文楽協会の西口事務局長が30日付で辞任 大阪市の橋下市長とせめぎ合い
産経新聞 6月30日(土)0時33分配信
文楽協会(大阪市中央区)の西口一男事務局長(61)が30日付で辞任することが29日、分かった。文楽協会をめぐっては、補助金を削減する方針を示した大阪市の橋下徹市長との間でせめぎ合いが続いているが、協会は辞任の理由について「一身上の都合」と説明。西口事務局長は「責任を果たしきれず、力不足を感じている」と話しているという。
西口事務局長は大阪市職員OBで、昨年4月に文楽協会へ“天下り”していた。後任は大阪府職員OBで、文楽協会次長の三田進一氏(62)に決まった。
橋下市長は昨年12月の就任当初から、特定の文化団体への補助金見直しを指示。文楽協会については、今年度本格予算案で前年度から25%カットされていた。
引用元:Yahoo!JAPANニュース