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原由子、15年ぶり著書で綴った激動の4年間

2013年05月01日 06時01分03秒 | 日記

原由子、15年ぶり著書で綴った激動の4年間

サンケイスポーツ 5月1日(水)5時0分配信

 サザンオールスターズのキーボード奏者、原由子(56)が21日に15年ぶりの著書「あじわい夕日新聞~夢をアリガトウ~」を発売することが30日、分かった。2009年のソロ活動から、夫の歌手、桑田佳祐(57)の食道がん、東日本大震災を経て、音楽の力を再認識するまで激動の4年間を綴った1冊。どんなことも前向きにとらえた原の温かく優しい言葉は、多くの読者の心をホッコリさせてくれそうだ。

 原が、ベストセラーとなった1998年の自伝的エッセー集「娘心にブルースを」以来15年ぶりに著書を発売する。

 「あじわい夕日新聞~夢をアリガトウ~」(1575円)は、彼女が2009年4月から今年3月まで朝日新聞夕刊で連載した人気コラムの書籍化。仕事や日常で感じたことを、原らしい温かい視点で綴った1冊だ。

 連載開始の09年といえば、原と桑田が所属するサザンオールスターズが活動休止を発表し、各自ソロ活動に専念していた時期。原も12年ぶりのソロシングルや19年ぶりのソロ公演など充実の日々を送っていたが、10年7月に桑田が食道がんを患っていることが発覚。原の献身的なサポートもあり、桑田は半年後に復帰したが、今度は東日本大震災が発生した。

 震災を受け、所属事務所の面々と被災地支援プロジェクト「チーム・アミューズ!!」を結成した原は、チャリティーソングに参加して歌の力を再認識。同書では、そんな激動の4年間を、原自身も音楽に助けられながら乗り越えていく姿が、優しい文体ながら力強く綴られている。

 11年9月、被災地・宮城セキスイハイムスーパーアリーナでの桑田の復帰ライブに触れた文章では「色々とこっそり心配していた私でしたが、手術前よりパワーアップした歌声に安心しました」と当時の心境を吐露。

 「手術後、まずはレコーディングを中断したアルバムの完成を目標に頑張った事、アルバム完成後はライブで歌う事を目標に頑張った事、大震災後は体力の戻り具合と相談しながら何が出来るか考えてやって来た事、色々な事が走馬灯のように頭の中を駆け巡りました」とも振り返った。

 ほかにも声がコンプレックスだった原が、桑田の「リードボーカルとして歌ってみれば?」というひと言で克服できたことなども告白。今回の書籍化にあたり、新たに4本のコラムも追加した。

 夫の桑田も、同書に後書きを寄せるなどしてサポート。原の音楽に対する真摯な姿勢や、人間としての芯の強さ、そして仲むつまじい夫婦生活の一端が垣間見える1冊になっている。



引用元:Yahoo!JAPANニュース