわしくない行動に対し、なぜ泰明小学校を選んだのか問いたいとまで言っている始末。

この校長が目指すべき児童の姿が、見えません。

おしとやかに礼儀正しく、街中ではヒソヒソと小さな声で話し、高級な制服を汚すような激しい遊びはせず、「私たちは特別な制服を着て特別な小学校に通う特別な存在なんだ」という意識を常に持っている子どものことですか?

そんな子ども、気持ち悪いですね。

将来は一体どんな大人になるんでしょうね。

おまけにそのような特権階級意識をブランドの制服によって植え付けようとしているところが、安直で下衆な発想です。

せめて礼儀やマナーくらい、教育活動を通して身につけさせられないものですかね?

自らの指導力不足を問題視しないで、保護者に高い制服を買わせることで解決しようとしています。


理由二つ目。

和田校長は都に雇われた公立小学校の一職員に過ぎないのに、独断で今回の決定を下した点。

こちらが制定を見送るべき最大の理由です。

一つ目の校長の理想は、教育者として明らかにおかしいと私は思うけれど個人の意見としてはまぁいいでしょう。

それに賛同する保護者も少なからずいるかもしれません。

ただ、それを独断で決定していいのは私立校だけ。

そんなに特別な学校が作りたければ、退職して自分で私立学校を創立しなさい。

アルマーニの制服だろうが特権階級意識の植え込みだろうが、何でも好きにやりなさい。

その考えに賛同した職員が集まり、保護者が選び、子どもを通わせるなら何の問題もありません。

うちの学校にふさわしくないと言って退学を促すこともいいでしょう。

でも、泰明小学校は公立なんです。

公立に大切なのは広く一般を受け入れる姿勢です。

どんな子どもも受け入れて教育するのが公立です。

もちろん公立の学校各々にも理想があり理念がありますし、無くては駄目です。

でも公立である以上、それは広く一般に受け入れられるものでなければならない。

そのような公立校において、一校長が、個人的な思想に基づいて単独行動し、トップダウン式に決定を下したことが問題なんです。

会見で和田校長は相談や説明が不足していた点は反省している、と述べていましたが、それが一番やってはいけない過ちなんです。

その一点だけで、今回の決定を見送るには十分すぎる理由なんです。

そこを理解せず、考えを変えるつもりはないと言い切っていた和田校長。

恐ろしいですね。

特権階級意識を持った子どもが育つとこうなるのかという将来像を見せつけられた気分です。

もう一度、自分の思想と自分の置かれた立場を見つめ直した方がよいのでは…?





以上。

銀座とは遠く離れた田舎の地から、ひとこと申し上げておきます。