小学校受験 ママのモヤモヤ飛んでけー!

お受験という造語の中で揺れるママ達。小学校受験指導、20余年間の経験から、ズバリ!悩めるママ達に真のアドバイスを。

with Corona の年の小学校受験

2020年06月12日 15時05分16秒 | お受験ママへのアドバイス
 「なんて不幸なこと!こんな年に受験をすることになるなんて・・・自粛の時期の分を取り戻さなくてはいけないどうすれば良いの
 そんなお声があちこちから聞こえてきます。そうですね、そう思いますね。よりによって、なんで我が家の年なのと焦りますよね。
でも、焦りは禁物
 これは、どんなことにでも言えることです。

 小学校受験、中学受験、高校受験、大学受験、就職活動・・・このような、合否を伴うことへの準備の場合には、特に、何か予期せぬアクシデントが起こってしまうと、ついつい冷静さを失い、焦ってしまうものです。当然です。よくわかります。
 何事も起こらなくても、常に緊張感の中で心ざわつき、平常心ではいられない状態なのですから。それでも、やっぱり原点にもどれ!「焦りは禁物」です。
 どんなことに向かう時でも、臨む時でも、最も大事なことは「心の平安」。そう思われませんか?
 焦り、じたばたすることで、何かが好天するのであれば、じたばたも良し。けれど、どんな時でも、常に物事に「粛々と向かう」姿勢ほど大切なことはありません。

 私は、教室の在室生、卒業生の保護者の方々とお話をする時に、この「粛々と、今できることに、粛々と向かいましょう」と話します。保護者の方々の悩みや不安、ご相談の内容はそれぞれ違っていても、なぜかすべてにおいて、この「粛々と向かいましょう」という言葉がキーポイントになるのです。

 この「粛々」の「粛」という漢字は、ここ数か月はよく目にしたはずの漢字ですよ。そうです「自粛」の「粛」です。この漢字は、「つつしむ」「物音を立てない」「身が引き締まるほど厳しく」というような意味です。「粛々と」は、そんな意味の漢字が、二つも重なっているわけです。
 粛々と・・・に似た言葉には「淡々と」という言葉があり、その言葉を思い浮かべられた方もおいでになるでしょうね。でもね、確かに似た言葉ではありますが、実際には、「粛々と」と「淡々と」には大きな違いがあるのです。
 「淡々と」とは、単に「冷静に」「気持ちの起伏なく行う」ということであるのに対し、「粛々と」は、向かうこと、臨むことに対して「厳かな(おごそかな)気持ちで」という意味が含まれます。ここには「敬意」というニュアンスも入っているかもしれませんね。
 何があっても、心静かに、おごそかな姿勢で事に向かう・・・それが「粛々と向かう」という意味です。

 今、これを読んでくださっている方の中には「この人、何言ってんの そんな精神論はどうでもいいのよ。この時期、こんな時に受験に当たってしまった私達はどうすれば良いのか!を的確に教えて欲しいだけ」と閉口されている方も少なくはないでしょう。ただ、こんな時期だからこそ、浮足立つことなく、我が子の、ご家庭の「真の力」に磨きをかけること、こそ大切です
 相手を大切に思うこと。
 心を込めて人と接すること。
 自分の話す言葉を大切にすること。
 どんな言葉にも誠意を持って聞こうとすること。
 出来る出来ない、わかるわからないには関係なく、一生懸命に目の前のことに向かうこと・・・等々。
こういう「人として」の基本の姿勢こそが、その人の柱です。それは、大人でも子どもでも同じこと。

 阪神の震災の時も、東日本の震災の時も、多くの人に様々な難儀、難題が降りかかりました。もちろん、その難儀の大小には、大きな違いはありましたが。そんな状況下でも、自分の難儀にばかり目を向けるのではなく、自分よりもはるかに、もっともっと辛い思いをされている方々がいる、ということに気づけ、そういう方々に心を運べる優しさ、祈ることのできる心の広さ、深さがあれば、今の自分の現状に文句を言わず、今できることに粛々と向かえがはずです。

 まさに今この時にも、新型コロナウイルスに罹患され、その病床におられる方がいて、その方を思うご家族がいらっしゃる・・・そういう方々のために昼夜を問わず、必死に責務を全うされている医療関係者の方がおいでになり、その方々を一生懸命にサポートするご家族がいらっしゃる・・・
 今、私達がwith Coronaの時代に生きることになったからこそ、愛する我が子の「知ろうとする力」「人を思う心」を育んであげる時なのだ、と思えてなりません。

 どんな私立小学校の先生方も、それぞれの学校の尊い建学の精神のもと、幼い子ども達の心を育み、将来を担う立派な人に育てようと日々精進されています。入学試験という過酷な機会ではあっても、そういう先生方、学校の前にご家族が向かわれるからこそ、受験のためのスキルを磨くことだけに心奪われるのではなく、お子様の、ご家族の「真の力」を磨いていきませんか
コメント

小学校受験 - 合格、考査の後にすること

2019年11月19日 08時10分01秒 | お受験ママへのアドバイス
 小学校受験を終え、ホッとされているご家庭、諸々の縛りから解放されて自由を満喫されているご家庭。いえいえ、まだまだ考査中、これから国立小学校の考査が始まるというご家庭。毎日、静かに祈る思いで繰り上がりをお待ちになっているご家庭、もおいでになるでしょう。
 とにかく、この時期は「いろいろな状況下のご家庭」が、今までとかわらぬ顔で暮らしていらっしゃいます。
 私は、是非ぜひ、そのことをあらためて感じて欲しい、考えて欲しい、と、いつもこの時期になると思います

 この一つ前のブログ「小学校受験 - 合否をぺらぺらと子どもに話さない」では、ご家庭の「品位、品格」という面でお話をいたしました。
 今回は、そういう面ではなく「先取り教育」「就学前の準備」に関して、少しお話をしたいと思います。
 私が常に考えていること、それは「学びとは、ワクワクすること」ということです。こういう「ワクワク」の感情は子ども達だけのものではなく、私達大人でも「初めて見るもの」「初めて知ること」には高揚感がありませんか?
 「わあ、すご~い」「きゃー、見て見て見て」こんな目を見開き、耳をダンボにし、誰かに言いたくなる・・・そんな興奮です。

 小学校に入学すること。それは、すべての子ども達にとって「小学校1年生」として、長い長い学びの期間のスタート、なのですね。
これは、中学、高校、大学入学とは、全く意味の違うものだと思えてなりません。
 たとえば、長い準備期間の末、中学受験に挑み、それを乗り越えての中学入学。たくさんの誘惑に打ち勝ち、手にする高校入学。泣きたいほど頑張った予備校での時間を経て、勝ち取った大学入学。すべてが尊い事実です。しかし、すでに「勉強する」ということに対して、それぞれの思いを持っているこういう入学とは違い、小学校への入学は、子ども達みーんなが「学校が始まるー」「小学生になるんだ」というキラキラした思いの中で迎えるもの
 だからこそ、入学後には、たくさんの「ワクワク」や「驚き」があって然るべき・・・そうは思われませんか?

