小学校受験 ママのモヤモヤ飛んでけー!

お受験という造語の中で揺れるママ達。小学校受験指導、20余年間の経験から、ズバリ!悩めるママ達に真のアドバイスを。

コロナ禍での小学校受験 - 親の準備編① 

2021年05月12日 | お受験ママへのアドバイス
  小学校受験をする、と決めたら、このコロナ禍であっても準備は不可欠です。
今まで「普通」に出来たことが、ほぼほぼ出来ない今の状況下で、ご両親の焦りのお気持ちを思うと、胸がつまります
 こんな現状で、みなさんがとても大切にされるものが「インターネット」ですね。いやー、本当に便利です。居ながらにして、たくさんのことが可能になる 今まで時間をかけ、足を運び、集めていたような情報までもが、まさにパジャマのまま、真夜中にでも手に入れることが出来るのですから。
 2020年春のコロナの拡大以降、いろいろと志願者募集や説明会、行事見学等に模索をされていた学校側も、2021年に入ってからは、多くの学校が「自校の方針」をお決めになり、比較的スムーズに執り行われるようになっています。

 ただ、やはり決定的なマイナスは「学校を五感で感じること」ができないこと、だと私は考えています。 
私は、自分の教室のホームページの中にも何度も書いているように、「ご家庭と学校のフィット感」は非常に大切なものです。子ども達には、確かに生来の個性はありますが、まだまだそれらは確定的なものではなく、今後の様々な経験の中で養われ、培われていくものであり、小学校受験をする年齢では「柔らかい個」が存在するだけ。
 むしろ、小学校に入学後、その子の個性は新しい教育環境の中で「その学校の子ども」として育っていくもの、です
 しかし、如何せん、親は完成品。良くも悪くも、なかなか完成された個性は、新しい何かからは影響を受けにくく、そうなるとそこには「違和感」が生じてくる・・・親は「この学校って、実際にはこんな感じだった訳え?」と不快感を感じ、学校側も「困ったものだ・・・やっぱりあの親はちょっと違ったかな。」と感じ始める?

 いかがでしょうか?
少しだけでも「ご家庭と学校のフィット感」ということの意味を、感覚的にわかっていただけたでしょうか?
 昔から「百聞は一見に如かず」という諺があります
例えは良くはないかもしれませんが・・・引っ越しを考え、家を選ぶとき、ネット上で「これしかない!」「これに決めよう!」と思っていた物件に実際に足を運んでみたら、「何となく違うかな・・・」と感じた。こんな経験はありませんか?
 間取り良し、環境よし、価格よし でも、どうも何かが違う・・・

 とは言え、今は以前のように「実際に行って、感じる」ということの出来ない状況です。仕方がありません
でも、そういう状況下だからこそ、上記のようなことが本当は大切なんだ、ということを知っておき、そういう感覚を持ち、そういう感覚を研ぎ澄ませた上で、たとえそれが「インターネット上」であっても、万事に向き合っていただければ、と思っています。

 

まどか先生の教室「幼児教室マナーズ」

小学校受験は、子どもが大きく成長するまたとないチャンスです。
知識の詰込み、繰り返す訓練、長時間の強要・・・そんな親子共に苦しい準備を「うれしくはないけれど、それが正しい準備」などと、ある意味での諦めの境地で取り組む受験準備ではなく、子ども自身の頭で考え、判断し、行動できる力「人間力」を育てる受験準備。それが、幼児教室マナーズが27年間実践し、成果をあげてきた「まどか先生メソッド」です。小学校に入学した後も、親子共にいつでも相談に帰っていける場所、それが幼児教室マナーズです