マイナス金利で景気はよくなる？

マイナス金利が導入された

聞き慣れないマイナス金利

こんな制度ははじめての経験

マイナス金利ってどんなもの


これは私たちが銀行に預けるお金の
利息がマイナスになるのではなく

金融機関が日銀に新たにお金を
預ける場合に一部がマイナス金利となる

金融機関が日銀に預けるお金が
マイナス金利になるとどうなるのか


日銀とは日本銀行

つまり銀行の銀行

これまで金融機関は金融緩和で
溢れたお金を日銀に預けていた

これまで日銀の利息は年率0.1%

ところがマイナス金利導入によって
利息は年率マイナス0.1%に

つまり金融機関は日銀にお金を預けると
お金がどんどん減って行くことになる

金額も大きいために目減りも大きい

つまりお金を動かさない
金融機関へのペナルティー

これによって金融機関が企業や個人住宅への
貸し出しを活発化させるのが狙い


だから銀行の利息は減っても個人の金利は
マイナスになることはない


例えば大手銀行やゆうちょ銀行では
１０年定期預金が年率0.025%に
これは10万円預けて利子は年25円
普通預金では年率0.001%
10万円預けて利子は年1円

生命保険の保険料も上がるかも
退職金などによる一時払いの
死亡、年金、学資保険などは
１ヶ月毎の保険料の見直しがあるため
早く上がる可能性があるかも
毎月、保険料を払う保険については
マイナス金利の長期化で保険料が
上がる可能性が大きい

こうなると銀行に預けるよりも
投資信託などに預けようと思う人が増える

MMFなど国債などで運用事実上
国内での受け付け停止に

他の投資信託や外貨預金などは
手数料が取られ元本割れのリスクも大きい
よく考えて自己責任で余裕のあるお金でしよう



住宅ローンの金利の引き下げ

新規のローンの引き下げの動きがある
また、この機会に借り換えの場合も
手数料や返済期間などから比較して
損のないようにしたい

また金利が低いからといって変動金利に
した時にも金利が上がるリスクを考慮して



このマイナス金利政策で景気はよくなるのか

はじめての試みに戸惑いを感じる

昨年末のGDPはマイナスだ
個人の消費も下がっている
輸出量も減っている

そしてマイナス金利発表のあおりを受けて
円高、株安と不安材料が増している

国民の意識が更に節約に向きかねない



とにもかくにもカギは賃金値上げ

収入が増えなければ個人消費は活発化しない


企業が抱える現金や預金はおよそ250兆円

個人のタンス預金はどんどん増えるだろう



余裕のある企業は積極的に賃金値上げを

余裕のある家庭も積極的消費を

日本の中にお金が循環するように

賢いお金の使い方を

賢い積極的消費を



(○´∀｀○)



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