 よく小学校の先生方が苦笑の面持ちでおっしゃいます。「あー、これ知ってるー」「これかんた~ん、できるもん」「こんなの、みーんなやったことあっる~」こんな子ども達の言葉を聞くと、とても残念だ、と

 転ばぬ先の杖、と言いますね。
今の親達は、我が子が辛い思いをしないように、悲しい思いをしないように、と、事前に万全の体制を取られます。もちろん、それはとても大切なこと、です。今の世の中、たくさんの「危険」がありますから、様々な場面を想定し、いろいろな「杖」を準備するお気持ちはよく理解できます
 しかし、「うちの子は、ひらがな、カナカナなんてすでに完璧に書けます!文字もスラスラと読めます!」という就学前準備や先取り家庭教育が、我が子の「子どもらしいワクワク感」を失わせ、学びの意欲を削ぐことにならないように
 準備をし、両手を広げて入学を楽しみに待っていてくださった1年生の担任の先生の「あーあ」とならないように
 是非、考えてみてください。

  「幼児教室マナーズ」のホームページが新しくなりました。 是非一度、ご覧ください。 


コメント

小学校受験 - 合否はぺらぺら子どもに話さない

2018年10月26日 16時42分39秒 | お受験ママへのアドバイス
 小学校受験の合否も、今では中学受験と同様に「考査当日にネットで」という形式も出てきました。
 昭和の時代の合格発表は、多くが学校に出向き、「掲示された番号や氏名を見る」もしくは「受験票と引き換えに封筒を手渡される」ということでした。
 ですから、発表時間から少し遅れて学校に出向くと、駅から学校への道で、すでに発表をご覧になった志願者家族とすれ違い、その表情からよけいに緊張感が高まったものでした
 
 さて。
私は、どんなに古いと言われようが、何だか意味不明と今時の保護者の方に笑われようが、合否は「家庭と学校との『縁』」だと考えています
 中学受験や高校受験、大学受験は、「縁」などというものではありません。そこにあるのは「点数だけ」です。
どんなに根性の曲がった子でも、どんなに母親がモンスターペアレントであっても、求められた点数に達していれば「合格」です。
 しかし、小学校受験の合否は、本当に同様のものだと思われますか?

 決して、合否には裏がある、という意味ではありません。
 私は、幼児教室マナーズのホームページの中にも、「働くママ・ワーキングマザーの小学校受験」「0歳からの小学校受験」の中でも触れている通り、伝統ある私立小学校というものは、ご家庭と学校とのフィット感を非常に大事に考えています。だからこそ、親子揃っての面接があったり、願書の中に詳しくいろいろなことを記入したり、学校からのアンケートの小作文的なものを提出したりしているのです。

 考査が始まり、発表が出始めると、幼稚園や保育園、お稽古ごとのあちこちで、意味も分からずに、ぺらぺらと言いふらしている子どもがいる・・・と聞きます
 「ねえねえ、ぼくね、〇〇小学校に合格したんだよ、すごいでしょう
 「あのね、私、〇〇学園のテストに通ったの。でも、まだ△△小学校のテストも受けるの

 我が子が、そんなふうに、ところかまわず、誰かれかまわず、触れまわっている姿を想像してみてください どうですか?うれしいですか?
 
 これは、私の勝手な価値観ですが、こういうことを平気で許しているご家庭は「品位に欠ける」と感じられてなりません
 子どもは無邪気ですからね。うれしいこと、ほめられたことは、誰かに伝えたいと思うもの。それは非常に自然な行為です。
 しかし、こと小学校受験に関しては、子どもが無邪気だからこそ、安易に合否を伝えてはいけない、と思うのです。
 
 すでにご承知のことと思いますが、合否が出る、ということは、不合格も出ている、ということにほかなりません。そして、不合格者の数は、合格者の数よりもはるかに多いのですよ
 「合格した~~~~」と飛び跳ねて喜んでいるご家庭の陰に、その何倍もの残念な結果に落胆し、涙しているご家庭があるのです。
 
 多くの方々は、願書に書いたり、面接で述べられたのではありませんか?「人の気持ちのわかる、優しい子どもに育って欲しいと願っております」と。
 合格した~~~と飛び跳ねて喜び(もしくは、「はい、これで一安心。さあ次」というふうに合格を軽んじる)、子どもにもそのことを伝え、平気でいるあなたは、「人の気持ちのわからない、人の気持ちに寄り添えない、傲慢な人」です

 私は、教室の子ども達には「あなたの行く学校はね、天の神様が一つ、決めてくださるのよ。その時まで、一生懸命にお話を聞いて、一生懸命に考えて、がんばりましょう」と。
 果たして、これがベストかどうかはわかりません。
しかし、少なくとも無邪気で悪意のない子ども達が、無意識のうちに人を傷つけてしまうような子どもにはなりません・・・ ぼくって、わたしって、すんごくおりこうさんだから、〇〇小学校にごうかくしたの、という空気をプンプンだして、傲慢に語る子どもにはならない・・・

 小学校受験に限らず、じつは中学受験でも、高校受験でも、大学受験でも、そう、就職試験でも、相手のことを考えず、安易に「〇〇校に合格した~~~」とはしゃぐ子にはなってほしくないな、と思います。
 「品位と優しさ」を大事にするご家庭ならば、きっとこの私の思いは、少しは伝わるのではないでしょうか。
コメント

小学校受験 ― 夏休みは大忙し?!?!

2018年07月31日 15時34分39秒 | その他、もろもろ
 小学校受験を考えたら、年長児の夏休みなんて「休みはないわ」という考え方? それはおかしいのですよ、本当は。
 確かに、お母様がお仕事を持たれていて、在宅勤務のシステムや、時短勤務のシステムは皆無だというような場合には、全く「夏休み」の感覚も、「夏休みそのもの」もないかもしれません。
 しかし、最初に書いた「休みはない」の意味は、そういうことではありませんよね。これは「小学校受験をする年長児には、夏休みと言えども、のんびり夏を満喫する暇なんてない。受験の準備に追われる・・・それが夏休みだ」とお考えになっている方・・・実際に、そういう夏休みの過ごし方をされている方・・・大丈夫ですか?
 お顔は鬼の形相になってはいかせんか?
 お疲れではないですか?
 子どもに「ママなんて嫌い」なんて言われていませんか?

