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映画「SP」は2部作に ハリウッドからVFXスタッフも参加

2010年04月19日 18時00分17秒 | 日記
 平成19年冬にフジテレビ系で放送された連続ドラマ「SP」の映画版が2部作になることが19日、分かった。東京都千代田区の帝国ホテルで行われた製作報告会見で明らかになったもので、大規模テロのアクションシーンのため、「エイリアン2」「ターミネーター2」でアカデミー賞視覚効果賞を2度受賞しているVFXコーディネーターのロバート・スコタック氏が、ハリウッドから参加していることも発表された。

 映画「SP ザ・モーション・ピクチャー」(波多野貴文監督)の製作報告会見には、主演の岡田准一(V6)や堤真一、真木よう子らが登壇した。岡田は準備期間も含め10カ月間かかわり、カリと呼ばれるフィリピン武術を習得し、スタントも一人でこなした。

 「日本のアクションでやらないことをやろうというのが始まりで、限界に挑戦した。激しいことはやりたいが、けがをしたら終わってしまうので、ギリギリのところで撮影に臨んだ」と意気込みを語った。

 19年11月からスタートし、平均視聴率15・4%をたたき出したドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」は、岡田が演じる予知能力を持つSPの井上薫を主人公に、テロリストとの戦いを描いた。2年前にはスペシャル版が放送され、ラストで反響を呼んだ謎が映画版で明かされていく。

 映画版第1弾の「野望篇」(10月20日公開)は東京・六本木での市街戦などアクション場面があり、公安の目をかいくぐり不穏な動きを見せる与党幹事長(香川照之)が登場。続く「革命篇」は来年春に公開される。

 ロバート・スコタック氏は「今はCGが多いが、岡田は自らスタントをこなしてくれて、リアルな仕上がりになり助かった」と述べ、似た役者に「エイリアン2」のシガーニー・ウィバーを挙げた。

 岡田は「四係全員が戦う場面があるので楽しみにしてください」と見どころを語り、亀山千広プロデューサーは「テレビシリーズのときからスタッフ、キャストの熱意がすごくて、映画化を決めて2時間で収まるかと思っていたが、さらにスケールアップ、謎に謎を広めていくにあたり2部作になった。ハリウッド級のVFXで、映画ならではのスケールを実現したい」と意欲を見せていた。

 撮影は昨年9月にクランクインし、今年4月にクランクアップ。映画「少林少女」で監督補を務めている波多野監督は、ドラマ版で演出をしているが、今回が映画初メガホンとなる。(伊藤徳裕)

引用元:Yahoo!JAPANニュース