戦後演劇界を代表する劇作家、演出家のつかこうへい(本名・金峰雄=キム・ボンウン)さんが、10日午前10時55分、肺がんのため千葉県鴨川市の病院で死去していたことが12日、分かった。62歳。葬儀・告別式はすでに近親者で済ませた。
1982年の映画「蒲田行進曲」(監督・深作欣二)に主演した風間杜夫(61)、松坂慶子(57)、平田満(56)も、つかさんの訃報に驚きを隠せない。同映画は配収17億6000万円を稼ぎ、映画各賞を受賞。3人の出世作となった。
銀四郎役の風間は「今はまだ、とても信じたくない。入院されたことは知っていたが、人一倍、いや百倍二百倍ものエネルギーを持っている人なので、必ず元気な姿を見せてくれると確信していた」とコメント。小夏役の松坂は「映画『蒲田行進曲』は今でもたくさんの皆様から愛されている、私にとっても宝物のような作品です。もの作りに携わる人間として、熱い思いを忘れずに生きたい」。また、ヤス役の平田は「今は何を申し上げてよいか言葉にならない状態です。大きな存在をなくしてしまったとしか言いようがありません」と悼んだ。
◆阿部寛(俳優・「熱海殺人事件」に出演)「厳しい中にも、常に役者への愛情が満ちあふれている方でした。20代の後半に、つか先生に出会え、役者として生きる自信を教えていただきました。できれば、あと一度だけ、先生の舞台が踏みたかったです」
◆石原さとみ(女優・「幕末純情伝」に主演)「つかさんと過ごした日々で楽しくない日なんか一日もなかった。毎日が楽しかった。つかさんの声を、顔を思い浮かべるだけで涙が出ます。『2年後にさとみとやるものを今考えているんだよ』と電話口で笑いながら話してくれました。もう大好きな人を失いたくありません」
◆内田有紀(女優・「銀ちゃんが逝く」などに出演)「まだ20代だった私も負けてしまうくらいの生命力を体中から発して演出してくださったつかさんが亡くなったことが、まだ信じられません。女優である前に一人の人間であることを演出を通して教えていただいたことに深く感謝しております」
◆富田靖子(女優・「飛龍伝’90」に主演)「つかさんに初めてお会いしたのは、20年前の今頃だったと思います。つらくて、楽しかったけいこの日々。絶対にあの頃の気持ちを忘れません」
引用元:Yahoo!JAPANニュース
1982年の映画「蒲田行進曲」(監督・深作欣二)に主演した風間杜夫(61)、松坂慶子(57)、平田満(56)も、つかさんの訃報に驚きを隠せない。同映画は配収17億6000万円を稼ぎ、映画各賞を受賞。3人の出世作となった。
銀四郎役の風間は「今はまだ、とても信じたくない。入院されたことは知っていたが、人一倍、いや百倍二百倍ものエネルギーを持っている人なので、必ず元気な姿を見せてくれると確信していた」とコメント。小夏役の松坂は「映画『蒲田行進曲』は今でもたくさんの皆様から愛されている、私にとっても宝物のような作品です。もの作りに携わる人間として、熱い思いを忘れずに生きたい」。また、ヤス役の平田は「今は何を申し上げてよいか言葉にならない状態です。大きな存在をなくしてしまったとしか言いようがありません」と悼んだ。
◆阿部寛(俳優・「熱海殺人事件」に出演)「厳しい中にも、常に役者への愛情が満ちあふれている方でした。20代の後半に、つか先生に出会え、役者として生きる自信を教えていただきました。できれば、あと一度だけ、先生の舞台が踏みたかったです」
◆石原さとみ(女優・「幕末純情伝」に主演)「つかさんと過ごした日々で楽しくない日なんか一日もなかった。毎日が楽しかった。つかさんの声を、顔を思い浮かべるだけで涙が出ます。『2年後にさとみとやるものを今考えているんだよ』と電話口で笑いながら話してくれました。もう大好きな人を失いたくありません」
◆内田有紀(女優・「銀ちゃんが逝く」などに出演)「まだ20代だった私も負けてしまうくらいの生命力を体中から発して演出してくださったつかさんが亡くなったことが、まだ信じられません。女優である前に一人の人間であることを演出を通して教えていただいたことに深く感謝しております」
◆富田靖子(女優・「飛龍伝’90」に主演)「つかさんに初めてお会いしたのは、20年前の今頃だったと思います。つらくて、楽しかったけいこの日々。絶対にあの頃の気持ちを忘れません」
引用元:Yahoo!JAPANニュース