 小学校受験の準備には、「これが正しい」というものはありません
 それぞれの方が「これが小学校受験準備だ」「これが、準備のスタンダードだ」と信じ、時にはそれに小さな疑問や疑いを持ちながらも、そのたびに気持ちを立て直し、突き進む・・・その方法が、そのご家庭の「準備」なのですね。
 私は、小学校受験のためのお教室を開校して25年になります。
最初の頃とは、かなり私立小学校の様子も変わってきました。バブルの時代、バブルがはじけて以降、ゆとり教育の時代、少子化の現代・・・学校も私も、時代の流れに合わせて「小さな」マイナーチェンジはしてきても、実際には「私立小学校の教育の柱」「私学の骨子」には何の違いもないと確信しています。

 いろいろな小学校はあっても、そこで求めているのは「人間力のある子ども」「品格の備わったご家庭」のはず。
今、夏休みをご自分達がどのように過ごされているのか、を客観的に見る目を持ち、しばし立ち止まって初心に返る時間も持ってみてくださいね

 ペーパー学習に明け暮れて親子共に疲れていたり、リビングが課題工作の作品で溢れていたり、ママの怒鳴り声が響いていたとしたら、それはやっぱり黄色信号
 こうするしかない、これしかない、という考えで、自分を追い込まないことですよ。
 

         

 このブログの他の、お役立ちホームページのご紹介

   幼児教室マナーズ http://www.madoka-manners.com/ リニューアルされました
   まどか先生の親と子の相談室 http://www.manners-sodan.com/
   0歳からの小学校受験 http://www.madoka-smile.com/
   働くママ・ワーキングマザーの小学校受験  http://www.hataraku-mama.com/


コメント

小学校受験 - 「慣れさせる」のではなく、「考える習慣」を

2018年03月12日 14時56分42秒 | お受験ママへのアドバイス
 小学校受験準備=ペーパー学習、と考えておられるご家庭がほとんどです。
そして、「うちの子は、ペーパーが得意だから安心」「うちの子は、ペーパーが苦手だから心配」という考え方に直結してしまい、どんどんと本質から離れたところで傲慢になったり、卑屈になったりする親がどんなに多いことか・・・ 私は、そういう現状を心から残念に思っています

 本来、ペーパーとは「考える力を養うための一つの手段」です。
それがどういう内容であっても、目の前のペーパーを注意深く見て、出題される言葉をよく聞き、「考え」なければなりません そのためにあるのです。
 しかし、現在はたくさんの枚数のペーパーをさせることによって、それぞれの問題を「解くことに慣れ」させ、考えて解くというよりも、慣れによって出来るようにする・・・そういう準備をする親が主流になっています。これでは、本末転倒、だと思いませんか?

 ペーパー学習でも、工作でも、絵でも、「慣れた子」はすぐにわかります
なぜならば、その子には「新鮮な驚き」や「あって不思議ではない不安さ」や「わかった!という喜び」の表情が見られないから、です
 「あー、知ってる」「やったことある」「すぐにわかる」そんなことをしたり顔で言っている子の表情は大人びて、時には高飛車で、少なくとも豊かな表情ではありません。

 学校が求めている力は「慣れて、出来る力」ではなく、「一生懸命に考える姿勢」であり、「わからなくてもくさらず、諦めず、一生懸命に考え続ける姿勢」です。

 以前、こんなことがありました。
毛糸や折り紙、クレヨン、糊やホッチキス、セロハンテープなどを使い、工作をさせた時のこと。課題を出すと、子ども達は口々に「なーんかいも、やったことある~」と言い、やっつけ仕事のように課題に向かいました。
 そして、たった2㎝程度の色紙を台紙に張るために、ビビーッと10㎝近いセロテープを出して、切って・・・「もったいないことをしちゃったあ」という様子もなく、ワクワクと次はどんなふうに、何をしようか?と考える様子もなく、とにかく、「ここにあるものを使って、作ればいいんでしょ?はいはい」的な空気感・・・どんな素敵なものにしようか?と考えている様子はなく・・・ルーティン的な時間が過ぎていきました。
 私は悲しかったです・・・

 あなたは、どんなふうに感じますか?

 「幼児教室マナーズ」のホームページが新しくなりました。 是非一度、ご覧ください。 

 

コメント

小学校受験 - 傘の扱いに慣れさせる

2017年04月11日 15時00分47秒 | お受験ママへのアドバイス
 小学校受験を考え始めると、多くの方は「ペーパー学習」をバッチリすること・・・こんなことに気持ちがいきます。そして、「それこそが受験準備」と思い込み、過酷な準備は好まないとか、子どもに怒鳴ったり、自分がカッとなったりしたくない、等々、勝手な想像でぐるぐると考えあぐねる・・・
 最も多くの方々が「はまる」間違いです

 本当に大切な受験準備とは・・・我が子に「人としての力」をつけることです。
中学受験以降で使われる言葉で言えば、「偏差値をあげる事だけに躍起になって、人間性を育てることが疎かになる」
 こういうピーマンのような受験準備をする方ばかりで、本当に悲しいなあ・・・と思います。

 雨の日
あなたのお子様は、上手に傘を使っていますか?
また、上手に傘を扱えるようになるように、親身に教えていますか?

 実際に私立小学校に通うようになれば、ほとんどの子ども達が「電車通学」をすることになります。
 どんなに家から駅まで、駅から学校までが近くても、一切、傘を差さなくてOKというようなことは皆無でしょう。
 
  駅に着き、改札に入る時には、傘をたたまなくてはなりません。
  電車の中で開かないように、きちんとクルクルとまき、ピチット止めておかなければなりません。
  電車を降りて、改札を出ると、巻いた傘を開き、パっと傘を差して、歩き始めなくてはなりません。

 すべての行為は「速やかに」行わなければならないのです。なぜならば、もたもたとして、大人の動きの流れを妨げると、世の中は舌打ちをして通り過ぎるような人ばかりなのですよ
 誰一人として、「こんなに幼い子が、健気だな ガンバレ」というような思いで眺めることはない
 10人に一人、そういう眼差しでエールを送ってくれる人がいたとしたら、きっとそれは「ご自分の子どもが私立小学校に通っている(通わせていた)人」か、もしくは「ご自分が私立小学校に通っていたか」のどちらか、でしょう。

 私立小学校に入れば、子ども達は自分で登下校をします
 そんな日のために、傘を差す、傘を畳む、傘を丸める・・・という行為に、慣れさせておきましょう

 その日のためには、私は刺したり閉じたりする時に力が必要になるジャンプ傘はお勧めしません
 ジャンプ傘でなくとも、以前より、傘の開け閉めに工夫を凝らした子ども用の傘はたくさん出回っています。
 購入する時には、実際に子どもが自分で開け閉めを練習する時のことまで考えて、どれにするかを決めましょう。
 そして、雨が降っても子ども達がオドオドすることなく、自信を持って傘が扱えるように、事前にしっかりと練習をさせてあげることです。

 学校が求めている「生きる力」とは、日頃の暮らしの中から育っていくものばかりです。それを忘れない事

 「幼児教室マナーズ」のホームページが新しくなりました。 是非一度、ご覧ください。 

コメント

小学校受験 - 受験に理解ある小児科医、歯科医を!

2016年09月22日 11時37分37秒 | お受験ママへのアドバイス
 本題の「受験に理解のある小児科医、歯科医を!」のお話の前に、ご忠告をひとつ
 9月に入って出願が始まると、ママ達から笑顔が消え、気づけば「鬼ババア」の形相だったり・・・能面の「増女」のような表情になっていたり・・・
 どうぞ、ママ達はこれから先、無事に受験が終わるまで、頻繁にあちこちで鏡に自分の顔を映してください そして、ハッとするような顔をしていたら、無理にでも笑顔をつくること ママの笑顔が、子どもにとっての最強、最良の環境、ですからね そのことを、絶対に忘れてはいけません。

 さて。
今日のアドバイス、それは「小学校受験に理解のある小児科医、歯科医」を見つけましょうです。

 どういうこと?と思われるかもしれませんね。
大抵、幼い子どもを持つご家庭では、かかりつけの小児科があるはず、です。予防接種も、風邪を引いた時も、そのドクターのお世話になり、いつも適切な指示やアドバイスをいただいて、とても信頼している・・・ こういうご家庭がほとんどでしょう

 しかし。
そのドクターは、小学校受験について、お詳しいでしょうか?
みなさまがどれほどの思いを持って受験に向かい、どんな準備をし、子ども達もどれほど一生懸命にがんばっているかを、十分に理解できる方ですか?

 なぜこんなことを書くのか?
じつは、受験を目前に控えた時、小児科受診をしたら・・・
 「明日は面接?そんなの無理に決まってるでしょう
 「考査がある?誰の?何言ってるの。この熱で行けるわけがない
等々、あっさり言い捨てられ、全く「何とかしてやろう」という思いは微塵も感じられず、むしろ弱っている我が子に辛く当たる「鬼の親」「常軌を逸した変な親」扱いされた・・・

 渦中にいるみなさまには、ほとんどその意識はないことと思いますが、「小学校受験という世界」そのものが、ほぼ首都圏と地方の大都市にしか存在しない世界です。
 大阪や名古屋、福岡であっても、首都圏の私立小学校、国立小学校の数とは比べ物になりません。
 ですから、「小学校受験を経験している家庭」というものは、地方には存在しえないもの、なのですね。

 みなさまのかかりつけ医がどんなにご優秀な小児科医であったとしても、そのドクターが地方のご出身で、首都圏の私立小学校の世界については不案内で、白紙に近い知識しかなかったとしたら・・・
 面接の前日、考査の前日に「何とか明日、面接(考査)を受けられる手立てはないだろうか?」と神様に祈る思いでドクターの元に駆け込んだお父様、お母様の思いを理解するのは難しいでしょう。
 
 高熱で赤い顔をし、ぐったりしている我が子だけれど、何とか面接、考査に連れて行こう、連れていきたい、と思っていたとしても、私はみなさまが鬼の親、常軌を逸した変な親だとは思いません。
 なぜならば、私はその世界の中にいるから、です。

 どうぞ、何とか「ご自身が私立小学校出身」とか「我が子を私立小学校に通わせている、通わせていた」という小児科医を探しておきましょう。
 歯科医も同じこと。急に歯が痛いと言われることもありますね。歯痛に関しては、子ども本人ではなく、お父様やお母様が面接に向かい、極度の緊張で親知らずが痛みだす・・・こんなこともあるのですよ。

 備えあれば憂いなし、です。

 もちろん、何の心配もなく、元気に面接や考査に臨めるのがベストですが、万が一の時に途方にくれなくても良いようにしておくのが親の務めです。
 必死に直前講習に行き、毎日のように怒鳴るママであるよりも、こういう「人事を尽くす」ことをしておくことが、どれほど大事であるかを、十分に理解していて欲しものです。

             

 このブログの他の、お役立ちホームページのご紹介

   幼児教室マナーズ http://www.madoka-manners.com/
   まどか先生の親と子の相談室 http://www.manners-sodan.com/
   0歳からの小学校受験 http://www.madoka-smile.com/
   働くママ・ワーキングマザーの小学校受験  http://www.hataraku-mama.com/





コメント

小学校受験 - 特別企画に振り回されないこと

2016年06月01日 07時47分21秒 | お受験ママへのアドバイス
 幼児教室の「特別企画」に振り回されないこと。
 何ともストレートな表題です。でも、敢えてこういうタイトルにする理由は、毎年、この時期以降、幼児教室や先生が紹介するさまざまな特別な企画に振り回され、どんどんとおかしな方向に突っ走っていく親子が山ほどいるから・・・なんです
 もちろん、私も受験準備の幼児教室の代表であり、日頃はお受験の先生と呼ばれる立場ですので、自らを貶めることを書くのはどうかとも思いますが・・・それでも尚、批判や風当たりを覚悟の上でこの項目を書くのは、「お子様のため」にも「父親、母親であるみなさまのため」にも、とてもとても大事なことだからです

 まず、理解していなければいけないことは、小学校受験の準備をするための幼児教室も「企業である」ということ。「教育産業」です。
 ボランティアでない限り、企業は経営し、運営していかなくてはなりません。生徒の家庭は、まさにその中にいる、ということを忘れてはいけません。

 「お受験」という造語が世の中に定着し、かなりの揶揄を含めて小学校受験について語られます。中学受験以降の受験では、偏差値という非常にわかりやすい合否に直接的に影響するバロメーターがありますので、それほど不確かなウワサは流れませんが、幼稚園受験や小学校受験は、そもそもそういう世界観にはありません。
 ですから、当然、滑稽なウワサがまことしやかに語られることになります。特に、今はネットの時代ですので、匿名性のあるサイト内では、何でも書き放題ですね。
 言葉は悪いですが、たとえば、自分の思いが叶わなかった気持ちのガス抜きに書かれた文章であることもあるでしょうし、願いが叶った喜びの場合には、自慢に近い勝手な解釈であることもある・・・それがインターネットの世界の特質です。匿名であれば、どんなことも書きやすい・・・100%ウソではなくても、100%真実であるとも言い難い・・・
 
 私は、教室を開校して今年で23年目を迎えます。
この23年の間には、たくさんの自問自答がありましたし、反省や後悔もあります。身勝手な独善論を展開した時期も長かったです。
 けれど、今私が考えていることは・・・どんなことでも、選択するのは「みなさん側」であるということ。みなさんの対して、多少の強制や誘導はあったとしても、それでも尚、選択と判断、決定は、みなさまがすること、なのです

 企業、という意味では、ある意味、私立小学校そのものも企業です。学校法人、ですから。
 企業というものは、自らの利益のために、様々な企画をし、その企画を成功に導くために、ありとあやゆる努力をします。当然のことです。
 その企画に乗るか乗らないか・・・それは企業側の責任とは言えません。企業は、いかにその企画を魅力的にアピールするか、その企画を充実したものにするか、に専念します。これも、当たり前です。

 6月に入りました。
夏休みの企画や、秋に向けての企画など、そろそろ「特別企画」がたくさん開示される時期に入ります。一年で最も、企業努力が著しくなる時期です。
 それらを「受ける側」が常に冷静に、真っ当な判断力を持ち、決して振り回されないこと。これを肝に銘じる時期でもあるのです
 大切な我が子を、親の満足の道具にしないこと。無意識のうちに、我が子を振り回している家庭は少なくありません。
 どうぞ、気を付けて

 警鐘を鳴らす過去のブログもご紹介します。

 
コメント

小学校受験 - 人の目を意識していますか?

2016年04月26日 08時45分48秒 | お受験ママへのアドバイス
 お話の記憶、という言葉を聞いてヒットする方は、間違いなく小学校受験の準備に取り組まれた方ですね。
 実際の考査では、それほど難解で複雑、5,6歳児をまるでいじめるようなストーリーは出題されないものです。
 しかし、親を脅かして?!、再度、再々度チャレンジしてもらわなければならない受験産業の一端を担う模試の出題者は、あり得ないほど複雑怪奇な物語を作り上げていきます
 一度、「何軒もの店に立ち寄り、複数のお買い物を繰り返す」ようなお話や、「一度のお出かけで、朝から晩まで盛りだくさんの行動をする」ようなお話を、我が子になったつもりで、親も真剣に取り組んでみてください。きっと、満点を取ろうとすると、修行僧並みに神経を集中しなければ解けないはず、です

 私の家の近所には、名門幼稚園、有名幼稚園と呼ばれる幼稚園が複数あります。
ちょうど登園の時間に家を出ると、何組もの親子に遭遇します。思わず目を細め、微笑ましい姿に見入ってしまう・・・という親子もおいでになれば、あらまあ・・・という親子も少なくないのが現実です。

 数日前も、この時間に家を出ました。
大きな道を渡るために信号のところに向かっていると、そこにはすでに園服姿の男の子ときれいな身なりをしたお母様が見えました。
 お母様は男の子を見下ろし、2,3度、帽子ごしにポカポカと頭を叩いていたのが遠目にもわかりました。「はっはっは、朝のお支度が遅かったとか、きちんと朝ご飯を食べなかったとか、あの子は叱られてるんだな」と勝手な想像で、ほのぼのとした思いになって近づくと・・・

 いえいえ 想像とは全く違うことでした。お母様は一生懸命に話していらしたのです。
「・・・そこで、くまちゃんが右に曲がってまっすぐ行くと、ケーキさんさんがありました。ケーキや屋さんは道の左側で・・・郵便局では、うさぎさんに会ったので、リンゴを2個あげて・・・」
 信号が青にかわり、親子が横断歩道を渡り始め、私も後ろを歩いていったのですが・・・どうも男の子はお話を覚えられないようで、ママから質問されると答えられない・・・そのたびに、またポカっとやられます
 信号を渡り終えると、今度はお母様の大きな声。「ほら、ちゃんと前を見て 自転車が来てるじゃない。危ないでしょ、もう

 私はね、ママのお気持ち、よくよくわかりますよ
なんでなの?なんで聞けないの?なんで覚えないの?なんで覚えられないの?
 そういう気持ちがお母様の中で渦巻き、どんどんと膨らんで、お母様自身が「何とかして~~~~~」という気分になっていらっしゃることを。

 でも
あまりにみっともない その時、横断歩道を渡っていた人はみな、親子を注目していたのです。
 もちろん、親子が何をしていたか?がわかる人はいなかったでしょうが、むしろ、だからこそ、朝からこの子はどうして繰り返し繰り返し、こんなにも親に叱られているのだろう? ママは、どうしてあんな剣幕で朝から子どもを鬼の形相で叱っているのだろう?

 小学校受験は、「お受験」という不思議な揶揄的な造語がまかり通るようになって以来、世の中では「おもしろおかしく話題になるもの」です。
その渦中にいる家族は真剣で、この一大事に向かい、一生懸命になっています。他人が何と言おうと、そんなことは関係ありません。私もそう思います 誰に我が子を育ててもらっているわけではありませんからね。言いたい人には、何でも言わせておけばいい。その通りです
 しかし。
 私達は社会の中で生きています。人の目の中で暮らしているのです。やはり親である限り「今の親としてのあなたの姿や行動が、どのように人の目に映るのか?」ということを、意識することは大事なこと、だと私は考えています

 小学校受験準備に「溺れてしまう」親達の多くは、自分の姿や行動を、冷静に、客観的に見ることが出来なくなった人達です
 自分の姿・・・人に見られて、どのように人の目に映るのか?ということも、是非ぜひ意識してみてください。

 「幼児教室マナーズ」のホームページが新しくなりました。 是非一度、ご覧ください。 

コメント

小学校受験 - 「教える」ではなく、「考えさせる」を

2016年02月07日 14時38分16秒 | お受験ママへのアドバイス
 小学校受験を考えていますが、何も特別には教えていません、という言葉。
 これは、入会のお問い合わせをいただいた時や、ご相談にみえた時によく聞く言葉です。
 しかし、私はこのお言葉を聞いた時には、必ずこう答えます。「特別に何かを教えようとするよりも、まずはお子様が自分で『考える』という習慣をつけさせてあげてくださいね」と。

 「どうして、おやかんから湯気がでるの?」
 「どうして、蒔いた種から芽が出てきたの?」
 「どうして、積もった雪はお昼になったらとけちゃったの?」

 幸いにも、我が子がこんな暮らしの中の、身近な「?」や「!」に目を向け、不思議を感じた時、決してスルーしてしまったり、面倒がったりしてはいけません。
 そして、もう1点とても大事なことは・・・
それは、ここぞとばかりに、必死に説明をしてはいけない、ということです
 教育的レベルの高い親ほど、こういう時「学術的に、正確に」子どもに説明をします。時には難しい言葉を並べ立て、そしてその難しい言葉の説明を始めてしまいます
 そのうちに、だんだんと真剣に聞くことに疲れてしまい・・・興味を失くしていってしまうのです。せっかく子ども達は「なぜ?」「どうして?」「不思議!」と思ったにも関わらず、親のせいで興味を失くしてしまう・・・
 きっと、こんな経験があるのではありませんか?

 子ども達が「なぜ?」「どうして?」「不思議!」を示した時、親がすべきことは
 「どうしてだと思う?」「本当に不思議だよね。なんでだと思う?」と、子ども自身が『考える』というチャンスを与えてあげることです。そして、子どもがどんなにへんちくりんなこと、突拍子もないことを言い出しても、「・・・なわけないじゃな」とか「何いってんの」のような、ひどい受け答えをしないことです。

 今を生きる子ども達、特に教育的レベルの高い家庭に育った子ども達は、親から与えられる幼い頃から前倒しの知育教育や、教えられて学ぶ家庭教育にどっぷりと浸かっています。そのために、「自分のつたない経験や知識をつなぎ合わせ、あれこれと考える」という素敵な、クリエイティブな作業をあまりしたことがないのです

 考えない子ども、それは自分で何もできない子ども、です
そんな子どもに育てないこと。私立小学校が求めている子ども、社会が求めている立派な子どもとは、「自分で考えられる子ども」であることを忘れずに

 「幼児教室マナーズ」のホームページが新しくなりました。 是非一度、ご覧ください。 

コメント

小学校受験 - 浅はかな親にならないで

2015年11月25日 09時48分52秒 | お受験ママへのアドバイス
 世の中には、人のことを考えない傲慢な人がたくさんいます
受験のような非日常に身を置き、緊張や興奮が続くと、普段ならば見えていることが見えなくなったり、気遣えることが気遣えなくなったり・・・要するに、自制心や理性が働かなくなっている状態では、その人の本性が見えてしまいます

 緊張の中で迎えた面接や考査。
A家では1校の不合格と3校の合格をいただきました。
1校目の合格発表で不合格だった時には、ご両親は奈落の底につき落とされたような気分になりました。この後の受験が、すべてこれと同じ結果になるのではないか、と、どう心を立て直そうとしても、不合格の文字が目の前にチラつきます。
 我が子は何も知らず、健気に、いつものように遊んでいます

 夫婦で話し、お教室の先生ともたくさんお話をして、やっとママのお気持ちは前を向けるようになり、次の学校の考査に向かいます。
 幸いなことに、2校目からは、合格続きで・・・A家のママは、すっかり自分が意気消沈していた時の気分を忘れてしまいました
 複数の合格が、1つの残念な結果を消し去りました。

 これは、素晴らしいこと、ですね。
いつまでも不合格を引きずり、「ああ、どうしてだったのか?私の面接での受け答え?パパの態度?うちの子の小さな声?」etc.etc. そんなことを考えことは、本当に無意味です。
 そんな考えてもどうもならないことをいつまでもしつこと考えるのは、時間の浪費であり、ひたすらマイナスの行為です。
 もちろん、反省すべき点が明らかにあったのであれば(でも、それが合否と関係あるかどうかは、不明ですから)反省をし、前進すれば良いですね

 さて、A家のママ。
あまりの嬉しさに興奮状態。かと言って、「聞いてくださ~い うちの子は、○校にも△校にも、□校にも合格したのですよー、ほーほっほっほっ・・」と、まわりにふれまわけにもいきません。
 だから、今度はネットの掲示板を見て回り、我が家の場合はこんなふうにして・・・合格をいただきました、友人から聞いた話によると、~~した子どもはダメだったらしくうちわるの子は~~して・・・合格をしました」と、合格談を書きまくります。
 頻繁に書き込んだサイトをチェックをしていると、あっちでもこっちでも「知らない人」、それも匿名の人」から「おめでとうごあいます!」と書かれてあります。
 またまた、A家のママは、もっともっと調子に乗ってしまい、今度は不合格だった学校で「ちょっと気になったこと」「少し気に障ったこと」等を書き始めました。
 「・・・そうよ、絶対におかしい!○にも△にも□にも合格だったんだもの。そう、あそこの学校の~~~って、おかしかったわよ、そうよね

 どうですか?
こんなふうに、ネットの中のブログの中に書かれた架空の人物「Aさん」を想像していると、いかにこの人が身勝手で、浅はかで、悲しくつまらない人であるか、がわかりますね。
 一度、A家の受験を、自分の身に置き換えて、考えてみてください。絶対に自分はこういうことはしない1と言い切れますか? そうであれば、安心です。

 受験というものは、笑った人の何倍も、泣いた人がいるのです。
 もし、泣いた人であれば・・腹いせに何かダークな行動に出て、自分の切ない思いに終止符を打つのではなく、転んでもただでは起きない「親の強さと賢さ」を、あらためて身に着けてください。そして、この受験をバネにして、いろいろなことに気づき、次なる精進を初めてください
 もし、笑った人であれば・・・泣いた人がいることを、絶対に忘れないこと。
毎年、合格コレクターのような行為をする人の話を聞きます。体は一つ。何校から合格をいただいても、進学する学校は1校っだけなのに・・・

 親の傲慢さは、そのままで醜い子どのも傲慢さになります。
 ついこの間まで、同じように準備をしていたお仲間達の幸せを祈りませんか?

 中学受験以降は、確かに、問題を解き、点数を採ることで合格に近づきます。でも、小学校受験の合格は、やはりぺーぱーの点数だけではなく、学校との相性やフィット感など、そういう様々なことも感じられたのではありませんか?
 だから、小学校受験の合格とは、勝ち取ったものではなく、与えていただいたもの・・・私は常々、そう実感しています

 いかがでしょう。願書に書いたのではありませんか?「人の痛みのわかる優しい人に育ってほしい」と。
 今こそ、親であるあなたが、人に対して優しい気持ちを向ける時です

 傲慢で、浅はかな親達から発せられる「気」「空気」は醜く、さもしく、恥ずかしいものであることを知ってください

 「幼児教室マナーズ」のホームページが新しくなりました。 是非一度、ご覧ください。 






コメント

小学校受験 - 合格、不合格、で試される親の真価

2015年10月25日 15時33分48秒 | お受験ママへのアドバイス
 受験である限り、合格、不合格はつきものです。
誰だって願書を書いている時には「合格」をイメージし、出願します。
 
 しかし。受験がスタートしてしまうと、あっという間に合否が発表されます。
 その結果がわかるのが、受験のために学校に向かった時から、わずか24時間程度しか経過していないかもしれません。そして、すぐに手続することが求められ、あれよあれよという間に時間が過ぎていく・・・ でも、これは「嬉しい慌ただしさ」ですね。合格だからこそ、手続きもできるわけですから。

 合格があれば、当然、不合格があります。
その発表の方法が「掲示」であれ、「手渡し」であれ、「郵送・電報」であれ、「web」であれ、不合格であることを知った時のショックと落胆は筆舌に尽くしがたい
 私も2人の子どもの母親ですから、我が子が社会人になるまでには、幾度となくこの「合否を迎える瞬間」を経験しました。

 私が受験準備のための幼児教室を開校して、この新学期で23期生を迎えます。ということは、今まで22回、この合否の時期をご両親とともに迎えた、ということです。
 私自身、祈りながら手塩にかけて育ててきた子ども達、サポートしてきたご両親を面接や考査に送り出し、その日、その時間は、ひたすらエールを送ります 
 昔は、今のように「携帯メール」というような便利なツールはありませんでしたので、開校当初は、学校の近所の公衆電話からかけてきてくださる結果のお電話に一喜一憂しました。
 電話の向こうでうれし泣きをし、興奮冷めやらない状況下でいただく合格のお電話・・・ その一方で、声を詰まらせ、嗚咽をこらえて知らせてくださる残念な結果・・・

 今年の神奈川県の考査スタートの日は10月20日(火)でした。
すでに、その夜からwebでの合格発表があり、今も考査は続き、発表も続いています。
 今のあなたが「合格を手中にし、嬉しい気持ちで何となくネットで受験関連のサイトを見ているという方」であるとしても、「悲壮な思いで、東京校の考査まで、何とか気持ちを立て直そうと、今まで見たことのある受験関連サイトを眺めている方」であるとしても、あなたのお子様達、あなたがやってきたことに、何ら違いはなかったのではないでしょうか?受験をされたご家庭のほぼすべてが、小学校受験準備と呼ばれることを経験し、考査を迎えられたことと思います。

 もちろん、家庭それぞれの方針があり、ご自分達が求めた受験準備をされてきていますので、「全く同じ」ではないかもしれませんが、しかし、根っこのところでは、我が子を愛し、その愛する我が子のためにより良い教育環境を与えてやりたい!という強い思いで受験の準備をされてきたことでしょう。
 そして、お子様達もそのご両親の願いとサポートに応え、一生懸命に準備をされてきた・・・違いますか?

 合格であれ、不合格であれ、まず、考査を終えた我が子に対して一番大切にすべきこと、絶対にしなければならないことは「労うこと」でしょう
 それに敢えて書きますが、もし不合格という結果であったとしても、あなたの子どものせいでしょうか?あなたのせいでしょうか?
 いえ、誰のせいでもない
 受験された学校とあなたのご家庭に、「縁」がうまれなかった、というだけです。
「あなたのお子様には問題があります」と判断されたのが不合格、という結果になったなんて思っている方は、まさかいないでしょうね?
 これは、反対も然りであって、合格という結果が「あなたのお子様は非常に優秀なので、合格です」と言われたわけでもない

 不合格の結果を手にしてからというもの、ひたすら不機嫌になったり、悲嘆にくれたりして、まともに我が子に関われない・・・というような、未成熟な親がたくさんいる、というのは非常に残念です
 また、複数校の合格を手にして、すっかり顔が緩み、タイミングが合えば「複数校に合格した」ということを誰かに(特に一緒に受験をしてきたライバル?達に)言いたくてウズウズしている合格コレクターというような浅はかな、こちらも未成熟な親も横行しています

 合否が出たあと、まさに、親としての真価が問われているのだ、ということに気づいてください
 そして、合否の結果が出て以降、一生懸命にがんばってきた我が子不在の数日間を過ごしていないか?がんばってきた我が子に、正しい親としての姿勢で接しているかどうか、をご自分に問うてください


 「幼児教室マナーズ」のホームページが新しくなりました。 是非一度、ご覧ください。 


 

コメント

小学校受験 - 考査を目前に控えて

2015年10月12日 22時46分30秒 | お受験ママへのアドバイス
 小学校受験・・・考査まで、あと〇週間、あと〇日・・・
こうしてカレンダーを眺めながらカウントダウンを始めると、親は、自分で自分を焦らせていきます
 「あと〇週間しかないのに、あれこ、これもしないないといけない」「あと〇日で、これをさせなければ
 そして、思い通りに我が子が動いてくれなければ腹を立て、声を荒げて怒鳴る 必死にサポート、リードをしているのに、我が子が思うような成果をあげないと、泣いてがんばれと懇願する

 こんなことを、他人事として読んでいると「そりゃあごもっとも、親の気持ちはわかるなあ」と思ったり、「そんなに子どもを追い詰める親ってのどうなのかなあ」と思ったり・・・
 そうです、外野として見ているうちは心に余裕があり、正しい判断力を持っているわけですが、自分がその渦中にいると、幼い子どもに対して、多種多様な「愚行」を親はやらかしてしまいます

 子ども達は、みな、がんばってきましたよ
時には、お教室の先生の無理難題に必死に取り組み、ある時には先生の罵倒にも耐えて、怒りが通り過ぎるのを待つ・・・子ども達はみな、受験準備というモンスターに立ち向かうべく、孤軍奮闘をしているのです

 お母さんの緊張を肌で感じ、健気に最後のひと踏ん張りをしている・・・それがこの時期の子ども達です

 これからの時期は、変なカウントダウンをして、自分を追い詰めるのは止めましょう。
それは、自分を追い詰めるだけではなく、当然、子どもにも伝染していくのですから。
 あとはもう一息、祈りの境地で我が子を眺めてきてください

 我が子の正しい成長に感謝し、むしろがんばってきた子ども達に感謝をしましょう それこそが、この時期に一番すべきこと、です

コメント

小学校受験 - 初心に返る最後のチャンス

2015年07月13日 22時49分44秒 | お受験ママへのアドバイス
 初心に返る・・・どんなことに挑戦している時でも、このことは、非常に大切なことです
特に小学校受験準備、幼稚園受験準備に向かっている時には、大抵のご家庭が知らず知らずのうちに「加速度的にのめり込む」「思考停止状態のままで突っ走る」という状態に陥っていきます ご両親共に(ここに祖父母もプラス、という場合もあります)この状態であれば、目も当てられませんが、こんな状態になっているのが親のどちらか一人であれば、もう一方の親が異常に気づき、手綱を引く、ブレーキをかける、ということもできるでしょう。
 でも、実際には、それも難しく、どんどんと親子で泥沼に沈みこみ、窒息の状態で10月、11月を迎えるご家庭が少なくない・・・残念で、情けなくて、悲しくて、お気の毒でなりません。
 毎年、6月後半から8月前半という時期になると、私のホームページやブログの類を読まれたお父様(の場合が多いです)からメールをいただき、「妻の状態が異常に思える。息子(娘)を見ていられない。私が指摘すると、パパは非協力的だとか、受験の厳しさを理解していない、というようなことを半狂乱で叫び、手が付けられない。相談に乗って欲しい」と書いてこられます。その状況・・・容易に想像することが出来ますね。あなたのご家庭は大丈夫ですか?

 このように、どなたかが思い切ってご相談をしてくださる場合にはまだ救われるわけですが、おかしい、おかしいと思いつつも、手を打つ勇気がない・・・とか、さわらぬ神に祟りなしという考えの元、我関せずにして諦める・・・というご家庭も少なくはありません
 もう10年以上前になりますが、懇意にしている小児科のドクターからお電話があり、ある親子を紹介するので、受験までお世話をしてほしい、と依頼がありました。よくお聞きすると、小学校受験準備をされている親子で、お母様が厳しく息子に接するため、子どもは夜尿症になり、チック症状、どもりも出てきている、というのです。
 しかし、もっと深刻なのはお母様のほうで、そういう我が子を受け止められず、一層怒り、ご自分の気持ちをコントロールできなくなっているために、ドクターは精神安定剤を処方した、とのことでした。
 その親子が、「受験準備」という名のもとに、どんなことをされていたのか?という詳しい内容は敢えてご紹介はしませんが、でも、もしかしたら今も「同じような内容の受験準備」をされているご家庭が実際にはあるのだろうなあ、と想像しています

 子どもとは、天から授かった尊い命です
親は、その子を心から愛し、慈しみ、受け止め、受け入れ、成長へと導く、というすばらしい役目があります。
 親のエゴや思い込みで、ミスリードをすることもあるでしょう。そういう行為が愛情だと勘違いし、子どもに辛い思いをさせてしまうとか、悲しいめに合わせてしまう、ということだってあるかもしれません。

 でも、もし、我が子のために小学校受験を思い立ち、受験の準備を始め、今、突っ走っているのならば・・・ほんのわずかでも、心のどこかで「これで良いのかな?」と不安や疑問を抱えているのならば、是非ぜひ、自分にブレーキをかけ、立ち止まり「初心に返って」考えてみてください
 何のために、受験の準備を始めたのか?
 愛する我が子の「素顔」を、心から愛し、慈しみ、受け止め、受け入れているか?
 これが、初心に返ること、だと私は考えています。そして、小学校受験に向かう時には、この時期が、タイミング的に最後のチャンスになると思います。

 私は、決して実行不可能な理想を述べているのではありません。

 ある名門校と呼ばれる高校の生徒のカウンセリングをしていた時、親子関係に悩む何人もの生徒が口にしたこと・・・それは、「お母さんの言うとおりにしてやった。小さな頃から、お母さんの望むようにやってきた。でも、お母さんは、一度も本当の僕を(私を)見て、認めようとはしてくれなかった」

 初心に返ること・・・それは、素顔の我が子を愛してあげること。愛する我が子のために、何をすべきか?を考えることだと思えてなりません。

  バックナンバー 関連記事「ペーパーばばあ、になっていませんか?」  「夏期講習の功罪?」 「ママの顔を鏡に映してみてください」 「焦らない!騒がない!」 「親の品格」 
 

コメント

小学校受験 - 受験準備に「酔う」親子

2015年06月21日 07時00分01秒 | お受験ママへのアドバイス
 絵本を大きな声で我が子に読み聞かせるママ・・・ その声は、比較的すいた車両の中にいる人全員に聞こえたことでしょう
 土曜日、私が自分の教室に向かう朝の時間帯の電車では、紺色の装いに身を包んだ「受験準備中」の親子をよく見かけます。もちろん、私には「それがどういう人達なのか?」「この親子が、これからどんなところに、何をしに向かうのか?」は一目瞭然ですが、週末の朝、品よく装った親子達の姿は、一般的に言えば「かなり奇異な姿」として、人の目には映っているのです。

 いったいこの親子は何なんだろう?
 こんな土曜日の朝早くから、どこに行くんだろう?
 母親は紺色のワンピース姿で、小さい子どもまで、紺色の装い?!

 地方出身の大学生や、首都圏に長年住んでいても、私立小学校というものが身近な存在ではなかった人達には、ただただ、そんな親子の姿は「不思議さん達」以外の何物でもありません。

 ひたむきに受験準備に向かっていることが「普通の生活」になっている家庭にとっては、それこそが普段の生活であり、そういう紺色の世界観も暮らしの中の一部、にすぎないでしょう。
 でも、実際には、そういう姿、世界は、世の中の「極々少数組」なのです。
 
 だから、目立たないようにしましょう、と言うのではありません。我が子を愛し、我が子のために一生懸命に両親が努力をすることは尊いことですからね。
 でも、やはり社会人として「自分達親子が、どのように人の目に映っているか?」は考えなければならないでしょう

 20数年も、大勢の「受験準備をする親子」と真剣に関わってきた私から見ると、「この母親は今、どんな意識で、どんなことを考えながらここにいるのか?」はすぐに見えてしまいます。
 空いた電車の中で、絵本を大きな声で我が子に読み聞かせをしていたママ・・・ この人は、世の中の少数派、私立小学校を目指す自分の姿に酔っていたのです
 だから、まわりの人達が、どう見ても好意的には見えない眼差しで、その親子をチラチラと見ていることにも気づかなかった
 いや、まわりの視線には気づいていたけれども、その視線こそがよけいに、そのママを酔わせてしまったのかもしれませんね

 いずれにしても。
我が子との一瞬、一瞬とは、みなさんが思っている以上に「尊い時間」です 本当に、我が子のことを思い、私立小学校、国立小学校を志望することを決断され、準備を始めたのならば、「紺色の世界」に酔ってはいけません。
 それが小学校であれ、中学であれ、高校であれ、大学であれ、企業であれ 試験に向かう、ということは、その学校、企業に「真摯に向き合う」ということです。そのことを忘れてはいけません

 朝の電車の中で、大声で読み聞かせをするママも、ぐじぐじと朝食や身支度の遅さの文句を言い続けるママも、電車に乗った瞬間からスマホをだし、時々我が子のお行儀を注意しつつも、決してスマホから目を離さないママも・・・ やっぱり、もう一度考えましょう。「教育とは何なのか?」



 「幼児教室マナーズ」のホームページが新しくなりました。 是非一度、ご覧ください。 
 受験準備に酔うことも、受験準備に翻弄されることも、いずれもみにくく、悲しく、そして滑稽な姿であることを忘れずに

コメント